これも、ブラックジャックの単行本を探していて見つけた本です。
昨日の「ナイコン」で、思い出されることがあったもので・・・
マイコンBASIC講座3
プログラム・マスター編
マイコンBASICマガジン別冊
昭和57年11月1日発行
定価1,400円
(株)電波新聞社
パパ、パソコン、すごーい!
そんな声が聞こえてきそうな、ほほえましい表紙。
中央の機種はMZ-2000?奥の方は、PC-6001。
棚には洋酒のビンらしきものが並んでいたり、ちょっと70年代テイスト。
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表4広告も、PC-6001です。パピコンと堂々と表記されてます。
あのころ、欲しかったんだよなあ~PC-6001。「こんにちはマイコン」(すがやみつる)の影響が大きかったと思います。
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目次
BASICの基本的なことは、この1冊でほぼマスターできるような構成になっています。
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著者(?・・・とは書いてない)は、丹治佐一。電波新聞の雑誌では、当時から有名だったような気がします。APPLE ][が好きだった人なのかな?
モニターに映っているグラフィックは、どうも、うる星やつらのラムちゃんではないかと。
30年近く前から、マイコン/パソコンと、アニメは、切っても切れない間柄にあった、というわけで(笑)
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当時のいろんなパソコンでの、電源を入れた直後の画面。味わい深い!!
PC-6001の、
7100 Bytes free
って、いったい・・・
VIC-1001は、もっと少なくて、3583 BYTES FREE ってなってますけど。
こんな少ないメモリ容量でも、何とかやってたって、すごいなぁ。
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この本を買ったとき、ナイコンでした。
いや、もしかすると、ぴゅう太があったかもしれない。まあ、あったとしても、ナイコン相当でしょう(笑)
というわけで、この本を読むだけで、必死になってBASICを覚えました。
そして、覚えた知識を活用するのは、もっとずっと後のことでした。
パソコンを持ってなくて、本を読むだけで、覚える。私だけでなく、そういった努力をしてた人、たくさんいたでしょうね。
たしか1984年ころ、雑誌Oh!MZのエッセイみたいな連載記事で、TK-80BSやPC-8001などマイコン創世記を振り返るものがあったのですが(といっても、その記事から6~7年前のことだと)、そこで語られていたエピソードが、いつまでも記憶に残っています。
ある人が、何ヶ月か待ちで、やっと、待望のPC-8001を手に入れた。でも、ディスプレイがまだ入荷せず、本体のみ。
ディスプレイが到着するのが待ちきれず、その人は、画面表示なしで、本体だけで、プログラミングを行った、とのこと。画面が見えないので、音を鳴らして動作を確認するなど工夫をした、とか。
いや~すごい情熱です。
☆
この本を段ボール箱の中から発掘して、パラパラとページをめくっていくうちに、あのころの熱意が、どんどんと思い出されてきたのでした。今読んでも、ワクワクしちゃうんです。
あのころの熱意を、もう一度とりもどしたい、なんてことを思ったのでした。
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