9月にひきつづき、また、都内某所へ
写真は、都内某所ではありません。
なんか不思議な感じがしました。
12月は、ハズレた・・・
今週は、祭のあとということで、なんとなくぼけ~っとしてたのか、藤子F全集のことをすっかり忘れていました。
本屋さんへいって、なんとか買い揃えることができましたが、そろそろ、予約なしで本屋さんで買うのが難しくなりつつあるような気がしてきました。
入荷する冊数、減ってきましたかね?
全巻購入予約をしないといけないかな、みたいな感じです。
全巻購入予約者特典の「F note」は、申し込み締め切りが12月31日らしいです。
☆
バケルくん
これ1冊に、全53作品が収録されているとのこと。
バケルくんは、ドラえもんの単行本に収録されていた「ぼく、桃太郎のなんなのさ」でだけ知ってたんですが、なんとなく不気味な印象を持っていました。人間が人形と入れ替わってしまうところがホラーっぽいというか、人形もしくは人間のときの意識はどうなってるのか?という恐怖感覚、そういったところが、子ども心にも、気になってました。
昔の作品かと思ってたんですが、1974~1976年の小学二年生、小学三年生、小学四年生に掲載されていて、あと1984年に別冊コロコロコミックにも掲載されたそうで、それほど昔でもなかったです(・・・個人的な感覚では)。
☆
エスパー魔美 (2)
以前から疑問に思ってたんですが、かわいい女の子が、「すさまじい モーレツな味」の料理を作ってしまう、という設定が出てくる作品って、エスパー魔美が元祖なんでしょうか?それとも、もっと前から、よくあるネタなんでしょうか。
そんな話の「エスパーコック」は、1977年が初出です。
全集の中で、エスパー魔美は、なんとなくページ数が少ない気がする・・・大人の事情かな [E:happy01]
☆
オバケのQ太郎 (3)
予算三千円ほど(?)で月へ行くロケットを作ってしまうという、「日本人 月に立つ」という作品がすばらしい。アポロが月に着陸する前の1965年発表の作品である。あまりにもバカバカしいギャグだけで押し通しているところが潔い。小池さんがいい味を出している。
そのほかに、地下鉄を作ってしまう「Qちゃん鉄道」といった作品を見ていると、のちのドラえもんなどのSF(すこし・ふしぎ)系の作品に通じるところが、オバQの中にも見い出すことができる。
☆
第6回配本は、12月25日発売で、ドラえもん(4)、パーマン(4)、海の王子(1)、の3冊です。
■ 過去記事
FreeBSDなある1台のマシンでだけ、emacsを実行するとshmctlがundefinedとか言われて起動しなくて、でもemacs -nwだと起動するなあ、なんて不思議な現象に気がついて、いろいろやっていくうちに、やっとたどりついたのは
/usr/local/lib/libX11.so: undefined reference to `shmctl@FBSD_1.1'
という問題。
同じ話がここで出てるのを見つけたんですが、こうなった原因も、まさにそのとおりでした。
http://forums.freebsd.org/showthread.php?p=48130
うちのところでは
という運用をしています。
そして、OSは、たんなる気まぐれで、RELEASEバージョンは避けていて、STABLEブランチのものを、たまにcvsup & make buildworldして、問題なく動いているときのものをインストールしていました。
といっても、マシンごとに、全部違う日付のときのOSをインストールしてるわけではなく、一応、全部、同じ日付のものをインストールするようにしてました。
・・・してるつもりでした。
あれれ、1台だけ、なぜか、ちょっと古いので動いてまして、まさにその1台で、
/usr/local/lib/libX11.so: undefined reference to `shmctl@FBSD_1.1'
が出てたのでした。
どうも、/lib/libc.so.7 の中身が、ちょこっと変わってたようで、こういうundefined referenceが出てしまう、ってことでした。ちなみに、ライブラリだけでなく、カーネルも関係しているので、カーネルもあわせてアップデートしなければいけませんでした。
問題が起きたマシンは、7月ころにcvsupしてて、その他は、10月にcvsupしたものでした。その間に、変更があったんでしょうね。
ちなみに、make buildworld、make buildkernelも、実験用のマシン1台でだけ行って、他のマシンは、/usr/srcと/usr/objをNFS mountして、インストールするだけにしてます。
☆
実は、ネネさんの方が好みのタイプだったりする。
どうでもいいか、そんなこと。
はじめてこのエラーを見たのは、もう数ヶ月前ですが、今日、久しぶりに、また見てしまいました。
PHPで、GD経由でPNG形式の画像ファイルを読み込むとき、まあ、こんな1行だけのプログラムなんですが・・・
% cat /tmp/hoge.php
<?php
$im = imagecreatefrompng("hoge.png");
?>
こういうエラーが出たりします。Warningになってるけど、実質的にはエラーですよ、これって・・・
