2007年6月30日土曜日

ウメ星デンカ

昨日のが濃すぎたので、ちょっとだけ戻してみます。

ウメ星デンカ

藤子・F・不二雄



200706291



ウメ星デンカは、ドラえもんがはじまるちょっと前の作品。



私たち、ドラえもんで育った世代では、子供のころ、広告とかで見かけるため、タイトルは知ってるけど、内容はよく知らない。どんな作品なのか知ったのは、ずっと後になってからでした。80年代の藤子ブームで、なんだかんだやたらと虫干しなのか、過去の作品までひっぱりだされて・・・みたいなかんじで。



タイトルの読み方は「うめぼしでんか」なんですが、小学生のころ、これを知ってて、引きずられてしまったのか、「うるぼしやつら、というマンガがあってさぁ~」と言ってしまった人がいました・・・ご愁傷様。





アニメ映画では「パンパロパン」でしたが、マンガは、「パンパカパーン」ですね。これって、横山ノックのギャグなんでしょうか?



200706292




別にこのマンガにでてくるキャラの髪型で思い出したわけではないのですが・・・



今週、BSアニメ夜話をやってましたよね。


岡田斗司夫がやせてるのはもういいとして、今回気になったのが、頭髪の分け目。頭皮の色艶がなぜか気になりました。どうでもいいか。



(2007/6/30 それ系で思い出したので追記)



今回のBSアニメ夜話で「母をたずねて三千里」をとりあげた回にて。



里匠(さと たくみ)という芸名みたいなNHKアナウンサーがいて、晩年のフレディ・マーキュリーをなんとなく思い起こさせるところがあるのですが、その彼と、ゲストの山咲トオル、その二人が熱心に会話を交わす場面。



その途中で、一瞬だけ、なぜか微笑ましい表情をする岡田斗司夫のシーンが挿入されました。



こっ、このシチュエーションは、なんなんだ!?
そうだったのかーーー(笑)



ものすごく想像力が掻き立てられました。



BSアニメ夜話の番組編集担当者が、モンタージュ理論なら俺たちだって知ってるよ、という意味で意図的に行われたものでしょうか。それとも、本当に・・・?!



別にそっち系には興味がないのでやめておこう(笑)。







今日、なんとなくハードディスクのすみに音楽ファイルがあれこれ埋もれていたのを発掘してしまい、懐かしい気分で聞いてたら、偶然、「ワるきゅーレ」の♪ぱんぱかぱーん・・・な曲もでてきました。
そのあとカウボーイビバップのOSTもでてきて、それにつられて、今さっき、DVD見てたところ。Jupiter Jazzとか・・・



宇宙の話?!で最初と最後がつながった!?



2007年6月29日金曜日

劇画 毛沢東伝

昨日までのコロコロ伝説で、藤子A先生の成分が不足気味なので、それを補うために、こんな作品をば・・・



劇画 毛沢東伝
藤子不二雄A



200706281



何年か前に復刻版としてこれがでて、コレクションしとかなきゃ、みたいな感じで買いました。



中国の人(←広島県出身者にあらず)に、「日本にはこんな漫画があるんだよ」と言って見せたら、おぉ~すごい~とビックリしてはもらえましたが、彼はなんか毛沢東のことが嫌いみたいなそぶりでした・・・(文化大革命のことかなぁ?)



ちなみに、「もうたくとう」は明らかに日本語読みで、本当は「まおつーとん」みたいな発音らしいです(彼におそわったのではなく、昔、英会話の教材で覚えた)。





とにかく絵柄が強烈すぎます。
200706282



A先生のブラックユーモア系の作品も、児童マンガとはまるで違った趣がありますが、あれよりも、かなーり極端、いくところまでいってしまったというか、独特の味わいです。
子供のころ、こんな絵では読む気にもなれなかったでしょうが、すっかりオトナになった今では、すんなり受け入れることができます。
子供のころ苦手だった酢の物とかシメサバとかが、今では大好物になった、そんな感じでしょうか。



(実は、子供のころ、コロコロコミックで読んでた怪物くんの絵が、苦手だった・・・)





「毛沢東伝」という作品があること自体は、子供のころから知ってました。たしか最初に知ったのが「コロコロコミックデラックス ドラえもん 藤子不二雄の世界」という本でした。



そのときは、ドラえもんを描いてる藤子不二雄先生は、毛沢東の漫画も描いたんだぁ~ みたいに、すっかり二人で合作してるんだと思い込んでましたので、関心しちゃってました。



やっぱり、あんだけ絵が違うってことは、二人別々に描いてたわけですよ。





子供のときに読んだコロコロコミックで、藤子不二雄先生が中国に旅行に行った、という漫画を読んだ記憶があります(その中で毛沢東についても触れられてたような・・・)。

その漫画の中で、中国では治安がよくてホテルの部屋に鍵をかけなくても大丈夫、みたいなセリフがあったことを、なぜか覚えています。
30年だった今では、ぜんぜん違うんでしょうね・・・





今、「コロコロコミックデラックス ドラえもん 藤子不二雄の世界」をパラパラと見てたんですが、「ドラえもんの仲間たち」という見開きページがすごい。1回しか登場しなかったマイナー・キャラまでが、せいぞろい(笑)。
「キイちゃん」ってどの作品だったっけ? あれ、でも、これって「魔太郎がくる」に出てきたキャラじゃなかったっけ?



2007年6月28日木曜日

コロコロ伝説vol.2を読む

とにかく、一応、読んでみたのですが、う~ん、ちょっと不満。



1979~1980年というのは、まさに私のコロコロコミック時代と重なるときで、とっても期待してたのですが、ちょっと過剰に期待しすぎてたのか、いまひとつな感じ。いいもの見せてもらったよ、っていえるような感想は出てきませんでした。



■ 新オバケのQ太郎 (藤子・F・不二雄)



先月のvol.1のほうがおもしろかったなぁ。



「コップヌードル」はイイ。子供がダンプカーにひかれそうになったところを、Qちゃんに救ってもらい、そのお礼にと、コップヌードル(ようするにカップヌードル)をダンボール1箱もってきたお母さん・・・あなたの常識に脱帽。もしくはQちゃんの心を読みすぎてて怖いかも。



「ふとんゲーム」たったの6ページの作品。ちょっとひねりがたりないかな。



「兄としてがんばらなくっちゃ」は・・・最後、これでオチてるんでしょうか? 欄外のあおりどおり、ここは、ドロンパに注目するのが正しい読み方なんでしょうね。




200706271
そろそろオバQのコミックス、文庫版でいいから、出してくれないものだろうか。


■ ドラえもん (藤子・F・不二雄)



「キングコングだぞ」、「パパもあまえんぼ」の2話を収録。どっちも、コミックスで読めますよね?
「パパ~」の最後の1コマが最高にいいですね。あえて、ドラえもんは後頭部だけってところが、非常にいいです。ドラえもんがあまり活躍しない話は、感動の名作が多い、っていう法則があるかと思いますが、それに通じるところがあります。アニメも大山さんがしゃべらないときは(以下省略)




■ パーマン (藤子・F・不二雄)



「はじめましてパー子です」で、パー子が初登場。パー子と呼ばれて、怒ってますね。そうだったのかぁ。



「水爆とお月さま」。そういう時代の作品ですか。2話とも、ずっと古い時代の作品で、時速91キロだったりします。



個人的に好きなパーマンは、炭鉱の落盤事故にあう話です。







■ ドラQパーマン (藤子・F・不二雄 & しのだひでお)



もう今の常識ではほとんど信じられないことですが、絵を描いてるのが、F先生じゃない・・・絵が似てればまだ許せるのですが、これはねぇ、ありえないレベルですよ。
ネームはF先生だと言ってるのですが、ほんとかなぁ?


