私がWebブラウザとして「Firefox」を使う理由というのは、パソコンのOSがFreeBSDなので、IEは使えないし、Firefox以外に選択の余地があまりない、ということなので、Windows上では、実は、あまり使っていなかったりします。割合としてはFirefoxが2割くらいかな・・・RSSリーダーとして使ったり、このブログを書くときに使うことが多いです。
さてそんな中で、最近、「Tab Mix Plus」という拡張機能をインストールしてみたら、微妙に?う~ん、ものすごく便利になったわけではないのですが、そこそこ、Firefoxが使いやすくなりました。
ちなみに、タブ機能を強化する拡張機能としては、これまでは、以下で紹介した、「Tabbrowser Preferences」というのをインストールしていました。
どうも、Tab Mix Plusだけでいいかもしれないようです。
■ Tab Mix Plusのインストール
[ツール]メニューの[拡張機能]を選択し、「新しい拡張機能を入手」をクリックします。
ページの右上にある「search」というテキストボックスに「Tab Mix Plus」と入力して、検索します。検索結果が、ずらずらと表示されますが(検索の精度が悪いんじゃない?)どこかに、「Tab Mix Plus」があります。
手っ取り早く言えば、たぶん、このページです。
「Install Now」をクリックします。
5秒間くらいのカウントダウンがあってから、「今すぐインストール」ボタンがクリックできるようになります。
クリックすると、拡張機能がダウンロードされ、インストールされます。
ただし、一度Firefoxを起動しなおさないと、新たにインストールした拡張機能は有効にならないので、一度、Firefoxを終了します。
- 「拡張機能」ウインドウの「閉じる」ボタンをクリック
- Firefoxのウインドウの「閉じる」ボタンをクリック
- 本当にFirefoxが終了しているか、一応、確認してください。こっそり、どこかにFirefoxのウインドウが残ってたりすると、Firefoxを再起動したことになりません。
■ Tab Mix Plusでできること
まずは、Firefoxで適当なウェブサイトにアクセスして、いくつかのリンクを、新しいタブで表示させてみてください(リンクを、マウスの真中ボタンでクリックするなど)。
● ページのデータをダウンロードしている様子が、プログレスバーで表示される
どれくらいデータをダウンロードしたかが、タブのところに、棒グラフで表示されるんです。ちょっと便利?
● まだ見ていないページのタブは、赤いイタリック体の文字で表示される
ニュースサイト系に多いですが、トップページが各記事の要約のみのインデックスになっているWebサイトがよくあります。そういうところでは、私は、興味のあるリンクを立て続けに「真ん中クリック」して、新しいタブへ読み込ませて、一度にいくつものリンクを開いておいてから、あとでじっくりと読む、ということをしています。
まだ一度も見ていないページってどれかな~?と思ったとき、タブを見れば、一目で区別できますね。
● タブごとに、閉じるボタン(×)がある
タブを閉じるボタンは、今、前面に表示しているタブを閉じるのですが、Tab Mix Plusをインストールすると、各タブごとに、閉じるボタンがつきます。
以外と便利? いや、私は、タブを選択するつもりが、間違えて、閉じるボタンをクリックしてしまうことがあって、実は、この閉じるボタンを表示しないようにしてしまいました(設定は後述)。
でも、実は・・・
● 閉じてしまったタブを、もう一度、開きなおすことができる
これ、便利な機能ですね~。
マウスポインタを、どこでもいいのでタブの上にもっていって、右クリックしてショートカットメニューを開きます。「最近閉じたタブ」という項目の中に、ちゃんと、さっき閉じたタブで表示していたページのタイトルが表示されるんです。そこから選べば、閉じてしまったページを、もう一度開きなおすことができるんです。
● Firefoxが異常終了してしまった後、それまで開いていたタブを復元できる
FreeBSD上でFirefoxを使っていてたまに起きるのですが、Firefoxが急に異常終了してしまう・・・いくつものタブを開いて作業していたときなどに、異常終了してしまおうものなら、
ここはどこ?私はだれ?
私は、今まで、何の仕事をしていたの?
と呆然となってしまいます。えーと、さっき、調べ物をしていたのはどのページだったんでしょうか・・・みたいなことです。
Tab Mix Plusをインストールしてあると、異常終了後にFirefoxを再起動すると、復元するかい?って聞いてくれて、最後に開いていたページを、復元できます。
○ なにやら他にも機能がいろいろ
これまでに気がついたのは、以上で紹介した機能ですが、Tab Mix Plusで設定できる項目を見てると、ほかにもまだいろいろあるようですね。
それでは、一応、設定できる項目を見ておきましょうか。
■ Tab Mix Plusの設定
[ツール]メニューの中に、[Tab Mix Plusのオプション]というのが増えています。これを選ぶと、[Tab Mix Plusのオプション]ウインドウが表示されます。
もしくは、[ツール]メニューで[オプション]を選び、「タブブラウジング」をクリックすると、[Tab Mix Plusのオプション]というボタンが表示されます
・・・なんですが、たまにこのボタンが表示されないこともあります。もともと「Tabbrowser
Preference」という拡張機能もインストールしてあったので、それとぶつかっているのかもしれません。「一般」など、別のアイコンをクリックして
おいてから「オプション」ウインドウを一度閉じて、もう一度やりなおすと、[Tab Mix
Plusのオプション]というボタンが現れるようです。[ツール]メニューで一発で選択できるから、ま、いいか。
○ 「Tab Mix Plusのオプション」ウインドウ
上のほうには、「リンク」、「イベント」、「表示」、「マウス」、「メニュー」、「セッション」というアイコンが並んでいます。アイコンをクリックすると、それぞれの設定項目が表示されますが、さらに、その項目がタブで切り替え表示されるようになっていることもあります。
正直、設定項目がやたら多すぎで、初心者向けではない気もしますが、かゆいところに手がとどく、なかなかの気配りようという見方もできますね。
● タブごとに閉じるボタンをつけるのをやめる
「表示」の「タブ」の「アイテム表示」のところで、「全てのタブに表示」となっていることろを、「現在のタブに表示」に変更すると、今現在、最前面に表示しているタブにだけ、閉じるボタンが表示されるようになります。
または、いっそのこと「「タブを閉じる」ボタンを」のチェックボックスをオフにする(チェックマークなしの状態にする)と、どのタブにも、閉じるボタンは表示されなくなります。それでも、タブを右クリックしてショートカットメニューを開いてから、閉じることはできます。
なお、「表示」の「タブバー」の「アイテム表示」のところにある「「タブを閉じる」ボタンを表示」をオフにする(チェックマークなしにする)と、タブが並んでいるところの右端にあった、閉じるボタンがなくなります。
● 閉じたタブを復元できる個数
「イベント」の「タブ機能」タブの中にある、「キャッシュするタブの数」を変更すると、最近閉じたタブを覚えていてくれる個数が変わります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
なんだかTab Mix Plusは機能が多すぎで、私は、上で紹介した機能しか使っていないのですが、それだけでも、そこそこ便利、いや、かなりFirefoxが便利になった気がしますよ。
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