PHP Warning: imagecreatefrompng(): gd-png: fatal libpng error: [00][00][00][00]: unknown critical chunk in /tmp/hoge.php on line 2
PHP Warning: imagecreatefrompng(): gd-png error: setjmp returns error condition in /tmp/hoge.php on line 2
PHP Warning: imagecreatefrompng(): 'hoge.png' is not a valid PNG file in /tmp/hoge.php on line 2
もちろん、読み込もうとしているPNGファイルが破損しているわけではありません。
どうも、PNGのライブラリのバージョンが上がったときに、そのPNGライブラリに依存する別ソフトウェアも更新が必要なのに、それをしていないとき、このエラーが出るっぽいです。
ネット検索してみると、FreeBSDでよく発生しているみたいです。
「portupgrade -fr png しろ」みたいな解決方法が示されていますので。
portsのpngに依存している他のportsも、バージョンの更新が必要だけど、更新されない・・・みたいな問題があるんでしょうか。
今、portsのpngは、png-1.2.40で、はじめてこのエラーが出たのは、pngがもっと古いバージョンのときでした。
以前この問題が出たときは、png、gd、php5-gd、あたりをportupgradeしなおしたら直った記憶があるんですが、今回はなぜかうまくいかなかったです。
あれ?ひょっとすると・・・PHPでPNGを読み込む機能をあまり使っていなかったんで、今回問題が発覚したマシンでは、ずっと前にpngの問題が起きた時点から、ず~っと、直ってないままだったのかもしれないけど・・・
何も考えずに「portupgrade -fr png」をすると、うちの環境では、200個くらい、再ビルドされるようで(どうしてそんなものが?!っていう気もするんだけど)、しかもその中にはかなりの重量級アプリも含まれているため、そう気軽にはできません。
問題が発生しているマシンが複数台あったので、なんとなくの直感でportupgrade -fを繰り返してみたんですが、くさいところ
を再ビルドすることで、直りました。
pecl-pdflibが再ビルドされた時点で、直ってたことを確認できたんですが、pecl-pdflibなんて、全然関係なさそうなんだけどなぁ。
☆
今日のリンコが言ってたこと。ぜんぜん、意味がわかんない[E:sign02]
「ドアノブを回すようにするんだってば。」
これ、何のこと?
自転車で走行中、
プシュー!
という短い音。1秒もしないうちに、タイヤから全部の空気が抜けました。
こんな景気のいいパンクの仕方は、初めての経験です。最初パンクとは気がつかず、エアガンで撃たれた?とか思ったりも。
自転車をおりて引きながら、30分ちょっとかけて、家まで歩いて帰り、チューブを確認してみたら、直径1cmくらいの大穴が開いてるじゃないですか。
ということは?と思ってタイヤをみたら、タイヤにも同じくらいの穴が開いてるわけでして、いったい何を踏めば、こんな穴が開くのかと・・・ [E:sad]
昨日の「ねじまき祭~くらちゃんとゆかいな仲間達」はこれまで2回あった銀座ではなく、西荻窪だったんですが、googleで経路を調べてみると、うちから西荻窪までの距離は、秋葉原までの距離とほぼ同じらしいので、自転車で行きました。
自転車の場合、雨だと困るわけでして、週間天気予報のときは、月曜日は雨だったのですが、直前になって予報が変わって、当日はいい天気になったので、無事、自転車で行くことができました。祝日だったせいか、駅の駐輪場も空いてたし。
昼の回と、夜の回の間に、1時間という、微妙な休み時間ができたので、隣の駅、吉祥寺の近くの井の頭公園まで、自転車で行ってみました。
その場での急な思いつきだったし、地図も持っていなかったので、道をよく把握してなかったのですが、勘で走っていたら、吉祥寺行きの路線バスを見つけたので、その後を追っかけました [E:happy01]
今さっき地図で確認してみたんですが、線路沿いに、素直にまっすぐ行ける道って無いんですね。自転車なのであまり気にしませんでしたが、一方通行も多いですね。
紅葉なのか、夕日に染まっているだけなのか、よくわかんない・・・
なんとか井の頭公園までたどり着けましたが、ゆっくりしている時間もなく、10分くらい、ぶらぶらするだけ。
広いので、たったの10分で1周することなど不可能なわけです。
方向音痴なので、帰り道、迷わずに元の場所へ戻れるか不安でしたが、ちゃんと帰れました。まあ、必死ですからね、ぜったいに見逃してなるものか、と。
☆
自転車で走っていると、ときどき気になるんですが、アスファルト道路で、表面がものすごくデコボコになっているところがあります。
細い道から幹線道路に出るところとか、敷地内の駐車場から道路にでるところとか、だいたい、ハンドルを切りながら加速しだすところで、道路の表面に摩擦力がけっこうかかるような場所。
それからたぶん、そのアスファルト舗装って、雨水が浸透しやすいようになっているんじゃないかと思うんですが、そういうのって、従来のよりも弱くなっているんですかね?
