勝手に尊敬する、すがやみつる先生の著書。さっそく某ネット通販で購入。
仮面ライダー青春譜
もうひとつの昭和マンガ史
すがやみつる
帯が大きいです。表紙の2/3くらい。
帯をとるとこうなってしまい、帯というよりもカバーのような。
これ、インターネット上に掲載されていた文章を、手直して、書籍としてまとめたとのことで、自分も、インターネットの方で読みました。インターネット版でも、古いのと新しいのと2バージョンあったような気もします。
なぜ勝手に先生と思っているかというと、コロコロコミックで出会った「ゲームセンターあらし」に始まり、あらしがマイコン(パソコン)を紹介するマンガでマイコンに興味を持ち、そして、「こんにちはマイコン」、…これらがその後の人生に大きな影響を与えたこともあるし、地元出身の有名人であり、出身高校が同じ、そんなこともあります。
そういうわけで、個人的には、「第二章 紙の街に生まれて」は、へーそうだったんだ!?の連続で、とてもおもしろいです。
インターネットのブログで連載されていたときもそうでしたが、写真もたくさん掲載されていて、これまた楽しいです。そういえば藤子F全集のときに気になってた「ボーイズライフ」についても、表紙の写真があったり、触れられていました。
ふと気がついたんですが、P.60の写真でキャプションは「ジェファーソン・スターシップのLPジャケット」と書いてあるのに、写真はElectric Light Orchestra(ELO)のジャケット写真なんだけど、なんでだろう?
…… この本は、藤子A先生の「まんが道」よりも、20年くらいたったころのマンガ家修行の様子がわかる感じでしょうか。石ノ森章太郎ファンの方も興味深く読めると思いますし、サブタイトルに昭和と入っているように、昭和の雰囲気もたっぷり、当時の資料集にもなりすね。年表も笑えて楽しい[E:happy01]
それにしても、すがや先生、こんなにも当時のことをよく覚えてて、資料も残してるものかと、感心します。
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