Microsoft社の表計算ソフトのExcelはとっても有名ですが、もともとMacintosh用に開発された、ってことはあまり知られていないことかもしれません。
そのExcelが誕生する前に、Microsoftは、Multiplanという表計算ソフトを出していました。
なぜか、Multiplanのマニュアルだけ持ってます。しかも、NECの隠れた名機(?)PC-100用の。
PC-100は、私は、見たことくらいならあるような、ないような、というあいまいな記憶なんですが、一部に熱狂的なファンがおられるようです。NECのパソコンとしては、ものすごい異端児だったようですが、かなり最先端を突っ走っていたような感じです。
たとえば、ほう、MS-DOSで動いてたんですね。
私がはじめてMS-DOSをさわったのは1989年でした。
Multiplanの画面。なんかすごくすっきりしてる。
なんとなくLotus 1-2-3に似てるなぁ、と思ってたんですが、1-2-3よりも、Multiplanの方が、先に出てたんですと! あー知らなかった。1-2-3の方が有名なので、まねしてMultiplanができたのかと思ってた。申し訳ない。
Multiplanは、パソコンではなくて、とある計算機環境で、ちょこっとだけさわったことがあったんですが、そのときは、なんかよくわかんねー、って感じでした。
その後、MacintoshでExcel 4.0を使ったんですが、これはすごいソフトだ! というか、パソコンってこんなに便利な道具だったんだ! と妙に感動したものでした。
Multiplanよりも前には、VisiCalcという表計算ソフトの元祖があったそうですが(これはMicrosoftではなく、ビジコープという会社のソフト)、そっちは知識として、名前を知ってるだけです。
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