秋っぽくなってきました。
仕事のほうでは、興味のあることにはけっこう集中できるんだけど、いやいや・・・いや、どうしてもやらなくちゃいけない仕事があるのに、なかなか始められない。
あきっぽくなったなぁ・・・
だってねぇ、あさって、10月1日(日)は、あの日ですから。
それにしても・・・
読者の年齢層を的確にとらえているとは思います。
そうなのか?!
まぁ、私も、最近は、若い人にまじってワーワーってのもね、しんどい気がして。
秋っぽくなってきました。
仕事のほうでは、興味のあることにはけっこう集中できるんだけど、いやいや・・・いや、どうしてもやらなくちゃいけない仕事があるのに、なかなか始められない。
あきっぽくなったなぁ・・・
だってねぇ、あさって、10月1日(日)は、あの日ですから。
それにしても・・・
読者の年齢層を的確にとらえているとは思います。
そうなのか?!
まぁ、私も、最近は、若い人にまじってワーワーってのもね、しんどい気がして。
これは、以前、
でふれた状況です。新聞を読んでいると、犬がやってきて、新聞の上に横たわってしまう・・・
「もしもし 新聞が読めないので どいてくれませんか?」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
新聞といえば・・・
今日発売の週刊モーニングに掲載されていた、「OL進化論」の最後の話が、まさにドンピシャリでした。
一人暮らしだと、新聞をとっていなくても特に困らない
だけど、古新聞は欲しい
たしかに、古新聞って役に立つことがあるんですよね。だから、たくさんはいらないけど、たまには新聞が欲しくなることがあるんですよね。
というわけで、「贈呈」というスタンプがおされたアノ新聞が、たまにポストに入っているんですが、ちゃんと役にたってますよ~(笑)
■ 古い計算機はさっさと捨てよう
某所にて、古くなって処理能力不足なコンピュータを捨てようと、いろいろ格闘中です。ワークステーション本体は捨てたいんだけど、バックアップ装置はまだ捨てないほうがいいかな、と思い、先週、いろいろ試行錯誤していました。
ワークステーション本体は、SunのEnterprise 450という、10年くらい前の製品です。
http://jp.sun.com/products/guide/1997/JTF450DE.pdf
memconfというコマンド見ると、こんなスペック・・・
banner: Sun Enterprise 450 (4 X UltraSPARC-II 296MHz)
model: Ultra-4
Sun development name: Tazmo (Tazmax/Tazmin)
Japanese Solaris 2.6 なんたら SPARC, SunOS 5.6
4 UltraSPARC-II 296MHz cpus, system freq: 99MHz
CPU Units:
========================= CPUs =========================
Run Ecache CPU CPU
Brd CPU Module MHz MB Impl. Mask
--- --- ------- ----- ------ ------ ----
SYS 0 0 296 2.0 US-II 2.0
SYS 1 1 296 2.0 US-II 2.0
SYS 2 2 296 2.0 US-II 2.0
SYS 3 3 296 2.0 US-II 2.0
Memory Units:
Interlv. Socket Size
Bank Group Name (MB) Status
---- ----- ------ ---- ------
0 none 1901 128 OK
0 none 1902 128 OK
0 none 1903 128 OK
0 none 1904 128 OK
2 none 1701 128 OK
2 none 1702 128 OK
2 none 1703 128 OK
2 none 1704 128 OK
empty sockets: U1801 U1802 U1803 U1804 U1601 U1602 U1603 U1604
total memory = 1024MB (1GB)
なんだか、いかにも、もういらねーよね、という代物です(笑)。
これに接続されていたバックアップ装置というのが、
Sun StorEdge L280
http://docs.sun.com/app/docs/doc/805-3958-10?l=ja
というもので、DLT7000というテープを、最大8本収納できる(でも、1本は、クリーニングテープを入れておくべき)ものです。
実は、テープ1本あたり、35GBの容量で、圧縮機能を使えば、だいたい70GBくらい記録できるので、えーと・・・70*7=490GB?!
しかも、データ転送レートが、5MB/sec・・・遅すぎ・・・
なんかコイツも、もういらねー!といいたくなる気もするのですが、まだ新品のテープも残っていますし、貧乏性なので、捨てるのもしのびないということで、このテープライブラリだけは残すことにしました。
■ バックアップソフトが重要
こいつ、Sun StorEdge L280を、どのマシンに接続しようか?と少し考えてみました。ワークステーションにするか、PCワークステーションや、パソコンには接続できないか?