このへん、ひどいなぁ。
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ドラえもんが、タケコプターなしで空を飛んでるよ・・・



こっちにも、みっとない作画ミス。



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左スミは、メガネをかけているので、たしかに、のび太のようですが・・・



そのほかのコマでは、その模様の服を着てるのは、オバQの正ちゃんじゃないですか!?





200706274







■ ゲームセンターあらし (すがやみつる)



どうやら今回のvol.2の目玉は、「ゲームセンターあらし」ということにしたい雰囲気がしているのですが、復刻版も出てるし、あまり貴重さもないし、わざわざ今ごろになってコロコロコミックとして復刻させてもなぁ、ってかんじ。



ただし、今回収録された話は、なかなかドラマチックでいい作品です。コンピューターの誤動作で核ミサイルが発射された・・・2000年問題を思い出させるような展開ですが、あのころは、2000年問題なんて知られてなかったですよね。



なんとなく映画の「ウォーゲーム」も思い出したのですが、この作品とどっちが先なんでしょうか。あらしもトンデモ系ですが、「ウォーゲーム」もトンデモな作品でしたね。



なお、ゲームセンターあらしの新作書下ろしが、秋に発売されるコロコロ伝説に収録されるそうです。じゃ、買うか・・・


■ ミラ・クル・1 (藤子・F・不二雄)



コロコロコミック月刊化を記念して連載スタートした作品だそうで、いろいろと期待がされていたと思われますが・・・正直、あまりぱっとしない作品ですね。けっこう短い期間で終了してますし、単行本が1冊だけ。それもFFランドですか!今はもうほとんど読める可能性ないじゃん。



たくさんある藤子F作品から、少しずついろんな要素を抜き出してきて、シャッフルして、新作にしました、みたいな感じがしてしまいました。数学の用語を借りて表現すれば、線形従属ってかんじ・・・ 独立ベクトルがない。この作品固有のアイデアってのがねぇ、なんだろう。UFO?


■ コミック超伝説 コロコロ熱筆突撃隊 (たかや健二)



「プラコン大作」という作品を描いていた人だそうですが、すみません、そのときはもうコロコロを卒業していて、知りませんでした。



今回のための、スペシャル書き下ろしだそうで、これはこれでなかなか面白いです。
1983年ころの「まんが道」「トキワ荘」的な匂いがぷんぷんしてて興味深いです。



■ あさりちゃん (室山まゆみ)



すごいですねぇ、単行本が今では83巻だそうで。



現在の絵が!!!ぜんぜん違う(笑)。


■ 金メダルマン (勝木一嘉)



結局、付録のコミックスのほうの第1話「金メダル先生」と、本誌に収録された「金メダルまんが家」の2本が、懐かしくてよかったなという感じ。



「金メダルまんが家」では、子供のころ読んでいた懐かしのオバQが、たまたま買ったコロコロコミックに掲載されているのを発見して感激する、というシーンが印象に残っています。



ええ、オトナになってもドラえもんを読んでいるとは、30年前にはまったく想像もしてませんでしたよ。



ところで、やっぱり「金メダルマン」はコミックスになったときにつけられたタイトルで、雑誌掲載当時は、毎回タイトルが職業にあわせて変化してたそうです。



■ アカンベー (方倉陽二)



昔、このマンガ、おもしろいとおもってたんだけどなぁ・・・


■ ザ・ゴリラ (坂丘のぼる)



一時期、この作品と、「ドーベルマン刑事」を混同してました。



似てるといえば似てるけど、やっぱりあんまり似てない。






■ おじゃまユーレイくん (よしかわ進)



エッチ・マンガ。



以上。



懐かしいです。実は好きな作品でした。



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■ ケンカばんばん (のむらしんぼ)



かすかに記憶に残ってるのですが・・・



どうせなら、同じ作者の「とどろけ!一番」のほうを読みたかったです。復刻版が出てたような気がするので、読もうと思えば読める可能性がまだ高いのにたいして、「ケンカばんばん」は単行本化されていないそうなので、この作品選択は、結局は正解・・・なのか?!



「とどろけ!一番」、買っておけばよかった・・・



■ 名たんていカゲマン (山根あおおに)



またしても・・・
昔、このマンガ、おもしろいとおもってたんだけどなぁ・・・
なんですが。



ぱっとみて思うのが、絵が白い。白いなぁ。背景の描きこみ、ほとんどないし。
スクリーントーンも使ってない。と思ってコロコロ伝説を見直してみると、スクリーントーンを使ってない作品、ちらほらありますね。


■ 飛んでけ!エアロ (田仲哲雄)



この作品、知りませんでした。



この漫画家さんは、元パイロットだそうで、かなり異色ですね。


■ 怪奇!口裂け女 (細井雄一)



懐かしいです。でも、今回読んでみて、
昔はもっと怖いと思ったんだけどなぁ・・・と。またしても。



やはり、記憶というのは勝手にどんどん美化されていってしまうものですね。



懐かしい過去の記憶は、掘り起こしたりせずに、そのまま封印したままにしたほうが、いいのかな。




今回、なんで載ってないんだよ~と思った作品。

とどろけ!一番



これから動物園



釣りバカ大将

・・・それと、藤子A先生の作品。怪物くんとか。



A作品は、徹底的に無視ですか?!と思ったら、vol.7に「ビリ犬なんでも商会」が収録されるらしいです。微妙だ・・・


■ 過去記事










2007年6月27日水曜日

きのうpochiが(BlogPet)

きのうpochiが、作品っぽい録画しなかった。


*このエントリは、ブログペットの「pochi」が書きました。

「ゲームセンターあらし」と「金メダルマン」

コロコロ伝説vol.2についてるコミックス2冊、「ゲームセンターあらし」と「金メダルマン」を読んでみました。



200706261



■ ゲームセンターあらし



あらし、あんた、ゲームセンターでゲームやってないじゃん・・・



あの当時、ゲームセンターに行くのは不良、小学生はゲームセンター禁止、・・・そんなふうになっちゃってたんですよね。だから、小学生なあらしも、一応、作品中ではそういった社会ルールをきちんとまもってます。



でも、たしか、原稿紛失で、コミックスに未収録になっている幻の第1話というのがあって(復刻版のほうには、雑誌から復元されたものが収録されています。それに、もっと昔には、PDF形式かなんかで、ニフティでオンライン販売されてたこともありました)、それでは、ゲームセンターでやってたような・・・復刻版は実家においてあるので、今は確認できません。



今回のコミックスは、てんとう虫コミックス第1巻を文庫サイズで復刻したものですが、おどろくことに、6話あるうちの、スペースインベーダーで5話も、最後の1話だけがギャラクシーウォーズと、当時のインベーダーゲーム・ブームのすごさが、このあたりからもわかるんじゃないでしょうか。当時を知らない若い人には、信じられないでしょうね。日本中でインベーダーゲームで100円玉を大量に使うもんだから、100円玉不足になったとかいう噂(本当の話?)もあったくらいで・・・



○ 必殺! つるぎの舞い



大文字さとる、登場。彼のもっているマイコンの名前が、ORANGE Ⅱ。もちろん、元ネタは、APPLE Ⅱ。
絵の中では、にくいことに、Ⅱを、 ][ と表記してます。


○ ウルトラスペシャル 月面宙返り



月影一平太が登場。一平太がインベーダーのもじりだということは作品中で触れられていますが、元ネタ(?)に月形半平太というのがあるのを知ったのは、ずっと後のことでした。



全日本インベーダー選手権なるものが開催され、日本全国から選手が参加するのですが、そのへんは、包丁人味平が思い起こされます。


○ ビッグコンピューターをやっつけろ!