自転車で、そこそこの速度で走っていると、そういうボコボコになったところ、けっこう危ない感じがするんで、ちゃんと直してくれないかなぁと。
約1年ぶりのお楽しみ、「ねじまき祭~くらちゃんとゆかいな仲間達」に参加するために、西荻窪のライブハウス ターニングに行ってきました。
自転車でそちら方面に行くのは久しぶりだったのですが、環8がすごく混んでたり、西荻窪周辺は細い道がくねくくねしてたので、余裕を持って出かけてよかったです。
最初は、らむねちゃんの紙芝居でスタート。「なぞなぞな」は、本当に難しくてわかんなかったんですけど・・・ 昼の衣装は法被?、夜は、例のメイドさんでした。
夜の回は、広田さくらさんの紙芝居もありました。プロレス紙芝居(!)という独特のもので、私は以前別作品ですが見たことがあったので、きちんと心構えができてましたが[E:happy01] はじめて見た人は、けっこうビックリするんじゃないかと思います。
☆
そして、音楽パート。
昼の回の目玉は、なんといってもユキクラ。何年ぶり?という感じ。半分「べにとかげ」でした。
もっともっと見たい、聴きたい、歌いたい、と思ったのですが、もう今年の11月23日は、ユキクラ感謝の日と言ってもいいですね。
夜の回は、「田中一成被害者の会」というバンドが出ました。いや、正式名称というか仮の名称があったはずなんですが、なんでしたっけ?[E:coldsweats01] けっこう時間オーバーしていて、他のメンバー、関係者一同から、大顰蹙だったようです。
☆
朗読の1つめ、「宇宙人の証明」は、2年前の夏に上演した作品のショートバージョン。プロデューサーくらちゃんが、津久井教生さんに、おもしろさは同じのまま、時間を半分にしてください、とお願いしたんだそうです。[E:happy01]
今回も、私市淳が製作した「宇宙人」が使われていましたが、あれって、2年前のもの?それとも、今回、新たに製作したもの?
☆
朗読の2つめ、「倉田雅世殺人事件」は、事前に予想していたのとははまるで違う、ほんわかうっかりるんるんくるるんるんな、不思議な作品でした。なにしろ、結局、犯人が誰なのかわからない、という推理モノ・ミステリー作品としてはありえないもので、さすが、異彩を放つ谷口悟朗の作品だな、と。
アフタートークで打ち明け話があったのですが、稽古のときから、
ということをやっていたそうです。今回の本番のときも、観客も交えて、犯人あてをしたんですが、けっこう難しかったです。
予備知識のある人は、10倍楽しめる、内輪ネタ満載な作品でした。
昼の回は、雪野五月が演じてた役を、夜の回は、広田さくらさんが演じてました。2回あっても、微妙に違いがあって、夜の回は、かなりはっちゃけた感じがしてました。
ぜひ、このつづき、第2話を見てみたいです。死んじゃってたらもう続きを作りようがないかもしれないですが、そこはもう、谷口監督の知恵でなんとかなるんじゃないかと。
なお、谷口監督をアゴの先で動かせるに気楽に仕事を依頼できる声優は、倉田雅世さんだけであるらしいです。
☆
記念に購入したグッズ類。
え~と、もう次が待ち遠しいんですけど・・・
ブラタモリで秋葉原をとりあげるというので、絶対に生で見るぞ、と意気込んでいたら、ボジョレーヌーボーに浮かれて?見逃したので、もういいやと思って、今さっき、録画しておいたのを見ました。
以前から、この番組って、いつ収録したんだろうかと気になっていたのですが、今回のを見ると、「ドラクエIX発売まで16日」らしき看板が見えていたので、えーと7月11日発売ですから、これって、6月に収録したんですか[E:sign02]
今回も、その他の回でも、番組中に登場する街中の人々に、「ブラタモリ」という番組名を言わないので、秘密にしておきたかったんですかねぇ。
☆
へーそうなんだと思ったのが、書泉の方角にある、小さい公園みたいなスペースが、昔は、運河だったってこと。
