今日、プリンタで印刷しようとして、lprコマンドやlpqコマンドを実行すると、今まで見たことのないエラーが出ることに気がつきました。
こんなエラーです。
% lpr -Pプリンタ ファイル.ps
lpr: Connection refused% lpq -Pプリンタ
lpq: Unable to connect to server
環境変数LANGがja_JP.eucJPだったりすると
% lpq -Pプリンタ
lpq: サーバに接続できません
しばらく、あちこち調べまわって、意外なところに問題が見つかりました。
% which lpr
/usr/local/bin/lpr
% which lpq
/usr/local/bin/lpq
なんと、/usr/local/binですか。普通は、/usr/binのはずです。
こいつは何者だ!?と調べてみると・・・
% pkg_which /usr/local/bin/lpq
cups-base-1.2.0_2
はぁ・・・
どうやら、portupgradeで、cups-baseを最新版にアップデートしたところ、lpr、lpq、lprmという、/usr/binにある印刷関係のコマンドと同名のコマンドが、/usr/local/binにインストールされてしまった、ということでした。
旧バージョンのときは、これらのコマンドはインストールされていなかったのですが、今回から入るようになってしまったようです(まさかパッケージングのミスではないですよね?)。
とりあえず、環境変数PATHを/usr/binを先にして回避することにしました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
しかし、これもいい機会だということで、CUPSのセットアップでもしようかと思い、ドキュメントを見ながら、試すことにしました。
「えーと、次に、cupsdを実行するのですか。」
・・・cupsdを動かしたら、
/etc/printcapを上書きされてしまいました。
泣く泣く、バックアップのほうから、/etc/printcapを復活させました。
これまでCUPSは使わずに、昔ながらのLPR、LPDでの印刷を行っていたのですが、そろそろ、CUPSを使うようにしたほうがいいんでしょうかね?
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