ゲームセンターに出入りできない小学生のあらしが、「マイコンショップ バイト」でゲームをやってます。そのマイコンは、特徴的な形をした、あのPET2001ですね。



納戸博士、助手の安藤さん、プログラマーの能登さん、この人たちの名前の元ネタが、NAND、AND、NOTだと知るのは、ずっとあとのことでした。



さとるが作ったゲーム、海賊インベーダー“パイレーツ”。「いかにあらし君といえども勝てるわけないっ!」とか言っちゃうんですが、あんた、ゲームバランスってもんがあるでしょう・・・勝てないんじゃゲームにならない・・・



結局、ヨガの水魚のポーズで勝っちゃうんですが・・・ぎゃふん



○ “秘伝”ケン玉昇り竜



棺おけのなかにインベーダーゲーム、それで賭けをする。一勝負1000円、勝てば1万円。



その賭けをやっているのが、プロのインベーダーボーイ第1号、剣野玉三郎。つまり、プロ・ゲーマーですか。韓国よりも先に、日本にプロ・ゲーマーがいたとは。



玉三郎の妹のナナ子ちゃん。秘伝ケン玉昇り竜を披露するシーンで、ちらりと見えるパンツがツギハギだらけで涙をそそる、って、昔だれかが言ってました。



○ 激闘!!巨大マシーン



今度の戦いの相手は、ラム&ロム兄弟。ロックミュージシャンなんだそうだ。



元ネタがRAMとROMだとは、あのころはまだ知らなかったかな。


○ 血戦!! ギャラクシーウォーズ



嵐の中、怪我をして頭から血を流しながらもゲームを続行するあらしの姿に、そのゲームを観戦していた人たちもひきこまれ、その「ありえねーよ」な、あまりにも超・熱血ぶりに、読者もひきこまれます。



このゲーム、33面でGIVE UPになるっていってんですが、33というコンピューター的にはものすごく中途半端な数字が気になりました。





先日、ディスカバリーチャンネルで「ビデオゲームの歴史」という番組を見たのですが、なかなか面白かったです。うーんまあそういう見方もあるかな~、ってかんじのするところもありましたが、世界初のコンピューターゲームから、日本での状況とアメリカでの状況、いろいろ交えながら、歴史を振り返るもので、復習するにはちょうどいい感じでした。



ひとつ気になったのが、初期のゲームには、ハードウェアの制限のために、ゲームにはストーリーというものがない、と言い切ってたこと。そう、たしかにゲーム自体には付随するストーリーというものがなかったかもしれないけど、日本には、この「ゲームセンターあらし」があった。単なるゲームに、漫画という表現手法を用いて、ストーリーをつけてゲームの魅力をより深いものにした「ゲームセンターあらし」は、当時のゲーム業界に多大な貢献をしたのではないでしょうか。 ・・・てなことがどっかの解説に書かれていたような気がしますが、同意します。







200706262



■ 金メダルマン



異色ですねぇ。現代ではもう見かけないタイプの作品。「すすめパイレーツ」っぽい雰囲気がしました。



モントリオール・オリンピックで金メダルをとった、という設定になってるんでしたっけ?



金メダルをネタにしてストーリーをつくるっていう発想が、なんともユニーク・・・と思ったのですが、「金メダル兄弟」を読んで、そうか、と納得しました。1980年、モスクワ・オリンピックがあったんですね。それで金メダルなのか・・・ 日本はボイコットして不参加でしたが・・・ みんなオリンピックにのりのりな気分になっていたところ、オリンピック直前になってボイコットしたんでしたっけ?
こぐまのミーシャってアニメがありましたねぇ。



金メダルをネタにしてストーリーをつくりつづけるのも、かなーり難しかったようで、途中から、金メダルなんて、あんまり関係ないじゃん、という話になってしまってますね。残念。



子供向けマンガにはなってますが、どうも、もうちょっと上の年代にうけそうなネタを、なんとかがんばって子供向けに手直してる、って感じがしました。
あちこちで、これって何かの元ネタがあるんだろうな~ってのがあるのですが、いまひとつよくわかんないのがちらほらとあって、ものすごくもどかしいです。
時事ネタではないと思うのですが。
そういえば、このまえNHKで放映してたテニスの王子様をなんとなくみてしまったのですが、「いってよし」というセリフが連発されてて、痛いなぁと思ってしまいました。


(2007/6/30 追記)



金メダルマンの沢田というキャラが、沢田研二だったというのを、コロコロ伝説本誌のほうを読んでやっと気がつきました。子供のころは気がついてたんだろうなぁ・・・
2~3年前にテレビで見たすっかり変わった沢田研二の風貌が・・・



さて



付録コミックスのゲームセンターあらしのP.25の、1段目のコマで、さとるがプログラミングしてる(?)のですが、マイクが描かれています。あれはマイコンじゃなくて、アマチュア無線(ハム)ですよね。



1970~80年初頭ころ、創成期のマイコン・ファンの中には、もともとハム愛好家が多かったそうです。ハムをやってる人たちは、自分たちでアンテナを作っちゃったり、アンプも自作しちゃったりで、電子回路について高いレベルの知識を持っている人たちがいました。おもいっきりアナログ回路な無線機に比べて、マイコンのデジタル回路(先にでてきた、NAND、NOR、AND、OR、NOTなどの論理ゲート素子など)は、いいかげんに作っても動いてしまうので(←比較的に・・・ですよ、一応)、簡単に、マイコンの世界にも進出していけた、と聞いています。



すがや先生と私は、出身地が同じで、高校も同じところなのですが、それで勝手に親近感を覚えてたりします。すがや先生の出身高校の近くに、スガヤ無線という、無線とパソコンなどを扱ってるお店があって、「あれって、すがやみつるの実家?」と、当時、高校の同級生に聞いたら、関係ないんだってよ、って言ってたけど・・・



スガヤ無線は、オリジナルのパソコンソフトを作って雑誌Oh!MZに広告を出してたりしました。実は今でもあるらしく、業種はかなり変化してるようです。


それと、「アーケードゲーマーふぶき」は・・・まあ、やめておこう(笑)。


(2007/7/16)



幻の第1話を読み直してみました。

フィーバーまんが!!
ゲームセンターあらし



ゲームに賭けた男一匹ド根性!



ゲームの鬼 すがやみつる

冒頭では、あらしが、ゲームセンターで、中年男性と勝負をしています。ゲームは、「ブロックくずし」でして、インベーダーゲームより前の時代だったのでした。



当然ながら、かぶっている帽子はインベーダー・キャップではなく、アポロ・キャップ。



そのゲームセンターで、大文字さとると出会い、あらしとさとるが、ブロックくずしで勝負をしています。勝負で使ったブロックくずしは、さとるが改造したものですが、実際にさとるもゲームをプレーする点が、後のインベーダーゲームを使った勝負とは少し違っています。









■ 過去記事





2007年6月26日火曜日

熱血!!コロコロ伝説 vol.2

さて、vol.2が出ました。



熱血!!コロコロ伝説 vol.2
命をかけて戦うぜ!!



200706251



ところで、いきなり、やばいです。
前回vol.1を買った本屋、vol.2が1冊しか売ってませんでした。
たしかvol.1は2冊売ってたはずなのに。
そして、vol.1が1冊だけおいてありました・・・



(本屋さんの心の声) 『1冊しか売れなかったから、今回は1冊でいいか・・・』



来月7月25日発売は、vol.7 1989・1990です。えっと、たぶん、というか、確実に、vol.7は、買わないです。



(私) 『来月は、買いませんから』



・・・なんてことは言いませんでしたが。



売れてないのかなぁ? でも、先週、セブンイレブンで、vol.1が、2冊くらいおいてあったけど。年代の古いほうが売れて、新しいほうは売れないのかな。



中に入ってたチラシによれば、

大反響につき全巻予約
締切7月31日に延長!