ここ、なんとなく、暗いイメージがあって、近づきにくい場所だと思ってたんですが・・・なんか、だれかの「敷布団」らしきものが映ってますね・・・
☆
鉄道ネタもけっこう取り上げられていました。
私は以前、中央線と総武線の区別がつかなかったんですが(色が違う、っていうだけの認識)、秋葉原で、これを見れば一目瞭然、このへんから先は、別の路線だってわかりますね。
☆
秋葉原といいつつ、神田須田町でけっこう時間をとってましたね。
秋葉原といえば青果市場もあったんですが、痕跡があまりないのか、それともネタとして弱いのか、取り上げづらかったんですかね。
ノートパソコンのジャンクとかもチラっと出てましたが、パソコン関係はほぼスルーでした。もっとも、あっちは外神田なんで、秋葉原じゃない、ってことで外されたんでしょうか。
あと、今ごろになってわざわざ、メイドさんを出す必要なし、時間のムダ、と思いました。
というわけで、今回のブラタモリの秋葉原の取り上げ方、ちょっと不満が残りました。
それから。
ちゃかしていたけど、タモリが「根本は人見知りなんですよ」と言ってたのは、印象に残りました。
それにしてもアナウンサーの人のコメントが、いつもながら、ひどいなぁ。
変な名前だな、ってだけで買ってみた「忍者めし」なるもの。
「宮崎マンゴー味」
「梅かつお味」
ハードグミというだけあって、そのとおり、やけに固いグミキャンディ。
口の中に入れて、だんだんと柔らかくなっていくんですが、そのうちめんどくさくなってきて、固いうちに、むきになって噛んでいたら、歯につめた金属がとれちゃいました。
・・・というわけで、久しぶりに歯医者さんに行ってきました。
定期健診に行った方がいいかな、と思っていたころだったので、ホントに行くぞ!と、いいふんぎりになったのでありました。
というわけで、今年も買ってきたわけなのでありました。
例によって、午後9時から、ってことにします。
「今年はブドウのできがよくて・・・」と言ってたけど、毎年そう言ってる気がします。
☆
今朝テレビのニュースでも見たんですが、ペットボトルのも売ってました。ペットボトルはね、ちょっと・・・いくら安いからって。
でも、スクリューキャップは、個人的には、いいと思ってます。だって便利だもん。
■ 過去記事
秋の夕暮れ。あっという間に、真っ暗になっちゃいますね。
(2009年11月15日撮影)
東京駅の近くで変わったバスを見かけました。
サンフランシスコのケーブルカーに似てる[E:sign02]
これ、CLASSIC SKY BUSというらしいです。
屋根のない2階建てバスを運行しているのと同じ会社のバスなのでした。
http://skybus.jp/menus/index/00005
バスの中が周囲から丸見えなので、乗る方が、なんとなく恥ずかしいような [E:wink]
途中まで解体して放置?されてた交通博物館は、最近、解体工事が進んでいるようです。
2009年11月15日撮影
なにやら、でっかいビルが建つ、って言ってますね。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091017/etc_akiba.html
交通博物館跡地も再開発中、20階建ての高層ビル
☆
■ 過去記事
日曜日は、遠路はるばる(?)せっかく出てきたんだからってことで、秋葉原にも立ち寄ったんですが、その帰り道。
あれ?こんなところで、「万かつサンド」を売ってる・・・
万世橋のそば、中央線の高架下、あの哀愁漂う、ラジオガァデンの中に、万かつサンドの売店ができてました。
肉の万世のビルの、真向かいなんですが・・・
というわけで、久しぶりに、買っていって、夕飯にしました。
これだけじゃ物足りないんで、もっと他にも食べちゃうわけでして…
☆
そういえば、たしか、ラジオガァデンのところに、旧万世橋駅の出入り口があったんでしたっけ?
