2006年8月16日水曜日

Virtual PC 2004にFreeBSD 5.5-RELEASEをインストール

以前、

Virtual PC 2004にFreeBSD 6.1-STABLEをインストール

にて、Virtual PCにFreeBSD 6.1をインストールしてみたとき、時計がずれる問題、calcruなんとかというメッセージが頻発、というのがあって、なんだかな~、な気分になってしまったので、ここは後ろ向きに(笑!)、FreeBSD 5.5-RELEASEをインストールすることにしました。

結果は・・・、時計の問題は発生していなくて、ごく普通に、まともに動いているっぽいです。

(2006-8-19追記)

と思ったら、別のパソコンにインストールしたVirtual PCでは、wコマンドを実行したときなどに、
calcru: negative runtime of -517957 usec for pid 288 (syslogd)
calcru: negative runtime of -517957 usec for pid 288 (syslogd)
が表示されました。あーうー。

5.5-RELEASEでも、6.1でも、FreeBSDってのは、インストール方法は昔からほとんど変わらないので、とくに今回は、新しい話はなくて、インストール作業の詳しい流れは、過去記事を参照するようにしてください。





今回が以前と違うのは、



  • インストールに使用したISOイメージが、5.5-RELEASE用(・・・当然ですね)


  • バージョン6.1のインストーラは、最初に国やキーボード配列の指定をするようになりましたが、バージョン5までは、インストール作業がある程度進んでから指定する


くらいです。



■ インストール用ISOイメージファイルのダウンロード



私はいつもFTP経由でネットワークインストールするので、とりあえず以下の、21MBくらいの小さいやつをダウンロードしました。



ftp://ftp3.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/ISO-IMAGES/5.5/5.5-RELEASE-i386-bootonly.iso



もっとファイルサイズの小さいフロッピーディスクのイメージでも大丈夫なはずだけど、入れ替えるのがめんどくさいので、ISOイメージにしました。



ところで、snapshots版には、バージョン5系列はないんですね。もうバージョン6にしなさい、という意思表明でしょうか(というか、バージョン5系列は、もうあまり更新されないので、snapshotsを出す意味がないのかも)。





■ 仮想マシン(バーチャルマシン)の作成



仮想マシン(バーチャルマシン)の作成の方法は、こちらで紹介しました。





今回、いつもと違うPCで試していたら、メモリが足りない!というメッセージが表示されて、Virtual PCが起動しませんでした。仮想マシンに割り当てるメモリを、128MBから64MBにしたら、動きました。FreeBSDは、64MBでも、とりあえず動きますから・・・



■ インストールする



仮想マシンを起動して、Virtual PCの[CD]メニューの[ISOイメージをキャプチャ]を選び、ダウンロードしたファイル5.5-RELEASE-i386-bootonly.isoを指定します。



Virtual PCの中で何かキーを押すか、[操作]メニューの[リセット]を選ぶかすれば、CD-ROMから仮想マシンが起動します。



あとは、もういつもと同じ・・・(手抜きっぽい)





■ ブートする



そういえば、こんなのもありました。sshdを有効にした場合、初回起動時に、こんなメッセージが表示されます。知ってる人は大丈夫だけど、はじめての人は、戸惑うかも???



Vpcbsd5501



乱数の種(seed)かなんかで使うので、デタラメな文字列を入力してね、と言ってるわけです。画面いっぱいになるくらい、デタラメにキーボードのキーを押してから、最後にEnterキーを押します。





2006年8月14日月曜日

ニュー・スーパーマリオブラザーズ New SUPER MARIO BROS.