とのこと。全10巻購入すると、ドラQハイタッチフィギュアなるものがもらえる、ってやつですね。う~ん・・・それがよっぽど欲しいと思わない限り、全巻は買わないよなぁ・・・



ほかに応募券5枚で、携帯ガードシールがもれなくプレゼントとのことですが・・・携帯電話を持ってないから、別に・・・



こういうのに踊らされずに、あえて買わない、という選択肢をとるのも、オトナなのではないかと、思ったのでありました。





200706252



今回の付録は、「ゲームセンターあらし」と、「金メダルマン」。



はてな、金メダルマンっていうタイトルだったっけ? 金メダル先生だったような記憶があるのですが・・・
ふむ、なるほど、第1話のサブタイが「金メダル先生」だったのですか。連載になって改題したのかな。

今回のvol.2のメインは、やはり、「ゲームセンターあらし」なのでしょうか。おしいというか、なんというか、ちょっとタイミングがおそすぎでしたね。ゲームセンターあらしのリバイバルブーム(???)がおきたのがもう数年前だし、復刻版も出て、ちゃんと持ってるしなぁ、やっぱり、いまごろコロコロ伝説でとりあげられてもなぁ、っていうのが第一印象。

あとで読んでみてから、また評価が変わるかもしれません。



「おもいでの宝箱」から





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昔、復刻版が出るよりももっと前、古本屋でたまたま見かけて買っておいた、てんとう虫コミックスのゲームセンターあらし。



当時、全巻セットだと、ものすごいプレミア価格になるという噂がありました。





最近、アニメのゲームセンターあらしを見ることができたのですが、あ~辛かった(笑)。



ただ、珍作としては、堂々のメジャー級の貫禄がありました。




■ 過去記事









2007年6月25日月曜日

がくちゃん

ほんのついさっきまで、ずっと、かぐちゃんだと思ってたのですが、実は、がくちゃんでした(笑)。



岳南鉄道 吉原駅にて
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8000系という車両で、愛称が「がくちゃん かぐやひめ」なんだそうです。この車両、昔は、京王井の頭線を走っていたそうです。
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おそらく日本中に何十人もいたかと思われる「かぐや姫」・・・
富士にも一人いたそうです。その、かぐや姫と、岳南鉄道(通称、がくてつ)とをあわせて、がくちゃんとのこと。



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先週帰ったとき、市の広報誌を見たら、岳南鉄道の利用者数が減少してしまって、かなり厳しい状態になっているそうで、心配です。


http://www3.city.fuji.shizuoka.jp/kouhoufuji/h19/nenkijilist/h19-06-05.htm


    関係ないけど、昭和41年以降の広報ふじ全部がウェブで見られるなんて、ちょっと関心しました。



なんだか、また乗ってみたくなってしまいました。


岳鉄、もうずっと乗ってません。平成になってからだと、たしか1回乗りました。そのときは、吉原商店街ってさびれちゃったなぁ~みたいな、せつない気持ちもしました。その後、いろいろがんばっているようで。懐かしい杉山フルーツが大ブレーク(???)しててビックリしたり。



小学生のころは、吉原~吉原本町間を毎週のように乗ってました。中学生のときも、まだときたま乗ってました。
ハンバーガーの自動販売機とか、ガムの自動販売機とかが懐かしい。目をつぶれば、駅の光景が・・・ああ、何もかも懐かしい。





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もうあのころにはもどれない。









2007年6月24日日曜日

アルフォンソマンゴー水

最近、これが気に入ってます。



さわやか
アルフォンソマンゴー水
 と
わさび柿の種&ピーナッツ



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アルフォンソってなんだ?インド産って書いてあるぞ、とか細かいことはまあいいとして、マンゴー、はやってますねぇ。



わさび柿の種は、去年も今ごろ売ってたましたが、季節限定なのでしょうか。これはいいです。わさびでツーンときて、ピーナッツで、でれー?



くだらん







2007年6月22日金曜日

きびだんご

北海道名物
日本一 きびだんご



20070622



絵がいかしてますね。
亀と猫と孔雀でしょうか(???)





昔、方角を十二支であらわしていて、そのなかで、丑と寅の間、丑寅の方角を、鬼門というらしいんですが、それで鬼が、牛とトラをあわせたようなデザインになっている(牛みたいに角があって、トラ柄のパンツをはいている・・・???)と昔聞いて、なるほどな、と思いました。



さらに、丑寅の方角の反対に、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)があり、昔話の「ももたろう」では、鬼をやっつけるためのお供が、いぬ、さる、とりなんだよ、ときかされ、なるほど、なるほど、と・・・



さっき調べてみたら、丑寅の180度正反対に位置するのではないんですね。はて?



どうでもいいですが、実家の近所に「鬼が島」という地名があることを思い出しました。




ところで話はころっと変わって、硫黄島の読み方が、「いおうじま」から「いおうとう」に変わった理由が、地元の人がそう読んでたから、とのこと。



実家の近所に、富士川という川が流れています。電気の50Hzと60Hzの境界線になってたり、糸魚川静岡構造線とかで有名・・・かな?



地元の人はみんな「ふじかわ」と呼ぶのに、それ以外の人たちはみな「ふじがわ」と呼ぶんですよ。
NHKかどっかからでている、地名の読み方辞典みたいな有名な本があるのですが、それできっと「ふじがわ」となってるんでしょうね。



川の名前の「○○○川」は、たまがわ、えどがわ、みたいに「がわ」と濁るのに、なぜ、「ふじかわ」になっちゃったんでしょうか。不思議。
JR東海道線の駅名も、「ふじかわ」だし、町名の富士川町も「ふじかわちょう」なんだから、川の名前もふじかわにしちゃってください。



今年もアレのシーズンがスタート

暑くて暑くて、とうとう、ガリガリ君の出番となりました。



20070621



いつも、こんなに暑かったっけ・・・?





先週録画してあった天空の城 ラピュタを、今見てます。



高校生のころはじめてみて、あのころ、一番好きだった作品。
10数年ぶりに見ました。



今見ても、おもしろいと思います。あそこの作品の中では、一番おもしろいです。他は、もうどうでもいいや・・・



それにしても、高所恐怖症の人には、かなりつらい作品だと思います。







あはははは、たしかにナディアにそっくりだ・・・
似てるか?!
微妙・・・ たしかにマネてることはわかった



2007年6月21日木曜日

ふっくらと

2~3週間くらい前から、ときどき、うちのパソコン1台がフリーズするようになってました。



テレビ録画用パソコン(のうちの1台。笑)なのですが、録画ボタンを押したとたんフリーズするとか、録画が終了して、休止状態に入ろうとするところでフリーズしたりとか。



リセットボタンを押してWindowsを復旧させると、「ビデオドライバが悪い」というような意味のメッセージが表示されることもありました。でもこれって、ようするに、



きみのパソコンの調子が悪いのは・・・

Windowsの不具合じゃないよ
マイクロソフト社が悪いんじゃないよ
デバイスドライバに問題があるんだよ
ビデオカードのメーカーに文句をいってくれよな?

という責任転嫁としか思えないわけです。



なにかやったことがあるかとすれば、Windows Updateしたくらいなので、そのせいかな~とか思ってたんですが・・・



留守中の土曜日の未明にもフリーズしてしまって、そろそろこれは何か対策をとらねば、と思い、とりあえず、パソコンの中身をチェック。



暖かくなってきたし、CPUファンが調子悪くなって、熱暴走とかかな~ とか予想しつつ。



うーん、ほこりだらけだなぁ。 あれ?



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写真の手前のコンデンサ、2個だけ、ほのかに、ふっくらとしてる・・・



200706202



うーん、これが原因か!?



またコンデンサですか!?



このマザーボードとは別のものですが、以前1度だけ、コンデンサを交換してみたことがあるのですが、けっこうめんどくさかったし、Pentium3な古いパソコンなので、そろそろ引退させたほうがいいかも、という気分になってきています。



とりあえず、



  • AGPなビデオカードを外して、オンボード・ビデオに変更


  • あんまり使っていない、USB2.0+IEEE1394+ATA RAIDなカードも抜く


ということで、電源にかかる負担を減らしてみました。無意味かもしれませんけど。



それ以後、まだ1回もフリーズはしていません。もっとも、それ以前でも、そう頻繁にフリーズしてたわけではないので、偶然なのかもしれません。





2007年6月20日水曜日

きょうpochiが特番とか用意された(BlogPet)

きょうpochiが特番とか用意された!


