というわけで12月の分。
12月は、「ドビンソン漂流記」、「オバケのQ太郎」、「21エモン」の3冊です。
ドビンソン漂流記
この作品も知りませんでした。雑誌「こどもの光」(1971年1月号~1972年12月号)に掲載されたものです。こどもの光は、家の光協会という農協関係のところから出ている雑誌だそうで、一般の書店では取り扱っていないけど、多くの農家で購読しているので、発行部数はかなり多いそうです。このドビンソン漂流記のあとには、キテレツ大百科も連載されていたそうです。
絵柄がなんとなく昔のマンガっぽい(なんとなく昭和40年ころな)感じがしたのですが、昭和46年なので、ドラえもんの連載スタート後ですね。ドラえもんとネタが重なってるものもあるような…
内容は、宇宙から来たキャラが優れた科学力を持っていて、SF(すこしふしぎ)、ドタバタ、日常生活ギャグ、という藤子F作品の王道。アポロ計画で宇宙が注目されたころ(後?)だったこともあって、宇宙を選んではいるものの、物語の舞台は、宇宙ではなく町中です。
主人公が、プーッといって熱風のようなものを吹き出す技(?)を持ってるのですが、土瓶(どびん)にひっかけたギャグですか…難しいかも[E:coldsweats01]
☆
オバケのQ太郎 (8)
小学三年生(1965年1月号~1966年10月号)に掲載された作品を収録。オバQにも、第一話が何種類もあるんですねぇ。2話目の「ライバルをけおとせ」は単行本で読んだ記憶があります。
巻末の特別資料室に、オバQのキスマーク、足型、サインが載っています。なんだかスゴイ[E:coldsweats01]
解説が、高橋留美子先生でした。
☆
21エモン (2)
第2巻では、
- 21エモン 週刊少年サンデー 1968年32号~1969年6号
- 21エモン 月刊コロコロコミック 1981年8月号
- モンガーちゃん 幼稚園 1968年7月号~9月号
を収録しています。モンガーちゃんは、21エモンにでてくる小さくてかわいいキャラのモンガーをひきたてた短い作品です。
週刊少年サンデーが60円だったり、「オリンピック大特集 メキシコに集結!超人・怪人50」の、怪人っていったい何だ?!というところが気になりました。それと、人気スターの大弱点という記事では、水前寺清子と坂本九だったり。
■ 過去記事
- 藤子・F・不二雄大全集 第2期 第4回配本(2010年11月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第2期全巻購入特典 F VOICEの遅れに伴い全巻購入申込期限を1ヶ月延長 ~ 2011年1月末
- 藤子・F・不二雄大全集 第2期 第3回配本(2010年10月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第2期 第2回配本(2010年9月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第2期 第1回配本(2010年8月)
- 藤子・F・不二雄大全集 別巻 Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド
- バケルくん
- キテレツ大百科
- 藤子・F・不二雄大全集 第12回配本(2010年6月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第11回配本(2010年5月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第10回配本(2010年4月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第9回配本(2010年3月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第8回配本(2010年2月)
- 映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!
- 手ぬぐい! 手ぬぐい! 手ぬぐい!
- 藤子・F・不二雄大全集のドラえもん(2)のつづきを読む ~ 何ヶ月、積ん読?
- 藤子・F・不二雄大全集 第7回配本(2010年1月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第6回配本(2009年12月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第5回配本(2009年11月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第4回配本(2009年10月)
- 藤子・F・不二雄大全集 第3回配本(2009年9月)
- 誕生日にちなんで藤子・F・不二雄大全集のドラえもん(2)を読む
- 藤子・F・不二雄大全集 第2回配本(2009年8月)
- 藤子・F・不二雄大全集
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