昔どこかで覚えた、たまに便利なテクニック。正直、わりとどうでもいい小ネタですが…
特定のコントロールシーケンスを出力することで、xtermやktermのウインドウタイトルに表示する文字列を変更できます。
もちろん、xtermを起動するときのコマンドラインオプション「-title」で指定することもできますが、ここで紹介するのは、すでに起動済みのxtermのタイトルを、その場で変更する方法です。
特定のコントロールシーケンスというのは、こんなのです。
^[]2;${TITLE}^G^[]1;${TITLE}^G
"^["はエスケープ、"^G"はControl+G、${TITLE}は、タイトルに設定したい文字列です。
前半はウインドウのタイトルを設定するもの、後半はアイコンのタイトルを設定するものです。
わかりにくいのでシェルスクリプトにしました。
(おせっかいなことに、ブラウザがコントロールコードを勝手に削除してしまうことがあるみたいなので、gzip圧縮したものも置いておきました。ん?ブラウザじゃなくてWindows上で使ってるテキストエディタが消してるみたいだ)
title.shとかいう名前で保存しておいて、「./title.sh aho」のように実行します。
くだらない応用例としては、時刻を表示したりもできます。
☆
xtermのマニュアルを見ると、「Xterm Control Sequences」というドキュメントを参照しろ、と出ているのですが、これのことです。
http://invisible-island.net/xterm/ctlseqs/ctlseqs.html
このドキュメント、暗号のようにわかりづらいです。正確に記述はされていますが、ぱっとみてすぐには理解できないというか…。
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