FreeBSDのportsでインストールしたgnome2なんですが、しばらく前から、startxでXを立ち上げて、gnome2が動き出して、使えるようになったかな、と思ったころに、バツ印や白紙のアイコンが表示されて、まともに使えない、という症状がでてました。
いつもそうなる、というわけではなく、動いたり動かなかったり、という感じ。
startxではなく、gdmからログインしてもそうなることがありました。
metacityが落ちては、自動起動して、また落ちる、を延々と繰り返していました。
gdbで見てみると、meta_ui_get_default_window_iconというところで、死んでました。
(gdb) where
#0 0x000000080974623c in thr_kill () from /lib/libc.so.7
#1 0x00000008097ea63b in abort () from /lib/libc.so.7
#2 0x0000000806ef94e4 in g_assertion_message ()
from /usr/local/lib/libglib-2.0.so.0
#3 0x0000000806ef9ab2 in g_assertion_message_expr ()
from /usr/local/lib/libglib-2.0.so.0
#4 0x0000000000480a63 in meta_ui_get_default_window_icon (ui=0x80aed0500)
at ui/ui.c:752
#5 0x0000000000430c1b in get_fallback_icons (screen=0x80abbed00,
iconp=0x7fffffffc9f8, ideal_width=32, ideal_height=32,
mini_iconp=0x7fffffffc9f0, ideal_mini_width=16, ideal_mini_height=16)
at core/iconcache.c:45
#6 0x0000000000432078 in meta_read_icons (screen=0x80abbed00,
xwindow=12582952, icon_cache=0x80b048868, wm_hints_pixmap=0,
wm_hints_mask=0, iconp=0x7fffffffc9f8, ideal_width=32, ideal_height=32,
mini_iconp=0x7fffffffc9f0, ideal_mini_width=16, ideal_mini_height=16)
at core/iconcache.c:824
#7 0x0000000000456e7d in meta_window_update_icon_now (window=0x80b048800)
at core/window.c:5775
#8 0x000000000044ddda in meta_window_new_with_attrs (display=0x80aefca00,
xwindow=12582952, must_be_viewable=1, attrs=0x80aef2788)
at core/window.c:601
#9 0x000000000043eb5a in meta_screen_manage_all_windows (screen=0x80abbed00)
at core/screen.c:766
#10 0x0000000000420ddd in meta_display_open () at core/display.c:735
#11 0x0000000000438169 in main (argc=1, argv=0x7fffffffd578)
at core/main.c:585
(gdb)
ネット検索して調べてみると
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-gnome/2013-August/028988.html
Metacity fails after updates
で報告されているのと、ぴったり同じようです。
このスレッドを読んでいくと、とりあえずの解決方法が見つかりました[E:coldsweats01]
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-gnome/2013-August/028990.html
To fix the problem, click on the System menu item and select
"Preferences->Appearance".
メニューの、「システム」 - 「設定」 - 「外観の設定」 を選べばいいようです。
たしかに、直りました。
今まで、再起動させていたので(なぜかXサーバを2回起動すると、OSごとフリーズすることがあるので[E:shock])、かなりましになりました[E:coldsweats01]
gnome-settings-daemonが動いていないときに、そういう現象がおきるそうで、メニュー
「システム」 - 「設定」 - 「外観の設定」を選ぶと、gnome-settings-daemonが起動されるため、直る、とのこと。
何かプロセスが競合して、gnome-settings-daemonが正常起動しないことがあるんでしょうかね?
また、デスクトップなどにあるアイコンが、白紙の絵柄になってしまっていることがあったので、そのときはnautilusをkillしてみました。
nautilusが再起動して、元のアイコンに戻ります。
この不具合は、Linux方面でも報告されていて、FreeBSD固有ではなく、GNOME2の問題らしいです。GNOME2の開発はもう活発ではないので、放置状態になっているんだとか。
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