2011年10月24日月曜日

藤子・F・不二雄大全集 第3期 第1回配本(2011年9月)

先月から、全集の第3期がスタート。はい、先月からです。もうすぐ第2回が出ます。[E:coldsweats01]



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ドラえもん (15)



今回も分厚いな~と思ったら、1975年生まれが読んだ作品と、1976年生まれが読んだ作品の、2学年分を1冊に収録しているからでした。しかし、2学年にしては少なすぎるのですが、後年になると、過去に掲載した作品を、再掲載していたのでした。



この全集ドラえもん第15巻では、
小学一年生(1982年4月号) ~ 小学六年生(1987年4月号) 再掲載分は除く
小学一年生(1983年4月号) ~ 小学五年生(1987年4月号) 再掲載分は除く

に掲載分を収録。



「地震訓練ペーパー」の、ある一コマだけ、完全にアシスタントさんの絵柄になってて、おおっ?!っと思いました。
「カチンカチンライト」の入浴シーンは過激だなぁ。









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新オバケのQ太郎 (1)



新オバケのQ太郎から、O次郎が登場するんですね。



小学一年生 1971年4月号 ~ 1973年3月号
小学二年生 1971年4月号 ~ 1973年2月号
に掲載された作品を収録。



Qちゃんが、弟思いのいいお兄さんになってますね…、最初の頃は。
それにしても、カラーのオバQはきれいだなぁ。



特別収録の「雨ぼうやのたび」という学習企画用の書き下ろし作品に、ドラえもんとのび太がいるのですが、オバQにドラえもんが登場するのは珍しい気がします。そんなことない?



まったく気がついてなかったんですが、オバQは、3回アニメ化されていて、3回とも声優さんが違うんですね。
解説に書かれているんですが、この新オバケのQ太郎の連載のときにはじまったアニメでは、前回がTBSで、今回は日本テレビと、テレビ局が変わるので、オバQの声優さんも変えたい、という理由だったとか…











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T・Pぼん (1)
(タイム・パトロール)



個人的に感じる、お気に入りの作品としては、ドラえもん、エスパー魔美の次くらい、「T・Pぼん」が入るかな、と。数年前にも、未収録作品を収録した本がでたことがあって、一応、購入しておいたり…、微妙に愛が足りないか。



T・Pぼんに初めて出会ったのは、小学校の頃。ドラえもんはけっこう読んでたけど、それ以外の藤子不二雄作品は、ハットリ君、パーマン、オバケのQ太郎、怪物くん、・・・と、コロコロコミックで読めるものだけ。そんなころに、同級生が貸してくれたのが、T・Pぼんの単行本でした。当時は、ちょっと年齢層が高めの作品で、こういうのも描いてるんだ、くらいの感覚でいて、おもしろいとは思ってたけど、今思えば読みが浅かったですね。こんなスゴイ作品を書けるマンガ家は、そういないですよ。たぶん。



少年ワールド 1978年8月号~1979年9月号
に掲載された作品を収録。
「超空間の漂流者」の最後1ページが、なんか唐突な終わり方を迎えていて、え~?!となるんですが、ここで、掲載雑誌が休刊になったんだそうです。
こういう不運なことがあるんで、藤子F作品には、隠れた名作が多いのでしょうかねぇ。














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