以前、
にて、Virtual PCにFreeBSD 6.1をインストールしてみたとき、時計がずれる問題、calcruなんとかというメッセージが頻発、というのがあって、なんだかな~、な気分になってしまったので、ここは後ろ向きに(笑!)、FreeBSD 5.5-RELEASEをインストールすることにしました。
結果は・・・、時計の問題は発生していなくて、ごく普通に、まともに動いているっぽいです。
(2006-8-19追記)
と思ったら、別のパソコンにインストールしたVirtual PCでは、wコマンドを実行したときなどに、
calcru: negative runtime of -517957 usec for pid 288 (syslogd)
calcru: negative runtime of -517957 usec for pid 288 (syslogd)
が表示されました。あーうー。
5.5-RELEASEでも、6.1でも、FreeBSDってのは、インストール方法は昔からほとんど変わらないので、とくに今回は、新しい話はなくて、インストール作業の詳しい流れは、過去記事を参照するようにしてください。
今回が以前と違うのは、
- インストールに使用したISOイメージが、5.5-RELEASE用(・・・当然ですね)
- バージョン6.1のインストーラは、最初に国やキーボード配列の指定をするようになりましたが、バージョン5までは、インストール作業がある程度進んでから指定する
くらいです。
■ インストール用ISOイメージファイルのダウンロード
私はいつもFTP経由でネットワークインストールするので、とりあえず以下の、21MBくらいの小さいやつをダウンロードしました。
ftp://ftp3.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/ISO-IMAGES/5.5/5.5-RELEASE-i386-bootonly.iso
もっとファイルサイズの小さいフロッピーディスクのイメージでも大丈夫なはずだけど、入れ替えるのがめんどくさいので、ISOイメージにしました。
ところで、snapshots版には、バージョン5系列はないんですね。もうバージョン6にしなさい、という意思表明でしょうか(というか、バージョン5系列は、もうあまり更新されないので、snapshotsを出す意味がないのかも)。
■ 仮想マシン(バーチャルマシン)の作成
仮想マシン(バーチャルマシン)の作成の方法は、こちらで紹介しました。
今回、いつもと違うPCで試していたら、メモリが足りない!というメッセージが表示されて、Virtual PCが起動しませんでした。仮想マシンに割り当てるメモリを、128MBから64MBにしたら、動きました。FreeBSDは、64MBでも、とりあえず動きますから・・・
■ インストールする
仮想マシンを起動して、Virtual PCの[CD]メニューの[ISOイメージをキャプチャ]を選び、ダウンロードしたファイル5.5-RELEASE-i386-bootonly.isoを指定します。
Virtual PCの中で何かキーを押すか、[操作]メニューの[リセット]を選ぶかすれば、CD-ROMから仮想マシンが起動します。
あとは、もういつもと同じ・・・(手抜きっぽい)
■ ブートする
そういえば、こんなのもありました。sshdを有効にした場合、初回起動時に、こんなメッセージが表示されます。知ってる人は大丈夫だけど、はじめての人は、戸惑うかも???
乱数の種(seed)かなんかで使うので、デタラメな文字列を入力してね、と言ってるわけです。画面いっぱいになるくらい、デタラメにキーボードのキーを押してから、最後にEnterキーを押します。
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