今ごろGoogle Mapsかと思えば、今度は、今ごろニュー・スーパーマリオブラザーズかということで、何かと流行の先端から、かなり遅れているわけですが、帰省のおみやげ(?)に、買ってきました。



20060814



実は、我が家にはファミコンがなかった、ということで、日本でもめずらしい世帯に分類されると思うわけです。DSは、脳を鍛えてもらうために親にプレゼントしたもの。



DS用のニュー・スーパーマリオブラザーズは、ミニゲームがたくさんあるので、これならできるんじゃないかな、という感じがします。



いや、むしろミニゲームのほうが、単純だけどハマるかんじで、今、私がのめりこんでいます・・・





朝の景色

200608140



200608141



200608142



200608143



200608144



200608145



お盆

昨日の晩、帰省したのですが、まいりました。電車が遅れて遅れて。ついたのが12時すぎ。乗り継ぎの電車がもうないんじゃないかと冷や冷やしてたのですが、遅れた電車の接続待ちをしてくれてました。



8/12(土)の昼過ぎに、ものすごい雷雨があり、夕方くらいには雨も止んでいたのですが、JRはダイヤが乱れたまま。普段よりも、1時間半くらい余計にかかりました。



20060813



今日はさっそく、散歩に連れ出され、草原をかけめぐってます。



夏の1日の予定表



  1. 夜 カゴで作った特製ベッドで寝ています。夏は保冷材を入れてあげます


  2. 朝 午前5時すぎ。カゴから出てきて、私の近くで寝てます。実は監視されてます


  3. 午前6時すぎ。そろそろ我慢できなくなってきたようで、散歩に行きたいと、やさしく、起こしてくれますので、散歩に出かけます


  4. また寝ます


  5. 昼 12時すぎ。ご飯を食べます。昼はあまり食べません


  6. また寝ます


  7. 午後2時すぎ。散歩にでかけたいと軽く催促しだします。「まだ外は暑いんだよ」と説得し、また寝かせます


  8. 午後4時すぎ。また催促します。今度は、仕方ないので散歩にでかけます。


  9. あとは、夕飯を食べて、寝て・・・以上繰り返し




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



こっちは、朝と夜は涼しくていいなぁ。





2006年8月13日日曜日

Google Maps APIで遊んでみました





流行からだいぶ遅れて、Google Maps APIを試してみました。



APIっていうので、なんかプログラムでも書かないといけないのかね~?と思ってたのですが、なんだか、お約束のことを適当に組み合わせて書くだけでも、けっこう簡単に使えるようです。





えっと、ここから先は、ほとんどの人には関係ない話です。



このブログは、「ブログ人」ってので書いてるんですが、ブログ人でGoogle Mapsを使ってみたよん、というだけのことです。



■ Google Mapsをウェブサイトで利用することに関して、Googleの情報





とりあえず、上記のページで説明を読んでから、地図を表示したいページごとに、API Keyというのを発行してもらう必要があります。すぐにもらえます。







■ OCNの「ブログ人」でGoogle Mapsをブログに表示させる方法



ブログ人では、HTMLタグをブログで使ってもいいんですが、どうやら<SCRIPT>タグの場合は、ブログ中に書いても、削除されてしまうらしいです。
仕方ないので、Google Mapsを表示させるHTMLファイルを別途作成し、そのHTMLファイルを<IFRAME>タグで表示させることで、ブログ内でGoogle Mapsが表示できるようになりました。



一方、「私リスト」のほうでは、<SCRIPT>タグが有効なようで、そのまま書けば、そのまま表示できました。ただし、ちょっと使いづらいです。



以下、詳細。





■ ブログ人のブログの中にGoogle Mapsを表示する方法



Google Mapsを表示させるための、HTMLファイルを作成します。文字コードはUTF-8にすべきとのことです。



UTF-8でファイルを編集できるテキストエディタとして、以下を使ってみました。





Google Maps APIの使い方は、以下を参考にさせていただきました。





ちなみにGoogleのドキュメントはこちらです。





参考までに、上の東京タワーは、以下のようなファイルです。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
  "
http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="
http://www.w3.org/1999/xhtml">
  <head>
    <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8"/>
    <title>Google Maps JavaScript API Example</title>
    <script src="http://maps.google.com/maps?file=api&amp;v=2&amp;key=あなたが取得したAPI Keyをここに書く"
      type="text/javascript"></script>
    <script type="text/javascript">
    //<![CDATA[
    function load() {
      if (GBrowserIsCompatible()) {
        var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
        map.addControl(new GLargeMapControl());
        map.addControl(new GMapTypeControl());
        map.setCenter(new GLatLng(35.658552,139.745407), 20);
        map.openInfoWindow(map.getCenter(),
                           document.createTextNode("最後の審判"));
      }
    }
    //]]>
    </script>
  </head>
  <body onload="load()" onunload="GUnload()">
    <div id="map" style="width: 320px; height: 320px"></div>
  </body>
</html>



