巷では、PSE法、電気用品安全法ってのが話題になっていますが、てっきり、
- 中古の電化製品を買っても、安全性がチェックされてて大丈夫、
- チェックしてないのは、レンタルってことにして安くするからお好きにどうぞ、
ってふうになるので、いいことじゃないの?って思ってたんですが、そうじゃないんですか。まっ、いいや。中古はほとんど買ったこと無いし、当分欲しいものもないし。それに、売ろうとも思わないし。
人から見たら、どうでもいいガラクタでも、捨てられないんですね・・・
だって、思い出が一杯残ってるから。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
てゆーわけで、思い出の一品。
VICTOR
HR-VX11
BSチューナー内蔵 SVHSビデオカセットレコーダー
日本語ではビデオっていいますが、正式にはビデオテープレコーダー、VTRです。これは日本だけの名称で、英語だと、Video Casette Recorder、VCRっていわないと通じないんだぞ、と昔教えられました。ちなみに、Cassetteの語源は、フランス語で「小さい箱(宝石箱)」って意味らしいです。
HR-VX11を買ったのは、たしか1996年か1997年くらいかな?9万円くらいしました。
そのしばらく前に、エヴァなんとかというアニメ作品に日本中がだまされるという大事件があって(笑)、私もすっかりだまされたんですが、ああ、アニメっておもしろんだな、見てみようか、という気分になりました。だいぶ遅れてこの世界(って何だよ)に足を踏み入れることになるので、相当努力しないと、周囲の人(って誰だよ)に追いつけません。何事にも熱心になる私ですから、ビデオで録画までして、いろいろ見て勉強してやろうと思ったのですが、当時もってたビデオは経年変化のために不調。録画と再生ができないという状態(それはもうビデオじゃない)。
しょうがないから、新しいの買うかぁ!ってことで、いろいろ調べた結果、選んだのがこのビクターのHR-VX11でした。
どうせ見るなら、いい画質で見たいし、SVHSなら3倍でも画質がいい、じゃあ、テープ代も安上がりだね、っていうのが基本的アイデア。のちに、あたりまえのようになった機能ですが、TBC(タイムベースコレクタ)とか、早送り再生でも音程が変わらないとか、当時はまだちょっと珍しい便利な機能がいろいろついてて、男心をがっちりつかんだ製品でした。
デジタル回路で映像をガシガシ補正するようになる、ちょっと前の時代の製品です。アナログでもちゃんと丁寧に仕事してますよ、しかも値段はそこそこ(20万円くらいの機種がありましたから・・・)、っていうかんじで、まだ学生やってた私には、手が届く範囲内で、一番よい選択をしたな、と今でも思ってます。
使い出してしばらくすると、有名な「メダカ・ノイズ」が発生するようになったので(というか、インターネットでその情報を知りました。ネットって便利だなと思った、ごく初期の体験ですね)、1度、サービスセンターに持ち込んで、修理してもらいました。それ以降は、特に問題なく、いろいろと苦楽を共にしてきた戦友です。
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で、BSチューナー内蔵のビデオを買ったものの、BSアンテナは持ってませんでしたので、BS放送は見られませんでした。そのまま半年以上経過しました。
そんなある日、新聞の折り込みチラシを見たら、室内用のBSアンテナが、1万円くらいで売ってるのを知って、さっそく買ってきました。これ。
maxell
BS-MA300FR
平面ですっきりしたデザイン、なんかおしゃれ?とか当時は思っていました。実家では、まだまだ現役として活躍中です。
室内アンテナっていっても、屋外のBSアンテナと同様に、ちゃんと宇宙に浮かんでる放送衛星の方向へ、ぴったし向きをあわせなければだめです。ちょっと向きが変わっちゃうだけで映像が映らなくなります。ガラス窓が閉まっているだけでもノイズが入っちゃうし、とくに針金が格子状に入っているガラス窓は、ぜんぜんダメ!だから、録画したい番組があるときは、窓を開けっ放しで外出するか、もしくは録画する時間までに帰宅しなくちゃならぬ・・・ってかんじで、ちょっと大変でした。
このアンテナを買ってしばらくすると、WOWOWでアニメが無料放送されるようになりました。「アニメコンプレックス」という番組で、単独では放映枠をとりづらいような、5分、15分、25分の3本のアニメ作品をまとめて、1番組の枠のなかで放映してました(たぶん、そのころシネマコンプレックス、シネコンが流行しだしてたんだと思います)。
うわー、こんなクオリティの高い作品をタダで見られて、なんかお得?とか、毎週うきうきしてました。ちなみに、それと同じころにNHK BS2で放映がはじまった、カードほにゃららさくらは、放送開始後、半年間、見てませんでした・・・まあ、そのブランクはすぐに猛烈な勢いで取り戻しましたが・・・
アニメコンプレックスといえば、D4プリンセスとか鋼鉄天使くるみとかも見てましたが・・・ああ、残念なことに、あの、せくしー倉田さんの魅力に気が付くのは、ずっと後のことでした。
さて・・・というわけで、あの倉田ねじまき堂は、これが最後の最後?
2006年3月30日 (木曜日)
20時30分~22時00分
BSQR489
に帰ってきます。
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