それと、万世橋って名前。天皇をたたえる意味をこめた名前なのかなぁ?と勝手に思ってたんだけど、関係ないのかな。
☆
(2009/11/24 追記) 忘れてたんですが、肉の万世の名前が入った、金貨みたいなチョコ(?もったいなくて、まだ食べてない)をもらいました。今検索してみて見つけたんですが、オリジナルのコインチョコレート(というのが正式名称らしい?)を作ってくれる会社が、すぐ近所の外神田3丁目にあるようです。これが、そこで作ったものかどうかはわかりませんが。
■ 過去記事
秋晴れの日曜日。自転車に乗ってでかけよう。
いつもの秋葉原を越えて、隅田川も渡って、さらに東へ
錦糸町駅前にある、エワタリ
駄菓子がたくさん。しかも安い。これはもう大人買いするしかない。
ネット通販もやっているようです。
さきほど、「ザ☆ネットスター! - 11月号 -」を見ました。
なにやら、おなじみの方が登場しているな・・・と思って。
これほどまでに世間に浸透してくるとは。まさに、継続は力なり、ですね。
あれ?! 2枚は、同じ絵だ。
微妙にベルダンディーに似てるのは、わざわざ触れる必要もないのでしょうが、そういえば、NHKのBSでは、昔、「ああっ女神さまっ」を放映してたような。
☆
オープニングのトークが一番面白かった。
やっぱり、NHKはすごいや。
☆
そういえば、ひさしぶりにネットスターを見たような気がする。
うん、そりゃそうだ、8、9、10月の録画した分を、まだ見てないや・・・。
■ 過去記事
802.11bだけ対応という、ずいぶんと古い、PCI接続の無線LANカードを手に入れました。
PCIではありますが、よく見ると、カバーで隠された中に、mini PCIなカードが入ってるようでしたが。
実家には無線LANのアクセスポイントがないので、この無線LANカードをFreeBSDなパソコンに挿して、Nintendo DSiでインターネット接続できるようにしてみました。
FreeBSDは2~3ヶ月前の7.2-STABLE。
dmesgで見ると、こんな感じで、wiドライバで認識されていました。
wi0: <Intersil Prism2.5> mem 0xee3ff000-0xee3fffff irq 22 at device 11.0 on pci1
wi0: [ITHREAD]
wi0: using RF:PRISM2.5 MAC:ISL3874A(Mini-PCI)
wi0: Intersil Firmware: Primary (1.1.1), Station (1.5.6)
wi0: Ethernet address: うんたらかんたら
よくわかってないんですが、無線LANの機器には、アクセスポイントとして使えるものと、使えないものがあるそうです。wiのマニュアルを見ると
http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=wi&manpath=FreeBSD+7.2-RELEASE
Cards based on the Intersil PRISM chips also support a host-based access point mode
と書かれていて、ラッキーなことに、これはアクセスポイントとして使えるものでした。
☆
私は、有線LANばっかりで、無線LANってほとんど使ったことがないんですが、そういうわけで、FreeBSDでも無線LANを使ったことがありませんでした。
FreeBSD Handbookに、けっこう詳しくかかれているようです。
31.3 Wireless Networking
http://www.freebsd.org/doc/en/books/handbook/network-wireless.html
ざっと眺めてみただけですが、/etc/rc.d/netif start のような「いまどきのFreeBSDの作法」っぽいところ、なるほどと思いました。
まあ、無線LANといっても、ネットワークデバイスとしてつながってしまえば、イーサネットとそんなに違わないだろう、と思いまして、Handbookではなく、wiのマニュアルを主に参考にして、ちょこちょこやってみました。
http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=wi&manpath=FreeBSD+7.2-RELEASE
えーと、まず、
# ifconfig wi0
wi0: flags=8802<BROADCAST,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500
ether うんたらかんたら
media: IEEE 802.11 Wireless Ethernet autoselect (none)
status: no carrier
ssid "" channel 1 (2412 Mhz 11b)
stationname "FreeBSD WaveLAN/IEEE node"
authmode OPEN privacy OFF bmiss 7 scanvalid 60 bintval 0
という感じになってます。
# ifconfig wi0 up scan
とやると、どのチャンネルが使われているか一覧が見られるそうです。・・・まったく使われていませんでした。
# ifconfig wi0 list caps
wi0=10701<WEP,IBSS,PMGT,HOSTAP,MONITOR>
とやると、無線LANカードが、どんな機能をもっているのか、簡潔に表示されるそうです。WEPだけなんですね。まあ、Nintendo DSにはピッタリ、と言えなくもないですけど。
☆
WEPで、はまった
無線LANなので、暗号化しておこうかと思ってもWEPしかないんですが、ないよりはましなので一応WEPを使うことにしました。