「コントロールパネル」の「ファイル管理」にて、作成したファイルをアップロードします。



  • ブログ人にログインしてから、「コントロールパネル」をクリック


  • 「ファイル管理」をクリック


  • 必要に応じて、「新しいフォルダの作成」で、フォルダを作成します


  • 「新規ファイルのアップロード」で、先ほど作成したHTMLファイルを指定して、アップロードします




ブログを書きます。



ブログを書くところの右上あたりにある「HTMLの編集」をクリックして、先ほどアップロードしたHTMLファイルを表示させるためのタグを書きます。たとえばこんなかんじ。

<iframe border="0" marginwidth="0" marginheight="0" src="アップロードしたファイルのURL" frameborder="0" width="330" height="330"> </iframe>

IFRAMEタグの使い方は、以下を参考にさせていただきました。





タグを書いたあと、「記事の作成」をクリックします。しばらくすると、地図が表示されます。



あとは、普通に、ブログの文章を書きます。





■ ブログ人の「私リスト」にGoogle Mapsを表示する方法



ブログ人の「私リスト」のほうでは、<SCRIPT>タグを使うことができます。だから、私リストの中でゴショゴショと一生懸命書いてやると、表示されました(今さっき気が付いたけど、こんなところに<BODY>タグを書いちゃっていいのかな?なんだかとってもイリーガルな気がします)。
ただ、「私リスト」なので、すべてのブログのページに表示されちゃうので、何に使っていいのか迷うし、少々うざったくなってしまうかもしれません。





○ 手順



「私リスト」で、新しい私リストを作ります。



  • 「リストのタイプ」は「リンク」


  • 「リストの名前」は、お好きな名前を


  • 項目の追加にて、「リンクのタイトル」はお好きなものを、


  • 「リンク先のURL」は空欄のまま、


  • 「メモ」には、以下のようにGoogle Mapsを表示させるための、「お約束」を書きます。


これは、Googleでサンプルとして掲載されていたものを少し変えただけです。width、heightのところで表示サイズを調整したり、37.4419, -122.1419で、表示される場所を変更するするなどしてみてください。

<script src="http://maps.google.com/maps?file=api&amp;v=2&amp;key=あなたが取得したAPI Keyをここに書く"
      type="text/javascript"></script>



<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
function load() {
  if (GBrowserIsCompatible()) {
    var map = new GMap2(document.getElementById("map"));
    map.setCenter(new GLatLng(37.4419, -122.1419), 13);
  }
}
//]]>
</script>
<body onload="load()" onunload="GUnload()">
  <div id="map" style="width: 160px; height: 160px"></div>
</body>

  • 今作成した私リストで、「設定」を選んでから、「高度な設定」の、「メモを表示」のところで、「テキスト表示する」をクリックしてから、[変更を保存]ボタンをクリック


あとは、私リストが表示されるようにします。



  • ブログ一覧のページにある、「デザインを編集」をクリックします


  • 次に「表示項目を変更」をクリック


  • 「私リスト」のところで、先ほど作成した私リストにチェックマークをつけて、ブログに表示されるようにします


  • また、必要に応じて、「デザインを編集」の中にある、「並べ方を変更」にて、私リストが表示される場所を入れ替えたりします。


というような感じです。だれでもできるくらい簡単・・・かな?





2006年8月12日土曜日

(FreeBSD) portsでopenoffice.org-2.0がビルドできない問題 → とりあえず解決?(BlogPet)

速いバージョンとか思考錯誤して、速いディスク上に作られるように指定してみたいな結果になるし・・・
コンパイルとか、ビルドなどしてみたんです




エラーがでたときのログを、以下に貼り付けて起きます
たとえばopenofficeだったら、

portsのディレクトリは、/usr/portsからインストールしようとしても、1度も成功したの?
と、pochiが思ってるの。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「pochi」が書きました。


2006年8月11日金曜日

(FreeBSD) portsでopenoffice.org-2.0がビルドできない問題 → とりあえず解決?

