2011年8月14日日曜日

Emacs 23でいまごろ気がついた、ささいな事

20うん年前、授業ではじめてふれたUnixワークステーション環境にて、viを教えられたものの、viの操作に10分も耐えられず、独学でEmacsを使い始めた・・・なんていう出来事が、Emacsとの出会いでした。



Emacs version 23は、最初に使ったときに何か困ったことがあって(忘れた)、すぐにversion 22に戻してしまって、そのままになっていたのですが、ふとversion 23を使ってみて、ちょっとした違和感を感じました。



C-nを押したときの挙動が、なんか違うぞ。



M-x describe-key して C-n して、ヘルプを読んでいくと、line-move-visual なる、気になる変数を発見。



201108131



line-move-visual is a variable defined in `simple.el'.
Its value is t



Documentation:
When non-nil, `line-move' moves point by visual lines.
This movement is based on where the cursor is displayed on the
screen, instead of relying on buffer contents alone.  It takes
into account variable-width characters and line continuation.
If nil, `line-move' moves point by logical lines.



You can customize this variable.



This variable was introduced, or its default value was changed, in
version 23.1 of Emacs.



今まで、Emacsでは、C-nでカーソルを次の行へ移動させたとき、「論理的な行(改行コードで区切られる行)」単位で、移動していました。一方、普通のテキストエディタは、画面上での見た目の行の単位で、カーソルが移動します。



なんと、Emacs 23では、画面上の見た目の行の単位で、カーソル移動するようになってるじゃありませんか。



201108132



いつのまに、こんな機能が[E:sign02]

ああ、23.1からですか。



Emacsのカーソル移動の仕方が嫌なので普通のになりませんか?といったFAQがあったような気がします。
それが、version 23にもなって、ようやく変更されただなんて…



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