イーサネットと同じように、ifconfigコマンドでやればいいんですが、無線LANで特徴的なのは、ssid、media、mediaopt、wepmode、wepkeyなどのキーワードを指定することです。
それでも、あっというまにネットワークインターフェイスのセットアップができて、いざ動作確認をしてみると(tcpdump -i wi0 で眺めていた)、
という感じ。これで、1~2時間、悩みました。
やっとわかったのは、deftxkeyというのも指定しなければいけなかった、ということ。
wepkeyは何種類か登録できることになっているんですが、送信時にどれを使うかを指定する必要があったのでした。
それから、wepkeyは、普通のテキストで指定するのか、16進数で指定するのか、うっかり間違えそうです。
DSiのほうでは、「AAAAA」のように普通のテキストで指定します。
ifconfigでも、普通のテキストで指定できるようですが、wiのマニュアルでは、「wepkey 1:0x4141414141」のように16進数で指定するのを推奨しているみたいです。
テキストを16進数への変換するには、たとえば
% echo -n "HelloWorld123" | hd
00000000 48 65 6c 6c 6f 57 6f 72 6c 64 31 32 33 |HelloWorld123|
とかやれば、0x48656c6c6f576f726c64313233 になるとわかります。
☆
とりあえずのセットアップ結果
ネットワーク環境
有線LANが、192.168.1.0/255.255.255.0
無線LANが、192.168.10.0/255.255.255.0
ADSLルータが、192.168.1.1
FreeBSDを無線LANルータにする
FreeBSDの有線LAN側が、192.168.1.2。fxpドライバを使用。
FreeBSDの無線LAN側が、192.168.10.1。wiドライバを使用。
portsで、net/isc-dhcp31-serverをインストールした。
FreeBSDで、firewallを設定しようと思ったけど、今回はパス。
/etc/rc.confに書いた内容
ifconfig_fxp0="inet 192.168.1.2 netmask 255.255.255.0"
ifconfig_wi0="inet 192.168.10.1 netmask 255.255.255.0 ssid 適当に何か英数字 media DS/11Mbps mediaopt hostap wepmode on wepkey 1:0x48656c6c6f576f726c64313233 deftxkey 1 stationname これも適当"
gateway_enable="YES"
dhcpd_enable="YES"
dhcpd_flags="-q"
dhcpd_ifaces="wi0"
当たり前のことですが、wepkeyは秘密の呪文なので、このままコピペして使ってはいけません。
stationnameはどこで使われるのかよくわからなかったのですが、ifconfigで見ると、デフォルトでは、FreeBSD WaveLAN/IEEE nodeになるようです。気持ち悪いので、適当な文字列を指定しました。
wi0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500
ether なんとかかんとか
inet 192.168.10.1 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.10.255
media: IEEE 802.11 Wireless Ethernet DS/11Mbps <hostap> (DS/2Mbps <hostap>)
status: associated
ssid 適当に何か英数字 channel 1 (2412 Mhz 11b) bssid なんとかんとか
stationname "FreeBSD WaveLAN/IEEE node"
authmode OPEN privacy MIXED deftxkey 1 wepkey 1:104-bit scanvalid 60
dtimperiod 1
dhcpd.confに書いた内容
option domain-name "example.org";
option domain-name-servers 192.168.1.1;
default-lease-time 600;
max-lease-time 7200;
ddns-update-style ad-hoc;
log-facility local7;
subnet 192.168.10.0 netmask 255.255.255.0 {
#range 192.168.10.10 192.168.10.19;
range dynamic-bootp 192.168.10.10 192.168.10.19;
option routers 192.168.10.1;
option broadcast-address 192.168.10.255;
option domain-name-servers 192.168.1.1;
default-lease-time 600;
max-lease-time 7200;
}
以上のような感じで、なんとか動くようになりました。
☆
「ifconfig wi0 ~」で設定をいじくりまくってたとき、なんかおかしいなと思ったときは、ifconfig wi0 downしてから、ifconfig wi0 ~ その他で設定して、ifconfig wi0 upすると、うまくいったような・・・気のせい? おまじない?