*このエントリは、ブログペットの「pochi」が書きました。

水出しコーヒー

週末に実家に帰ったとき、久しぶりに、水出しコーヒーしました(←動詞なのか・・・?)。



20070619



昔、「美味しんぼ」の何巻かは今ちょっとわかんないのですが、山岡がフリーマーケットで水出しコーヒーの器具を格安で手に入れる話があったのですが、その話を読んで、水出しコーヒーにとっても興味がわきました。



マンガの中に描かれていた水出しコーヒーをつくる器具は、業務用らしくて、なんとも立派なものだったので、欲しいけど高いんだろうなぁ~とあきらめていたのですが、その数日後、渋谷の某ハンズでわりと手ごろな値段のものが売られているのを発見して、えいやっ、で、思い切って買ってしまいました。それが写真のやつです。

化学実験の器具っぽいところが、男心をくすぐります!!!
中和滴定を思い出しますねぇ。



水出しコーヒーができるまで、けっこう時間がかかるので、飲みたいときにすぐ飲むことはできない・・・そこで、飲みたくなる3~4時間くらい前から、セッティングをして、ドリップが終わったら冷蔵庫で冷やして、それでやっと飲めます。



美味しんぼでもべたほめだったと思うけど、水出しのアイスコーヒーは目からうろこが落ちるほどの美味~





実家の水道水は、元は富士山の地下水だって聞いたけど、ほんとかね。





2007年6月19日火曜日

梅雨

梅雨入り宣言が出てたのを、全然知りませんでした。

梅雨入り宣言をすると、雨が降らなくなる

という、昔流行したマーフィーの法則のようなものが、あるような気がします。



何日に梅雨入りした、とか、桜の開花予想日が何日だ、とか、降水確率が何パーセントだとか、数字で白黒はっきり示そうとすること自体、大いに無理があると思います。

人間が、大自然の変化を予想しようだなんて、おこがましいことだと思わないか?

と、本間先生みたいなことを、ふと思いました。



200706181






200706182
これは6月16日に撮影。



こっちはどうだったか知りませんが、昨日の朝はよく晴れていましたが、夕方には、ちょっとだけ雨が降ってました。





2007年6月18日月曜日

(FreeBSD) xorg7.2に移行してみたときのトラブルいくつか 〜 startxで起動するとxauthがおかしい等

FreeBSDのportsでXorgのバージョンが7.2になってしばらくたちましたが、テスト用環境でわりと問題なく動いているようにみえたので、思い切って、日常使っている環境もアップデートしてみました。



以下は、そのときに出会ったトラブルのいくつかです。

■ pcidataがないとかいわれてXサーバが起動しない



(EE) Failed to load module "pcidata" (module does not exist, 0)



と表示されて、Xサーバが起動しないもの。



これは/usr/ports/UPDATINGをよく読んでアップデート作業をしていれば、ありえないトラブルなんですが、xorg.confのModulePathが間違っているのが原因です。
ただしくは以下のようなかんじ。



ModulePath   "/usr/local/lib/xorg/modules"



xorg-7.2になったときに、ファイルが/usr/X11R6/以下から/usr/local以下へ移動したのですが、modulesは、ちょっとだけ違うディレクトリに移動してしまったため、xorg.confを手で書き換えないとだめみたいです。



ついでに、FontPathなど/usr/X11R6のままになっているものも、書き直しておきましょう。





■ いつまでたってもxtermなどのウインドウが表示されない


startx
xinitコマンドでXを起動したとき、Xサーバは起動し、デフォルトのバックグラウンドイメージである灰色っぽい画面になるものの、そのまま・・・



ログファイルやコンソールに、以下のようなメッセージが残ります。



AUDIT: Sun Jun 17 12:20:41 2007: 65719 X: client 1 rejected from local host (uid 1001)



$HOME/.Xauthorityというファイルが関係しているのですが、関連ネタがこのあとあるので、詳しくはあとで。とりあえず、$HOME/.Xauthority を削除すれば、正常にxtermなどが開くようになります。でも、これはあんまり正しくない解決方法。



■ startx、xinitした場合、xauthがうまくいかない。xdmからのログインならOK



というわけで、$HOME/.Xauthorityを削除すると、ちゃんと使えるように見えるのですが、xauth listコマンドでみると、まったくのからっぽで、magic cookieがまったく作られていません。

xdm
を使って、Xのグラフィカルなログイン画面からログインした場合は、ログイン後にxauth listを実行すれば、こんな風に、いろいろなエントリが自動的に作られています。



hoge:0  MIT-MAGIC-COOKIE-1  ふがふが
[fe80:3::1]:0  MIT-MAGIC-COOKIE-1  ふがふが
hoge/unix:0  MIT-MAGIC-COOKIE-1  ふがふが
hoge:0  XDM-AUTHORIZATION-1  ふんふん
[fe80:3::1]:0  XDM-AUTHORIZATION-1  ふんふん
hoge/unix:0  XDM-AUTHORIZATION-1  ふんふん



なにが違うんだろう?と思って、ps axwwを実行してXサーバに指定されているオプションを見比べてみました。



startxした場合



44704  v2  S      0:03.43 X :0 (Xorg)



xdmを使った場合



68550  ??  Ss     0:02.56 /usr/local/bin/X :0 -auth /usr/local/lib/X11/xdm/authdir/authfiles/A:0-?????? (Xorg)



なるほど、どうやら、-authオプションが必要らしいです。そういえば、昔は、$HOME/.xserverauthなんとかというファイルが、自動的に作られていたようなきがしますが、今はありません。そのあたりに問題の鍵が!?

/usr/local/bin/startx
を見てみますと…



if [ x"$xserverauthfile" != x ]; then
    rm -f $xserverauthfile
fi



というなんとなく気になる記述があります。削除はしますが、作成してないですねぇ。



pkg_which /usr/local/bin/startxすると



xinit-1.0.3



とか言われるので、



# cd /usr/ports/x11/xinit/; make patch



とか実行しちゃって、ソースを見てしまいます。FreeBSDらしい解決方法ですねぇ(笑)。



startxのもととなったファイルはstartx.cppらしいのですが、どうやら、以下の部分が問題の鍵となるようです。



#if defined(HAS_COOKIE_MAKER) && defined(MK_COOKIE)
XCOMM set up default Xauth info for this machine
case `uname` in
Linux*)
    if [ -z "`hostname --version 2>&1 | grep GNU`" ]; then
        hostname=`hostname -f`
    else
        hostname=`hostname`
    fi
    ;;
*)
    hostname=`hostname`
    ;;
esac

authdisplay=${display:-:0}
mcookie=`MK_COOKIE`
dummy=0

XCOMM create a file with auth information for the server. ':0' is a dummy.
xserverauthfile=$HOME/.serverauth.$$
xauth -q -f $xserverauthfile << EOF
add :$dummy . $mcookie
EOF
serverargs=${serverargs}" -auth "${xserverauthfile}



$HOME/.serverauth.* ファイルを作成する処理が、もともとはあったはずなのですが、#ifdefでガードされている範囲内にあって、どうやら、if条件が成立せずコメントアウトされてしまったようです。



configureスクリプトを斜め読みしてみると、mcookieというコマンドがあれば、うまくいったような雰囲気です。



・・・mcookie? なんかそういうコマンド、昔はあったような気がします。でも、今はどこにも見当たらないですね。どこいっちゃったのでしょうか。



いやもしかすると、$HOME/bin/mcookieというのが、あったような気がする。あれ?どうだったっけかなぁ。



とりあえず今回の調査はここで終了。
xdmを使えば何とかなってるので、xdmを使うことにしました。たぶん、xdmは自分でX -auth 〜で指定するファイルを作ってるんじゃないでしょうか。




■ フォントがみつからないと言われてしまう (1)



