2007年7月30日月曜日

(Windows XP) 「システム リソースが不足するため、API を終了できません」となって、ときどき休止状態にできなくなる問題 ~ RAMを増設するとそうなるらしい…

うちのパソコンの1台、Windows XP (MCE)なんですが、ときどき、休止状態にしようとしたときに、数秒後、こんなエラーメッセージがポップアップして、休止状態にできなくなることがあります。



200707291

Windows - システム エラー
システム リソースが不足するため、APIを終了できません。

このポップアップメッセージは、しばらくたつと消えてしまいますが、「コントロールパネル」の、「管理ツール」の中にある、「イベント ビューア」を使うと、こういうのが記録されています。



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なんとなく経験的にわかっていたこと。



  • RAMをトータル3GBへ増設したときから、ときどき、このエラーが発生するようになった。(DDR2 1GB 2枚を衝動買い)


  • 一度このエラーが発生すると、休止状態にするためのメニューが無くなってしまい、休止状態にできなくなる。再起動すると、再び、休止状態のメニューが復活する。


  • かわりに「スタンバイ」ならできる。スタンバイの場合は、電気が少し流れているので(たしか5V系が給電されててRAMの内容が保存されてるはず)地球にやさしくない! もっとも休止状態にしていても、やっぱり少しは電気を使ってるけど。


  • なんとなく、いろんなアプリケーションを複数起動していると、このエラーが発生しやすくなる。


  • 外出するときや、VNCでリモートからパソコンを操作しているとき、休止状態にしたつもりが、実は、このエラーがでていて、休止状態になっておらず、帰宅したとき、パソコンの電源が入りっぱなしなことに気がつき、憂鬱になることがあった。

というわけで、このエラー、すごく嫌だったんですが、いろいろと忙しくて、ずっと見なかったことにしていました。・・・ですが、そろそろ我慢できなくなり、ネット検索・・・



おぅ!これかい?! すぐ見つかりました。



Windows XP Service Pack 2、Windows XP Tablet PC Edition 2005 または Windows XP Media Center Edition 2005 を実行するコンピュータで、休止状態にならず、エラー メッセージ "システム リソースが不足するため、API を終了できません" が表示されることがある
http://support.microsoft.com/kb/909095/ja



これによると



  • この問題が発生した場合、コンピュータを再起動しない限り、コンピュータで休止状態機能を使用することはできません。


  • この問題は、一般に、1 GB 以上の RAM を搭載しているコンピュータで発生します。


ということなので、だいたいそのとおりです。



更新プログラムもちゃんと提供されているじゃないですか。はやく対策すればよかったなぁ。

Windows XP 用の更新プログラム (KB909095) パッケージ
リリース日 : 2006 年 8 月 15 日

ダウンロードは上記で示したページからどうぞ)

firefoxでアクセスしてたら、なんかうざったいメッセージが表示されたので、Internet Explorerでアクセスしたほうがいいかもしれません(どっちみち、Genuine Advantageなんとかのチェックはうけますが)。



200707293


この更新プログラムをインストールしてしばらく経過しました。何度か休止状態にしていますが、今のところ、問題は起きていません。



Windows Updateで提供していないってことは、これによって、何か副作用が起きる可能性があるかも、っていう意味がこめられているじゃないか?とかんぐってしまいますが、今のところは、とくに困ったことは起きていません。





関係ないですが、いつのころからか、休止状態にして、電源が切れるまで、ものすごく時間がかかるようになったWindows 2000マシンがあります。3倍くらい遅くなりました。なんだかなぁ



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