動作確認で一番役に立ったのは、tcpdumpでした。tcpdump -i wi0で、無線LANの通信状況を常に眺めていました。
tcpdumpの出力を見てると、こっちが送信しているのに、なぜかDSiは受信してくれないな?と不思議に思っていて、wiのマニュアルを確認したところ、deftxkeyに気がついた、という次第です。
苦労すること数時間、DSiでインターネットへの接続をテストしたとき、conntest.nintendowifi.netとの間で通信している様子を見て、やっと動いた!と感動してしまいました。
DHCP周りの挙動を確認するには、dhcpdをデバッグモードで動かすのがよくて、
# ps axww | grep dhcp
50709 ?? Ss 0:00.14 /usr/local/sbin/dhcpd -q -cf /usr/local/etc/dhcpd.conf -lf /var/db/dhcpd/dhcpd.leases -pf /var/run/dhcpd/dhcpd.pid -user dhcpd -group dhcpd wi0
とやると、どういう引数でdhcpdが動いてるかわかるので、
# /usr/local/etc/rc.d/isc-dhcpd stop
で、dhcpdを止めてから、引数に「-d」を追加して、「-q」は消してもいいかな、
# /usr/local/sbin/dhcpd -d -cf /usr/local/etc/dhcpd.conf -lf /var/db/dhcpd/dhcpd.leases -pf /var/run/dhcpd/dhcpd.pid -user dhcpd -group dhcpd wi0
と実行。
これで、こんな感じで、ログメッセージが表示されます。
Internet Systems Consortium DHCP Server V3.1.3
Copyright 2004-2009 Internet Systems Consortium.
All rights reserved.
For info, please visit https://www.isc.org/software/dhcp/
Wrote 0 leases to leases file.
Listening on BPF/wi0/ほにゃらら/192.168.10/24
Sending on BPF/wi0/ほにゃらら/192.168.10/24
Sending on Socket/fallback/fallback-net
DHCPDISCOVER from だれか via wi0
DHCPOFFER on 192.168.10.10 to だれか (NintendoDS) via wi0
DHCPDISCOVER from だれか (NintendoDS) via wi0
DHCPOFFER on 192.168.10.10 to だれか (NintendoDS) via wi0
うまく動いていない場合、原因となる箇所は、いくつもあります。なんかもう、ロールプレイングゲームみたいですね。フラグが立った?
問題を切り分けるために、すべてを一度に動かさずに、シンプルな構成で、1つずつ、機能が動いているかどうか確認していくのが肝心。
あんまりよくないんですが、私の場合、WEPを使わないようにして動作確認してみると、ちゃんと動いたので、WEPまわりに問題があるはずだ、と確証しました。
ブリッジ接続でやってみる
LAN側にADSLルーターがいるので、FreeBSD上でルーターやらDHCPサーバーを動かさずに、ADSLルーターに全部まかせてしまう、という手抜きもできます。
でも、暗号化がWEPで、あまりにも弱すぎるので、止めたほうがいいよね。絶対に。
wiのマニュアルにサンプルが載っているので、それを参考にしながら、たしか、こんな感じで動きました。
ifconfig wi0 inet up ssid 適当に何か英数字 media DS/11Mbps mediaopt hostap wepmode on wepkey 1:0x48656c6c6f576f726c64313233 deftxkey 1 stationname これも適当"
sysctl net.inet.ip.check_interface=0
ifconfig bridge0 create
ifconfig bridge0 addm wi0 addm fxp0 up
試行錯誤しているときに、wi0にIPアドレスを割り振ってしまったんですが、そうするとやっぱりブリッジとして動作しなくなるみたいです。
一度、ネットワークインターフェイスにIPアドレスを割り当ててしまったら、どうやって解除するんですかね?
結局、
ifconfig wi0 inet 192.168.10.1 -alias
のようにして目的は果たせたんですが、そういうものでしょうか。
☆
やっぱり、ファイアーウォールの設定もしなくちゃいけないなぁ。
☆
(2009/11/15追記)
今、無線LANルーターって、3000円台で買えちゃうんだ・・・と思った。
11月23日の
ねじまきやpresents
朗読&トークライブ
「ねじまき祭~くらちゃんとゆかいな仲間達」
のチケットが届きました。
直前のブログに、はがきがチケットになってると書かれていたので、はがきが送られてくるのかと思ってたら、いつもと同じように、簡易書留できちんと送られてきました。
う~ん、楽しみ。
☆
これまで使っていたフライパンが、IHで使えないことが判明してしまったので、IH対応と書かれたフライパンを買ってきました。780円。
先代のフライパンは、どうしたらいいんだろう?