私の場合、けっこう前から、ず~っとそうだったんですが、FreeBSDでopenoffice.org-2.0をportsからインストールしようとしても、1度も成功したことがありませんでした。



さんざんいろいろコンパイルして、けっこう時間がたってから、epmというコマンドでエラーになって終わってしまいます。



・・・で、なんか急にひらめいて、もしかしてこれがエラーの原因?みたいなことがわかりました。ただ、ちゃんと正確な原因がつかみきれていないので(ビルドするのに時間がかかるので、そうそう何度もやりたくない)、ただの「おまじない」かもしれないし、たまたまうまくいっただけとか、気のせいとか、そういうあいまいなところもあるんですが・・・



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 





標準ではportsのディレクトリは、/usr/ports/~、そして、コンパイル作業ディレクトリは各portsのディレクトリにworkというサブディレクトリがつくられます。たとえばopenofficeだったら、



  • portsのディレクトリが
     /usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/


  • コンパイル作業が行われるのが
     /usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/


となっています。



私の場合、いつもportsは、/usrパーティションとは別のパーティションにおいておき(amdでNFSマウントするので、/a/ホスト/なんとか~/portsだったり)、/usr/portsからシンボリックリンクを張っておきます。



そして、workディレクトリも、/etc/make.confにて、WRKDIRPREFIX=/なんとか/かんとか/ports_work、のように指定して、速いディスク上に作られるようにしたりしています(portsをNFSマウントしているときは、NFSマウント先にworkディレクトリが作られたりしたら、遅くなるし、さらに、OSのバージョンが異なるときに同じworkが参照されたりしたら、悲惨な結果になるし・・・)。



・・・で、openofficeのビルドが失敗するのは、どうも、workディレクトリのパスが長くなるときに、エラーになっているんじゃないかと思うんです。





エラーがでたときのログを、以下に貼り付けて起きます。





ESP Package Manager v3.7.0
Copyright 1999-2003 by Easy Software Products.
Patched for OpenOffice.org



EPM is free software and comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY; for details
see the GNU General Public License in the file COPYING or at
"
http://www.fsf.org/gpl.html".  Report all problems to "epm@easysw.com".



Searching for product information...
Stripping executables in distribution...
Creating FreeBSD pkg distribution...
Creating descr file...
Creating comment file...
Creating plist file...
Copying temporary distribution files...
Packaging failed!
Try 3 : Could not execute "epm -f bsd openoffice.org-sdk /なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/listfile/en-US/epm_OpenOffice_SDK_gid_Module_Root_unxfbsdi_OOC680__en-US.lst -v  2>&1 |"!



Moved directory from /なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/install/en-US_inprogress to /なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/install/en-US_witherror



Removing directory /なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/zip/en-US



***************************************************************
ERROR: "epm -f bsd openoffice.org-sdk /なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/listfile/en-US/epm_OpenOffice_SDK_gid_Module_Root_unxfbsdi_OOC680__en-US.lst -v  2>&1 |"!
in function: call_epm
***************************************************************



パスが長いってのは、



/なんとか/かんとか/けっこう長い/ports.work/usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/OOC680_m7/instsetoo_native/unxfbsdi.pro/OpenOffice_SDK/bsd/listfile/en-US/epm_OpenOffice_SDK_gid_Module_Root_unxfbsdi_OOC680__en-US.lst



みたいな部分のことです。



で、



portsのディレクトリが
 /usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/



コンパイル作業が行われるのが
 /usr/ports/editors/openoffice.org-2.0/work/



にしていると、ちゃんとビルドできたんです。



何回か思考錯誤してみたんですが、本当にパスが長いとエラーになってしまうのか、100%の確証はないんですが、どうも、パスの長さが原因なのかなぁ?・・・と、そういう気がしてなりません。