TOKYO MXのミラーマンを、たまに、なんとなく、ちらっと見てるんですが、昨日のは、いつもと少し雰囲気が違って、微妙にリアル。
変わったデザインの建物
☆
昔の電子計算機の、本物のコンソール(操作卓)っぽいもの。
ちなみに、当時は、こういう感じで使ってたんでしょうか?なんか絶対違う!って気がするんけど。てゆーか、なんで白衣?
☆
本物の磁気テープ装置。いつもは、ニョロニョロでてくる紙テープくらいだけなのに。
☆
本物の1970年代テイストな女性。これはいつもそうですけど。
☆
FACOM 230-50っていうんですね。
(2008/05/22追記) てゆーか、そのオシロスコープが、場違いでしょう?!みたいにも思ったんですが・・・
大学のときの学生実験で「CPUを作る」ってのがあったんです。授業の時間だけでは、とうてい間に合わないので、持ち帰って作業を進めていたときのこと。ロジアナ(ロジックアナライザー)が手元にはなく、なぜかオシロスコープならあった。
そこで、プログラムカウンタが進まないように細工して、同じ命令を繰り返し実行するようにして、そのときの信号の波形をオシロスコープで観察しながら、回路のデバッグをしてました。
☆
いつもは、こういう、どうしょうもないショボいセットなのに・・・
今回は、どっかにロケに出かけていったんでしょうかね。
☆
ところで、ミラーマンによく出てくる、スクリーンのようなもの。
手書きの、わりとチャチぃものだったんですね。
そういえば、先日見たスタートレックでも、宇宙船内のモニタスクリーンみたいのが、しわが入ってたるんだして、実は絵が貼ってあるだけだった、とバレちゃってました。
☆
ウィキペディアによれば、「侵略者撃破計画 改造怪獣ギランダー登場」は、1972年10月29日が初回放映の第47話。
あ、もうすぐ最終回なんだ。
☆
というわけで、FACOM 230-50ってのを、ちょっと検索してみました。
写真
http://museum.ipsj.or.jp/computer/main/0005_win02.html
写真
http://homepage2.nifty.com/Miwa/Gallery1/fujitsu.html#F230-50
関係者による回顧記事
http://homepage2.nifty.com/Miwa/5_FONTAC/index.html#(4)
http://homepage2.nifty.com/Miwa/6_F230-60/6_2.html
計算処理の性能は、4MHzの、64kword、・・・うーん、そういうものなんですね。
FACOM230-50が完成したのは、1966年3月だそうです。
性能は、他とくらべて、ちょっとおとる、っていう感じで、ソフトウェアの互換性とかで、ちょっと問題ありだな、というところはあったものの、銀行オンラインシステムなどで、導入されていたそうです。
大学のときの授業では、チャネルっていう言葉が教科書に出てきても、MCA(マイクロチャネルアーキテクチャ)?(笑)なんて想像しかできなかったんですけど(せいぜいPC-9801のDMAみたいなイメージ)、こういう大型のコンピュータで、チャネル装置ってのがあったんですね。
☆
FACOMは微妙に違いますが、昔のコンピュータ、っていうか電子計算機?、名前が、「***AC」というように、最後が「AC」となるものが多いんだとか、誰かエラい人が語ってました。
ACは、Automatic Computerかな?とうろ覚えだったんですが、違いました。
すぐに思い浮かぶのはEDSACなんですが、
Electronic Delay Storage Automatic Calculator
あと、世界初のコンピュータと言われることがあるけど、どうもアーキテクチャが後のものとぜんぜん違うし、世界初じゃねーんじゃねーの?と言われることも多いENIAC。これは
Electronic Numerical Integrator and Computer
あぁ・・・なんかどうでもいい感じのACですね。
☆
私自身、こういう昔のコンピュータ、見たことさえないんですが、なんかロマンというか懐かしさというか、そういうものを感じてしまいます。経験したことがないのに、なぜか懐かしい。
ちょうど同じ日に、NHK BS2でやってたカウボーイビバップが、スペースシャトル コロンビア号が登場しちゃうエピソードだったんですけど(それに先週は、ビデオのβの話だったし…)、あんな感じのノスタルジックなところ、好きだなぁ。
SEE YOU SPACE COWBOY
0 件のコメント:
コメントを投稿