古めかしい、蚊取り線香みたいな電熱コンロが、IHヒーターに置き換わりました。
200Vなのが普通だと思ってたけど、これは100Vだった。
それから、これ、IH対応とうたっていないアルミ製の鍋は使えないって書いてあった。そういうの、今は持ってなかったからよかったけど、あ、アルミのの鍋焼きうどん(100円)が、いくつかあったな。
IHって、動作中にファンか何かの音がけっこうすると思ってたけど、これ、それほどでもなかった。
実家のは、連動してる換気扇の音が大きいんだな、きっと。
■ 過去記事
SJ3。
まあ、なんですかね。
たぶん、ほとんどの人は知らないと思います。
ソニー。
あのソニーが、かつて、ワークステーションを作ってました。NEWSって名前。
そのNEWSで動いてた日本語変換ソフトの名前が「SJ3」。
昔からオープンソースになってて、当時有名だったWnn4と比べて、かな漢字変換がとても賢かったんです。ただ、オープンソースのほうは、辞書がちょっと貧弱だったので(NEWS-OSのSJ3が使ってた辞書は、けっこう充実してた)、今でも、だれか、辞書を作り直してくれないかな、とか思ってるんですけど。
というわけで、好きだったんですよ、SJ3。今でも好きなので、先日、実家のFreeBSDマシン(ほtんど使ってないんだけど)の環境整備をしてて、ふと気がつけば、SJ3で、かな漢字変換ができなかったんです。ユーザー辞書にアクセスできない、みたいなエラーが出てたでしょうか。
ほとんど忘れていたんですが、sj3servのログを採取してみたり、ktraceしてみたり、いろいろ試行錯誤してて、やっとわかりました。
/usr/local/lib/sj3/dict/ 以下に辞書ファイルと、ユーザーごとの学習データのファイルがあるんですが・・・
# ls -la
total 294
drwxr-xr-x 3 root wheel 512 6 20 17:15 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 512 12 31 2007 ..
-r--r--r-- 1 root wheel 268544 6 20 17:15 sj3main.dic
drwxr-xr-x 3 bin bin 512 11 8 12:06 user
userというディレクトリが、ownerがbin、groupがbinとなってたんですが、これ、いつのまにかFreeBSDのportsでは、「_sj3」に変わっていました。
というわけで、こんな感じになるのが、正しいようです。
# ls -la
total 294
drwxr-xr-x 3 root wheel 512 6 20 17:15 .
drwxr-xr-x 3 root wheel 512 12 31 2007 ..
-r--r--r-- 1 root wheel 268544 6 20 17:15 sj3main.dic
drwxr-xr-x 3 _sj3 _sj3 512 11 8 12:06 user
# ls -la /usr/local/lib/sj3/dict/user/ユーザー名
total 46
drwxr-xr-x 2 _sj3 _sj3 512 11 8 12:28 .
drwxr-xr-x 4 _sj3 _sj3 512 11 8 12:28 ..
-rw------- 1 _sj3 _sj3 4352 11 8 12:28 private.dic
-rw------- 1 _sj3 _sj3 35584 11 8 12:28 study.dat
さきほどから、やっと聴き始めました。発売日に届くと思ってたのに[E:weep]
quatre quarts
池澤春菜
オビによれば「サエキけんぞう、桃井はるこ、CooRie Rino、松浦有希など豪華作家陣を迎えた」、ってことで、聴いてみると、それぞれそんな雰囲気がするし
あれ?オビの裏が・・・あははははははは[E:happy01]
CDを買った人だけのお楽しみですね。
朝は曇っていましたが、だんだんと太陽が出てきて、薄い雲はありますが、暖かな秋の日となりました。
富士山の頂上は、もう雪が積もっています。
☆
今、実家で、古いパソコンの環境整備を行っています。
Windowsではなく、FreeBSDで、パソコンとして普通に使える環境にしようと。
まずはブログ?ってことで、デジカメのSDカードをマウントしようとしたら、Invalid argumentというエラーで、写真を取り出せない、と、いきなり初歩的なことでつまづいたり
・・・recoverdiskやらtestdiskを実行してるうちに、いつのまにか/dev/da2s1が現れて、/dev/da2の代わりに/dev/da2s1を使ったらマウントできました。ブートセクタが、FreeBSDの気に入らないものになっていた、ってことらしいです(???)。
GNOMEで自動的にマウントさせる方法を、調査中。
☆
WineでWinampを実行して、Shoutcastなストリーミングも聴けた。
Wineを使う必要もない気がするけど。
☆
ほかには、ジャンクな無線LANカードを手に入れたので、DSiのアクセスポイントとして使えないか、試してみよう。