これはほとんどの人は見ない症状だと思います。こんな感じで、いろんなXクライアントが、ことごとく、フォントを見つけられなくなりました。



% emacs
No fonts match `*-Fixed-Medium-R-Normal-*-16 -*-ISO8859*-*'



わかりにくいですが、フォントサイズを意味する16のあとに、なぜか1文字のスペースが入っています。



これは私が使っているXのリソース定義ファイル($HOME/.Xresources、$HOME/.Xdefaults)に問題があるのが原因でした。このファイル、10数年前に人からもらったものを、ときどき手直ししつつ使い続けてきたものです。



Xのリソース定義ファイルを、xrdbコマンドで読み込みますが、xrdbコマンドは、読み込み時に、Cプリプロセッサ(cpp)をフィルタとして使って読み込みます。そのため、Xのリソース定義ファイルに、#defineなどのプリプロセッサ命令が使えます。



以下は$HOME/.Xresourcesからの抜粋ですが、こんなことが書いてありました。



# define FONTSIZE0    16



# define FONTASCII0    *-Fixed-Medium-R-Normal-*-FONTSIZE0-*-ISO8859*-*



KTerm*VT100*font            : FONTASCII0
emacs*font                : FONTASCII0



cpp ~/.Xresources を実行してみたら、



*-Fixed-Medium-R-Normal-*-16 -*-ISO8859*-*



というようにFONTASCII0がマクロ展開されたとき、スペースが1文字入ってました。
-とかの記号の手前にマクロが入っていると、親切というかおせっかいというか、勝手に空白が挿入されているようです。



というわけで、これはxorg-7.2の問題ではなくて、cppの問題だと思うのですが、なぜxorg-6.9のときは大丈夫だったんでしょうか? それはそれで謎です。



とりあえず、マクロを使うのをやめました。



こういうXリソース定義の書き方は、昔、いろんな種類のXサーバを使うのときに、各サーバごとに環境を微調整してやるためのトリックだったのですが、もういらないかな、って思います。



(2007/6/22 追加)
■ フォントがみつからないと言われてしまう (2)



もう1つ、フォントが見つからないといわれるケースがありました。実は、さっきのは無関係で、こっちだけの問題なのかも?!



やっぱり、Xのリソース定義が問題だったのですが・・・



% emacs
No fonts match `*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-ISO8859*-*'



という感じで、emacsが起動しません。



% xrdb -q | grep emacs
emacs*font:     *-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-ISO8859*-*
emacs*kfont:    *-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-JISX0208*-*



となるので、なるほど、リソースの問題っぽい。だいたい、これはいつの時代の設定なのかと。kfontなんてリソース、今でも見るのでしょうか?



で、なんでかな、とフォントのパターンマッチングをいろいろと試してみました。



% xlsfonts '*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-ISO8859-1'
xlsfonts: pattern "*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-ISO8859-1" unmatched

% xlsfonts '*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-ISO8859-1'
xlsfonts: pattern "*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-ISO8859-1" unmatched

% xlsfonts '*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-*-*-*-ISO8859-1'
xlsfonts: pattern "*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-*-*-*-ISO8859-1" unmatched

% xlsfonts '*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-*-*-*-ISO8859-1'
xlsfonts: pattern "*-Fixed-Medium-R-Normal-*--16-*-*-*-*-*-ISO8859-1" unmatched



・・・ここまできて、ようやく気がつきました!



% xlsfonts '*-Fixed-Medium-R-Normal--16-*-ISO8859-1'
-sony-fixed-medium-r-normal--16-120-100-100-c-80-iso8859-1
-sony-fixed-medium-r-normal--16-120-100-100-c-80-iso8859-1
-sony-fixed-medium-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso8859-1
-sony-fixed-medium-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso8859-1



フォントサイズの手前、「--」(ハイフン2個)の左側のところに入ってる「-*-」が、1個余分じゃないですか・・・
なぜ、今まで動いてたんだろう???




■ Ctrl + Alt + F1などでコンソール画面に戻れない



セキュリティのために、そういう機能が無効化されてるのかなぁ、と思ってたら、そういうわけではないみたいでした。xorg.conの中で



Option "XkbRules"  "xfree86"



と書いてあった部分を



Option "XkbRules"  "xorg"

に変更したら、Ctrl + Alt + F1で、テキスト・コンソール画面に切り替えられるようになりました。xorgcfgで新たにxorg.confを作成したら、そう書いてあったので気がつきました。




(2007/7/6 追加)



could not open default font 'fixed'と表示されてXサーバがすぐ終了してしまう



5~6台くらいxorg7.2へportupgradeしたのですが、その中で、ただ1台だけ、xinit、startx、xorgcfgコマンドを実行した直後、一瞬Xサーバが起動したような雰囲気がするものの、すぐに終了して

Fatal server error:
could not open default font 'fixed'

というエラーメッセージを表示して終わりで、Xサーバが起動しないマシンがありました。



FreeBSDのメーリングリストfreebsd-currentにも、同様の症状を訴えてる人がいて、フォントをいくつかportupgrade -fで強制再インストールしたら直った、という報告がでてました。



http://docs.freebsd.org/cgi/mid.cgi?20070527215727.GD67158



・・・で、portupgradeする前に、ちょっとファイルを調べてみることに。フォント名がfixedといってるので、miscディレクトリでしょう。



% ls -la /usr/local/lib/X11/fonts/misc/fonts.dir
-rw-r--r--  1 root  wheel  2  5 21 11:03 /usr/local/lib/X11/fonts/misc/fonts.dir
% cat /usr/local/lib/X11/fonts/misc/fonts.dir
0



fonts.dirが、実質、からっぽですね・・・ ls -l してみると



-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-1.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-10.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-11.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-13.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-14.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-15.pcf.gz
-r--r--r--  1 root  wheel    20  5 21 11:02 10x20-ISO8859-16.pcf.gz
~略~



なんすか、この20バイトのgzipファイルだらけな状況は!?



# gzcat  /usr/local/lib/X11/fonts/misc/10x20-ISO8859-1.pcf.gz



つまり、中身、からっぽなわけです。だから、fonts.dirも0だったわけですね。



pcfフォントを作成するコマンド(bdftopcfかな)が、たまたまうまく動かなかったとかでしょうか? 今となってはもう再現できないので、原因はよくわかりません。



メーリングリストに載っていた情報によれば、



portupgrade -f font-misc-misc font-cursor-misc



したら直ったそうです。しかし、私が見たホストの場合は、ほかにも、サイズが20バイトになってしまっているフォントがたくさんインストールされていて、たとえば、



font-sony-misc-1.0.0
font-schumacher-misc-1.0.0
font-arabic-misc-1.0.0
font-mutt-misc-1.0.0



なども、portupgrade -f うんたらが、必要でした。



ちなみに、portupgrade -f font-cursor-misc する前のとき、つまり、font-cursor-miscがぶっ壊れているときは、



Fatal server error:
could not open default cursor font 'cursor'



というエラーメッセージが出ます。





結局、Xサーバが起動しない理由は、フォントファイルが壊れていたためだったんですが、このマシンでは、もう1つエラーメッセージが出ていて、



(EE) R128(0): [agp] Out of memory (-12)



みたいなものでした。これ、別に致命的なエラーではないみたいで、何もしてないけど、Xサーバは起動します。通常、サーバとして運用しているマシンなので、Xは立ち上げていないので、このOut of memoryは、xorg7.2になってはじめて出るようになったのか、xorg7.2より前でも出てたのか、よくわかりません。



