8巻をやっと発見、ようやく買えました。
愛・・・しりそめし頃に・・・(8)
満賀道雄の青春
(藤子不二雄A)
表紙は、チャルメラのラーメン屋台ですが、あのラーメン屋「松葉」も、たくさん登場してますね。松葉は現在もまだあるっていうから、驚きです。
☆
まずは、あらさがしを1つ。
P.29に「昭和30年代」と書いてあって、P.30では「50年代」と書いてある。しかし、この50年代は、この話の流れでは絶対に昭和50年代じゃなくて、1950年代じゃないとおかしい。
その他、気がついたこと。
P.57に、サルと喪黒がいる~
☆
満賀は、一人でバーやキャバレーに入ったりして、すっかり大人な感じです。
私が8巻で、もっとも大人になったなぁ、と思ったのは・・・
「映画を見るときは新宿に行く」という話につづく、次の話にて、久しぶりに行った飲み屋で、満賀が言った「すみません。新宿へはなかなか来れなくて。」というセリフ。
なんか、こんな見え透いたウソのような言い訳を堂々と吐く、つまんねーオトナになっちゃったよ・・・と少しさびしくなりました。
しかし、それは必然のこと。
久々に園山俊二も登場して、大人漫画について触れられたり、テラさんも結婚しちゃうし、みんな、いつまでも「漫画少年」じゃないんだ、みんなどんどん成長して大人になっていくんだ、ということなんですね。
☆
テラさんが結婚してトキワ荘を離れました。
先走ってしまいますが、たまたま手元にあった「コロコロコミックデラックス ドラえもん 藤子不二雄の世界」によれば、お二人については、こういうことになるそうです。
- 昭和34年7月 トキワ荘を出て、向かい側のアパート、ウサギ荘に仕事部屋を移す
- 昭和36年10月 トキワ荘を出て、川崎市生田へ転居
- 昭和37年10月 藤本、結婚
- 昭和41年5月 安孫子、結婚
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