お正月もすでに終わってしまいましたが、ネタ切れなので、お正月ネタでお茶をにごします。
「ようろうおつまみ」のときの「ドラえもん総集編 2002春号」に入っている、「お正月だよ!!ドラえもん大会」の作品について一言、二言。
■ のび左エ門の秘宝
(てんとう虫コミックス4巻収録)
宝の隠し場所を記した古文書(???)にしたがって地面を掘ってみると・・・お年玉がでてきた!
パパ:「どうだい、お年玉もこんなもらいかたをすれば、スリルがあっていいだろう。」
これ以外でもユーモアたっぷりなパパ。実は、野比家は・・・
ところで、この作品では、やたらと、ドラえもんがハッスル(死語)してます。
■ 温泉旅行
(てんとう虫コミックス6巻収録)
室内旅行機で立体映画を映すと、家の中が、まるで温泉旅館みたいになっちゃう!
でも、見た目だけのことなので、本当はいつもの狭い家の中。
室内旅行機という機械は、プラネタリウムの形を模していたんですね。子供のときはぜんぜん気がついていませんでした。
■ いやなお客の帰し方
(てんとう虫コミックス11巻収録)
パパの会社の社長が、年始の挨拶にくる客から逃げ出すために、野比家へころがりこんだ。
社長に居座られる社員のほうが、たまらない。ほんと、自分勝手でやっかいな客ですなぁ。美味しんぼにでてくる、東西新聞社、大原社主に匹敵します。
■ 立ちユメぼう
(てんとう虫コミックス16巻収録)
ダイヤルを回して見たい夢を選び、頭にかぶると、現実のように夢を体験できる、というもの。
のび太の夢の中で、ポンコツになったドラちゃんの絵に、大爆笑。
■ もしもボックス
(てんとう虫コミックス11巻収録)
のび太は、凧揚げもダメだし、はねつきもダメ。
「あああ、たこあげやはねつきのない国へ行きたい。」
そんな願いを、もしもボックスでかなえてあげるが、結局は・・・
公衆電話自体、あまり見かけなくなってしまったのに、電話ボックスとなると、さらに見かけなくなりました。あったとしても、ガラスばりのものですよね。もしもボックスみたいなタイプの電話ボックスは、私が小学生低学年のころには、まだありました。懐かしいです。
■ お金なんか大きらい!
(てんとう虫コミックス16巻収録)
お年玉が少ないとぼやくのび太。パパのたのみで、お金を欲しがらなくなる薬をのび太に飲ませ、のび太のたのみで、お金をあげたくなる薬をパパに飲ませる。
お正月にちなんだ作品では、パパがよく登場しますね。生活感のある日常生活をよく考えて、お話が作られているんですねえ。
■ 出てくる出てくるお年玉
(てんとう虫コミックス20巻収録)
ドラえもんが出した3種類の「お年玉ぶくろ」。
- 「うめ」は、ごほうび型。人のためにいいことをすると、お金がもらえる。
- 「まつ」は、なぐさめ型。しかられたり、痛い目にあったりすると、お金がもらえる。
- 「たけ」は、せつやく型。無駄をはぶくと、はぶいた分だけ、お金がもらえる。
最近、海外でも流行語になりつつあるらしい「もったいない」の精神を教えるのに、「たけ」タイプはいいですね。
■ フエール銀行
(てんとう虫コミックス30巻収録)
この作品には、例の「北海道のおばさん」が登場します。ちょこっとだけ・・・
フエール銀行にお金を預けると、1時間で1割の利子がつく。逆に、お金を借りると、1時間に2割の利子がとられてしまう・・・
利子の計算ってのは、中学だか高校の数学で習う等比級数で簡単に計算できるわけですが、そんな難しい話はおいといて、こういうマンガを読むと、算数が好きになるかもしれませんね。
身近な例に置き換えると、算数や数学が得意になるとか、ドラゴン桜で書いてあったような気がします。
15~20年くらい昔、ねずみ講が流行りはじめたころ、チラシの裏にスラスラっと自分で計算してみて、「こんなの成り立つわけないじゃん!」と発見して(<<おまえの手柄ではない)、数学って役に立つこともあるんだ、と興奮した覚えがあります。
それにしても、0.0*%とかいうとんでもない今の低金利・・・この作品が描かれた時代にタイムマシンで行って、未来はこんなにも低金利になるんだと話をしても、ぜったいに信じてもらえないでしょうね。
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