2011年10月28日金曜日

藤子・F・不二雄大全集 第3期 第2回配本(2011年10月)

今期は、できるだけ早く読むようにしよう…



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SF・異色短編 (1)



1969年~1974年のビッグコミック、ビッグコミック増刊オリジナルにときどき掲載されていた作品を収録。



SF短編は、90年代に出てた文庫本で初めて読んだのですが、読んだ記憶のない作品がありました。忘れているだけかなぁ~ 「カイケツ小池さん」、「ボノム=底ぬけさん=」、「アチタが見える」など。



「~小池さん」、「アチタ~」などは、最後のオチがどうもよくわからない、というか、う~ん、たぶんそういうことかな、という感じはするんですが、あまりわかりやすく描かれてはいなくて、大人向けに、そうなってるのかねぇ、みたいな。



劇画・オバQ」は、まさに異色ってかんじなので、人気がある作品でしょうね。昔は知る人ぞ知る的だったけど、最近は、取り上げられる頻度が増えすぎてる気もします。



人口増加、食糧不足など、社会的な問題を扱っていたり、やや暗いテーマの作品が多いのですが、現代は当時よりもさらに問題は悪化していると思われるのに、あまり重視されていないのではないか?と考えさせられたりもします。





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ポコニャン



「希望の友」 1975年4月号~1978年5月号
「ようじえほん」 1970年7月号~1974年1月号
に掲載された作品を収録とのこと。なぜかこの本では、年代の逆順で収録しています。希望の友のほうが、ふつうのマンガっぽくて、読み応えのある作品ではありますが。



さて、ポコニャン。アニメ化もされてたそうですが、私は、まったく記憶がありません。
藤子・F・不二雄ミュージアムでも原画が展示されてたような気がしますが、ぼんやり…



今回読んでみまして、なにこのドラえもんもどきは?!とか思ってしまうわけです。
でも、1970年7月号ということだから、ドラえもんスタートから約6ヶ月後ですね。
へぇ~…





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ウメ星デンカ (1)



小学二年生 1968年9月号~1970年3月号
小学三年生 1968年9月号~1969年3月号
に掲載された作品を収録。



ぜんぜん気がついてなかったんですが、オバQのオバケを宇宙人にすると、ウメ星デンカなんですね(強引?)。
巻末のF先生の文章を読むと、オバQが大ヒットしたあと、パーマン、21エモン、ウメ星デンカ、というような流れで、どうもF先生はだいぶ苦悩されていたようですね。



ところで、うる星やつらはウメ星デンカの影響を受けているのでしょうか…



さて、解説の杉山佳寿子さんの話を見て、はじめて気がついたんですが、キテレツ大百科のコロ助って、途中で声優さんが交代してたんですか。アニメ、ちょくちょく見てたような気がしますが、今の今まで、ぜんぜん気がついていませんでした。





来月は、ドラえもん、T・Pぼん、ベラボーの3冊です。
ベラボーって何だ?!



■ 過去記事









 



 



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