ログファイルから、該当する近辺をコピペして残しておきます。



(==) R128(0): Write-combining range (0xf5e00000,0x4000) was already clear
(==) R128(0): Write-combining range (0xf0000000,0x1000000)
(==) R128(0): Write-combining range (0xa0000,0x10000) was already clear
drmOpenDevice: node name is /dev/dri/card0
drmOpenDevice: open result is 8, (OK)
drmOpenDevice: node name is /dev/dri/card0
drmOpenDevice: open result is 8, (OK)
drmOpenByBusid: Searching for BusID pci:0000:01:00.0
drmOpenDevice: node name is /dev/dri/card0
drmOpenDevice: open result is 8, (OK)
drmOpenByBusid: drmOpenMinor returns 8
drmOpenByBusid: drmGetBusid reports pci:0000:01:00.0
(II) R128(0): [drm] DRM interface version 1.2
(II) R128(0): [drm] created "r128" driver at busid "pci:0000:01:00.0"
(II) R128(0): [drm] added 8192 byte SAREA at 0xc51fe000
(II) R128(0): [drm] mapped SAREA 0xc51fe000 to 0x28503000
(II) R128(0): [drm] framebuffer handle = 0xf0000000
(II) R128(0): [drm] added 1 reserved context for kernel
(II) R128(0): [agp] Mode 0x1f000a11 [AGP 0x0000/0x0000; Card 0x1002/0x534d]

(EE) R128(0): [agp] Out of memory (-12)
(WW) R128(0): [agp] AGP failed to initialize -- falling back to PCI mode.
(WW) R128(0): [agp] Make sure you have the agpgart kernel module loaded.

(II) R128(0): [pci] 8192 kB allocated with handle 0x00000000
(II) R128(0): [pci] ring handle = 0xc59ea000
(II) R128(0): [pci] Ring mapped at 0x295f0000
(II) R128(0): [pci] Ring contents 0x00000000
(II) R128(0): [pci] ring read ptr handle = 0xc5aeb000
(II) R128(0): [pci] Ring read ptr mapped at 0x28505000
(II) R128(0): [pci] Ring read ptr contents 0x00000000
(II) R128(0): [pci] vertex/indirect buffers handle = 0xc5aec000
(II) R128(0): [pci] Vertex/indirect buffers mapped at 0x296f1000
(II) R128(0): [pci] Vertex/indirect buffers contents 0x00000000
(II) R128(0): [drm] register handle = 0xf5e00000
(II) R128(0): [dri] Visual configs initialized
(II) R128(0): CCE in BM mode
(II) R128(0): Using 8 MB AGP aperture
(II) R128(0): Using 1 MB for the ring buffer
(II) R128(0): Using 2 MB for vertex/indirect buffers
(II) R128(0): Using 5 MB for AGP textures
(II) R128(0): Memory manager initialized to (0,0) (800,2457)
(II) R128(0): Reserved area from (0,600) to (800,602)
(II) R128(0): Largest offscreen area available: 800 x 1855
(II) R128(0): Reserved back buffer from (0,602) to (800,1202)
(II) R128(0): Reserved depth buffer from (0,1202) to (800,1803)
(II) R128(0): Reserved depth span from (0,1802) offset 0x57fd00
(II) R128(0): Reserved 8704 kb for textures at offset 0x77f880
(II) R128(0): Using XFree86 Acceleration Architecture (XAA)
        Screen to screen bit blits
        Solid filled rectangles
        8x8 mono pattern filled rectangles
        Indirect CPU to Screen color expansion
        Solid Lines
        Dashed Lines
        Offscreen Pixmaps
        Setting up tile and stipple cache:
                30 128x128 slots
(II) R128(0): Acceleration enabled
(==) R128(0): Backing store disabled
(==) R128(0): Silken mouse enabled
(II) R128(0): Using hardware cursor (scanline 7212)
(II) R128(0): Largest offscreen area available: 800 x 651
(II) R128(0): X context handle = 0x3
(II) R128(0): [drm] installed DRM signal handler
(II) R128(0): [DRI] installation complete
(II) R128(0): [drm] Added 128 16384 byte vertex/indirect buffers
(II) R128(0): [drm] Mapped 128 vertex/indirect buffers
(II) R128(0): [drm] dma control initialized, using IRQ 16
(II) R128(0): Direct rendering enabled
(==) RandR enabled
(II) Initializing built-in extension MIT-SHM
(II) Initializing built-in extension XInputExtension
(II) Initializing built-in extension XTEST
(II) Initializing built-in extension XKEYBOARD
(II) Initializing built-in extension XC-APPGROUP
(II) Initializing built-in extension XAccessControlExtension
(II) Initializing built-in extension SECURITY
(II) Initializing built-in extension XINERAMA
(II) Initializing built-in extension XFIXES
(II) Initializing built-in extension XFree86-Bigfont
(II) Initializing built-in extension RENDER
(II) Initializing built-in extension RANDR
(II) Initializing built-in extension COMPOSITE
(II) Initializing built-in extension DAMAGE
(II) Initializing built-in extension XEVIE





(2007/7/24 追記)



最近のports/x11/xinit、xinit-1.0.4_1からだと思いますが、startxコマンドが直っていて、サーバ側のxauthの用意がされるようになっています。



こんな具合に、/dev/randomから、マジッククッキーを生成しています。



mcookie=`dd if=/dev/random bs=16 count=1 2>/dev/null | hexdump -e \\"%08x\\"`
if x"$mcookie" = x; then
                echo "Couldn't create cookie"
                exit 1
fi



ところが!!! これ、if文の書き方、まちがってますね(爆)。testコマンド( [ )が抜けてます。



--- startx~    Tue Jul 17 13:18:15 2007
+++ startx    Tue Jul 24 12:04:31 2007
@@ -127,7 +127,7 @@
mcookie=`dd if=/dev/random bs=16 count=1 2>/dev/null | hexdump -e \\"%08x\\"`
-if x"$mcookie" = x; then
+if [ x"$mcookie" = x ] ; then
                 echo "Couldn't create cookie"
                 exit 1
fi


(2007/7/24 オマケ)



なんとなく、見なかったことにしているのですが、xorg 7.2になって、2台ほど、Xサーバがまともに動かないマシンがあります。どちらもATIなチップを使ってるんですが。まだよくわかってません。



2007年6月17日日曜日

ねぎぼうず

写真は1ヶ月以上前に撮ったものです…
「ねぎぼうず」といえばキテレツ大百科のコロ助



「三丁目の夕日」に「ねぎぼうず」という話があります。



駄菓子屋をやりつつ作家としても活躍(?)する茶川さんと、おかしな縁からいっしょに住むことになった古行淳之介くん。



淳之介が心臓に異常があり手術が必要。手術代はなんとか工面できた。あとは、行方不明の淳之介の母から手術の同意書があれば…



というような話です。茶川さんは、初期のころは相当のひにくれ者だったのが、淳之介と一緒に暮らすうちに、だんだんと心が和らいでいく…その変化も、三丁目の夕日の見どころのひとつです。この話でも、淳之介のために必死になって奮闘する茶川さんに心打たれます。



手術は成功しハッピーエンドなのですが、かなりほろ苦い味わいを残すお話です。

200706162




ねぎぼうずは、「三丁目の夕日 夕焼けの詩」第25集に収録されているそうです。私は、コンビニマンガの「三丁目の夕日 [入学式]」で読みました。





実家のうちの子が、先週から具合が悪いと聞かされ、とても心配で心配で、お見舞いにやってきました。幸い、もう元気になっています。



200706163



この子のためなら、できるかぎりのことをしてあげたい。





2007年6月16日土曜日

サイクル・コンピューター ~ 自転車につける速度メーターのこと

自転車に取り付けて、速度・距離などを測るメーターのことを、「サイクル・コンピューター」って名前、個人的には、すごくダサイと思うのですが、なんか、そういう名称で呼ばれることがあります。



10年ちょっと前、普段のってたママチャリが壊れて、なんとなく、3万円台の(←かなり安物です)クロスバイクというタイプの自転車を買ったら、これがけっこう軽快に走れることに気がつき、自分の中では、自転車時代がそのときはじまりました。



