先日、秋葉原に行ったときに、ペラペラと見た雑誌、週刊アスキーで、秋月電子で安いGPSデータロガーを売ってるということを知って、思わず、衝動買いしてしまいました。
2種類くらい売ってたんですが、安いほうの、3000円のにしました。
CANMORE ELECTRONICSというメーカーの
GT-730F/Lというものらしいです。
このGPSデータロガーってのは、ひたすら現在位置を記録しつづけるだけの装置であって、これ単体では、現在位置を表示することもできないし、もちろん地図なんか表示されたりはしません。
この製品は、ノートパソコンに挿して使うことを想定しているらしく、動作させるためのバッテリーを内蔵していないそうです。
そういうこともあって、秋月オリジナルとかいう、USBな電池ボックスもオマケでくれました。
この電池ボックスと、GT-730F/Lがあれば、あとは、勝手にデータを記録しつづけてくれる、ということですか。
わりと大雑把な作りです。[E:coldsweats01]
GPSデータロガーの中身。こちらも負けずに、かなり大雑把な作りです。8cm CDを久しぶりに見ました。
大きさはこんな感じ。電池ボックスが一番大きいという…
GPSデータロガー自体の大きさは、USB接続のメモリよりも、ちょっと大きいくらいです。
見た目はUSBメモリっぽいですが、USBメモリとしての機能は持っていません。パソコンに挿すと、USBシリアルとして認識されます。シリアルポートで、PCとの間でデータをやり取りするという形式ですか。
製造番号は記載されていない。
ソフトウェアはCD-ROMからではなく、インターネットからダウンロードしてきました。
http://www.canmore.com.tw/download.php
マニュアルが、わりと簡素な英語で書かれていまして、英語で書かれている文章は理解できても、書かれている内容が、いまひとつ、よくわかりません。
ネット上で検索して、ようやく少しずつ理解できはじめたところです。
- どうやら、衛星の軌道データが、インターネット上のFTPサーバーで配布されていて、
- そのファイルをPC上のツールを使って、ダウンロードしてきて、
- さらに、それをGT-730F/Lへ、転送する
ってことをやらなくちゃいけないようです。
最初の現在位置を見つけるまでに、少々時間がかかるらしく、また、室内では電波を補足しにくいっぽい感じがしました。
どうも衛星を見つけてくれないな~と思って、長いUSBケーブルを使って、GT-730F/Lを窓のすぐそばに置いて、しばらくほったらかしておいたら、たくさん見つけてくれました。
まだまだ全然よくわかってないんですが、データをパソコンへ吸い出すと、NMEA形式のデータとして保存することができました。
ここを参考にしまして・・・
.nmeaなファイルを、.kmlなファイルに変換してやると・・・
.kmlなファイルを、Google Earthで表示することができました。
(2010/04/24 追記)
GPS Viewer.exe (SkyTraq 0.4.223)の、DataLogメニューのLog Decompressを実行すると、*.kmlなファイルも作られていることに今さら気がつきました。
というわけで、POT2KMLは不要。
今はまだ動作確認ができた、くらいのレベル。
これをどうやって活用するのかは、これから考えます。[E:coldsweats01]
電子工作が好きな人だったら、これと、マイコンと液晶ディスプレイをつけて、GPSナビを自作できますね。
☆
(2010/04/25 追記)
半年くらい前のFreeBSD 7.2-STABLEで試しましたが、何もすることなく普通に、USBシリアルなデバイスとして認識されてます。
ucom0: <Prolific Technology Inc. USB-Serial Controller D, class 0/0, rev 1.10/4.00, addr 2> on uhub0
/etc/remote に、たとえば、こんな感じでエントリを追加。ちなみに、38400だったはずが、昨晩、急に115200に変化してしまいました[E:sign02]
ucom0|com1:dv=/dev/cuaU0:br#115200:pa=none:
tipコマンドで、シリアルポートにアクセス
# tip ucom0
connected
$GPGGA,データ
$GPGSA,データ
$GPGSV,データ
$GPGSV,データ
(以下省略)
一応、動作してるようです。
さてどうしようか…
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