そして、自転車の楽しさを倍増するアイテムとして購入したのが、サイクルコンピューター、う~ん、ダサい名前だなぁ。



どれくらいの速度で走っているのかを知るのも楽しいですが、今日どれくらい走ったのか、それがわかるのがとっても楽しいので、どんどん自転車に乗るようになりました。ようするに、万歩計の自転車版ですね。





メーターの原理は単純です。



自転車のスポーク部分に小さい自転車をつけ、自転車のほうにはセンサーをつけます。磁石がセンサー部分を通りすぎると、昔ならった電磁誘導によって、電流が流れるので、それで、自転車の車輪の回転数がわかります。



あらかじめ、メーターに自転車のタイヤの円周をセットしておくので、これらから、自転車がどれくらいの距離を走ったかがわかります。



メーターには時計が入ってるので、時間も計れるので、速度もわかる、そういう仕組み。確かに、割り算をするので、計算する機械ってことで、コンピューターと呼ぶのは、まったくの間違いではないですが・・・





メーターとセンサーの間が、ケーブルでつながっているのと、ワイヤレスのものとがあります。個人的には、ワイヤレスじゃないとダメですね。ケーブルつきのは、乗ってる間に、振動などで、ケーブルの被覆がこすれてすりへってしまったことがありました。



ワイヤレスタイプのは、装着するときの調整がむずかしかったりもします。





その後、自転車を乗り換えたりしたのですが、今、自転車が2台あるので、2種類のサイクルコンピューターを使ってます。



こいつ・・・が・・・



200706151


値段も高くて、高機能なんですが、押しボタンの数がたくさんあって、操作方法がもう、わけわかんないです。



あと、足でこいでる回転数を測る機能もあるのですが、センサーがぽっきり折れてしまって(ズボンのすそがひっかかって、すぐ折れた・・・)、まったく役にたってません。






もっと前から使ってるのは、安くて、シンプルなこれ。



200706152

結局、距離と速度さえ測れれば、あとは何もいらないや、という結論に、個人的に達しました。






2007年6月15日金曜日

超暴君ハバネロ

超暴君ハバネロ
辛さ1.5倍



20070614



え~と、そんな辛くなかったです。



以上。





辛いと幸いは紙一重と、昔からよく言いますが、それとは別に関係ないですが、食べ合わせによって、感じる辛さはかなり違う気がします。何かを食べたあと、暴君ハバネロを食べると、とても辛く感じたことがありました。



たとえば、暴君ハバネロを食べたあと、暴君ハバネロを食べるとか。そりゃ違うか。





雨ですねぇ。自転車通勤で、雨は辛いです。幸い、雨が降ったのが帰宅時でした。行きに雨が降られて、びしょぬれになると、もう休みたくなります。



途中のとある道路で、いつも水溜りができて、自動車がすごい勢いで水はねをして通っていくところがあるのです。今日の帰り道、その水はねを、見事にカサで受け止めることに正解しました。あそこって、歩行者が、頭から水をぶっかけられるくらいの勢いで、水はねするんですよねぇ~ それももう何年もそのままで・・・







水を通すアスファルトがありますが、あれって、いいですね。自転車で走ってても、すばらしくイイ感触です。



自転車の車輪で水はねしたのを、乗っている人にかからないようにするために泥除けがありますが、あれって、ある程度以上の速度で走行中は、やっぱりかかるので、私はつけないことにしました。だいたい、自転車なんて、晴れてる日だけ乗ればいいじゃん・・・と考えもあったのですが、カサをさしてでも乗ってますね・・・



だいたい18km/h以下なら、泥除けなしで大丈夫みたいです。それ以上になると、風でカサをさすのも大変です。おばさまがたの自転車にカサたてがついているのを、最近は関東地方でも見かけるようになったのですが、あんなんで大丈夫なんでしょうか?



2007年6月13日水曜日

にょほほは(BlogPet)

にょほほは
PC-9801VMでは、動画はおろか、写真さえもTOMYには扱えず、インターネットに常時接続なんて夢だった(イーサネットで3台のパソコンをつないでたけど)。
とか思ってるよ。

*このエントリは、ブログペットの「pochi」が書きました。

TOMY 16BIT GRAPHIC COMPUTER ぴゅう太

ぴゅう太 (トミー)



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正直に告白すると、個人的には、これって忘れたい過去、いわゆる黒歴史ってやつ?だったんですが、初心を忘れてはいけないってことで、これが本当の私の原点・・・てゆーか、原点よりも手前の、負の領域?!



でも、やっぱり、これが原点かなぁ。たしかに、いろいろな経験をしました。たくさん学びました。うん、たしかに、初心は大切にしないといけないですね。





おもちゃ会社のトミーから発売された、当時としてはまだめずらしかった16ビットコンピューター ~~~どのへんが16ビットなのか、16ビットだからどこがすごいのか、まったくわからなかった、いや今でもわからないのですが~~~ それが「ぴゅう太

すがやみつる大先生のマンガで、パソコンに興味を持ち、いや、あのころはマイコンって言ってたな、どうしてもマイコンが欲しい!! やっぱりNECのPC-6001かな、とか。

嗚呼、あのころはあまりにも無知でした。何も知りませんでした。
どういうわけか、誕生日プレゼント&クリスマスプレゼントとして、ぴゅう太を買ってもらいました・・・小学6年生の12月のことでした。



本体 上側から。右上には、ROMカートリッジをさすスロットがあります。



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後ろ側。拡張用I/Oポートとか(私には無用でした)、ジョイコントローラ端子、カセットテープレコーダ用の端子、オーディオ出力、ビデオ出力、RF出力など。



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キーボードは、いわゆる消しゴムキーボード。




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ジョイコントローラ。丸い部分は、べつに回ったりしません。単に、押すだけ。



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RFコンバータ。今じゃもう使いませんねぇ。



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形名 TP1000
定格電圧 100V
定格消費電力 14W
定格周波数 50/60Hz
製造番号 ホゲホゲ
発売元: 株式会社トミー
製造元: トミー工業株式会社



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マニュアルもちゃんとあります。ぴゅう太 OPERATION MANUAL



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マニュアルの裏表紙。



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マニュアルの奥付。1800円だったのですか。書店では売ってなさそうですけど。



発行 昭和57年8月20日
制作 株式会社トミー パソコン事業部
発行者 株式会社トミー



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例によって、箱もちゃんと残っています。



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ROMカートリッジで、ゲームソフトが供給されていました。



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任天堂のファミリーコンピュータのカセットに似てますが、ぴゅう太はファミコンよりも前に発売されましたです。ウィキペディアによれば、ファミコンは、1983年(昭和58年)7月15日らしいです。



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保証書も残ってました。



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「お便り欄」が、なんだかほのぼのしています。



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データをカセットテープに記録するのですが、「うまく対応しない場合が多くあります」と、わりとどうどうと、不具合っぽい症状が「ご注意」として明言されています。



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ええ、そうでした。ラジカセしか持ってませんでしたが、何度やっても、データの保存(セーブ)に成功したことがありませんでした。



ひょっとして故障してるのかなぁ? とも思ったり。



あのころテレビで(水曜スペシャルとか木曜スペシャルとかそんなやつ)、ユリゲラーがでた特番があって、壊れた腕時計など、壊れた機械をテレビの前に用意してまっててください。私がパワーをおくります~~~みたいなかんじのがあったのですが、私は、ぴゅう太を抱いて、テレビを見てましたよ。ああ、今でもそのことは覚えています・・・



後に、パソコン用のデータレコーダを買ったのですが、それを使って、はじめてセーブできました。ところが、どんな短いプログラムだろうが、メモリめいっぱい使ったプログラムだろうが、かならず、セーブに10分以上かかるという、それってなんだかなぁ~なものでした。





・・・ (いつになるかわかりませんが) つづく ・・・







おまけ



消しゴムキーボードといえば、ナショナルJR-100



後継機種のJR-200の広告なら、手元にありました。ちっちゃくJR-100ものってます。



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