さて、ところで、バックアップというのは、ハードウェアだけではなく、ソフトも重要なんです。バックアップ装置と、できのいいバックアップソフト、2つそろって、はじめて、役に立つんですね。Unixのdumpコマンドとrestoreコマンドでも、なんとかやろうと思えばできなくはないんですが、バックアップからデータを復旧するのは、かなり手間がかかるんですよね。
これまで商用のバックアップソフトを使ってきたのですが、バックアップソフトのバージョンが古いままで、最新のOSに対応できそうもないし(今、Solaris 2.6なんです・・・笑)。
・・・で、いいフリーソフトないかなぁ~と探していたら、ありました!
Bacula
http://www.bacula.org/
ネットワーク経由でバックアップ、テープのチェンジャーに対応、などなど、必要な機能はすべてそろっています。・・・てゆーか、今使っている、某Networkerうんたらというバックアップソフトと、けっこう似てるんですね・・・
FreeBSDではportsになっているので、インストールは簡単です。
よっしゃ、じゃ、あとはこのDLT7000 テープライブラリが、パソコンにつながって、FreeBSDで使えればOKじゃん、ということになりました。
■ SCSIで大いにはまる
StorEdge L280は、SCSIなんで、SCSIカードを調達してきて、パソコンにつなげばOKじゃん・・・最初、そう簡単に考えていました。それが大間違い。
私は、バイトして稼いだお金で最初に買ったパソコンがMacintosh IIciだったので、SCSIには愛着があり、割と長い間、SCSI信者だったんです。SCSIなMOドライブとか、スキャナとかいろいろ持ってます。しかし、ある時期から、コストパフォーマンス的にもうATAでいいじゃん、と宗旨替えしてしまっていました。それからしばらくして、SCSIのほうは、次々に新規格が登場していき・・・というわけで、もはや、SCSIっていってもその中身は、いろんな規格が多すぎで、わけわかんないことになっていました。
L280側は、68ピンのWide SCSIなコネクタ。Sun Enterprise 450側も、68ピンのコネクタだったんですが、ドライブ側とはちょっと違って、ピンではなくて、ぺったんこにつぶしたような、密集したコネクタ。
パソコンのSCSIカードは、たまたまAdaptecなカードが手元にあったり、ちょっとした別件で新たにUltra320なカードを購入してましたし、幸い、いろんなタイプのケーブルもあったので、どれかの組み合わせでつながるだろう、と思っていました。
・・・ところが! どうやっても、SCSIデバイスとしてStorEdge L280が認識されません。エラーとかでちゃうんですね。
で、最終的にわかったこと。
う~ん、どうしよう?と悩んで、バクチにでました。
「そうだ、Sun Enterprize 450からSCSIカードを引っこ抜いて、パソコンにつけちゃえ!」
電気的なインターフェイスは、どうせPCIで同じなんだし、そこは問題なく使えそう。あとはBIOSとか、デバイスドライバとかが問題になるかもしれないけど、もしかすると、FreeBSDでは対応してるデバイスドライバがあるかもしれない!
そう考えました。
その結果・・・
まったく問題なく使えちゃいました。しかも、BIOSレベルでの設定ユーティリティまで、パソコン上で使えます。デバイスドライバも問題なくて、FreeBSD 6.xで認識できるばかりか、Windows 2000でも使えちゃいました。
なんだ、パソコンでも使えるSCSIカードが、Sun SPARCなワークステーションで使われていたんですね。
● FreeBSDで認識しているところ
ところで、気がつけば、FreeBSD 6.2-PRERELEASEになっていたりします。
Copyright (c) 1992-2006 The FreeBSD Project.
Copyright (c) 1979, 1980, 1983, 1986, 1988, 1989, 1991, 1992, 1993, 1994
The Regents of the University of California. All rights reserved.
FreeBSD 6.2-PRERELEASE #10: Wed Sep 20 13:19:36 JST 2006
root@nhh:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC
Timecounter "i8254" frequency 1193182 Hz quality 0
CPU: Intel Pentium III (864.46-MHz 686-class CPU)
Origin = "GenuineIntel" Id = 0x683 Stepping = 3
Features=0x383f9ff<FPU,VME,DE,PSE,TSC,MSR,PAE,MCE,CX8,SEP,MTRR,PGE,MCA,CMOV,PAT,PSE36,MMX,FXSR,SSE>
real memory = 536608768 (511 MB)
avail memory = 510930944 (487 MB)
(略)
sym0: <875> port 0xd000-0xd0ff mem 0xff9ff400-0xff9ff4ff,0xff9fb000-0xff9fbfff i
rq 11 at device 10.0 on pci2
sym0: Symbios NVRAM, ID 7, Fast-20, SE, parity checking
sym0: open drain IRQ line driver, using on-chip SRAM
sym0: using LOAD/STORE-based firmware.
sym0: [GIANT-LOCKED]
sym1: <875> port 0xd800-0xd8ff mem 0xff9ffc00-0xff9ffcff,0xff9fe000-0xff9fefff i
rq 11 at device 10.1 on pci2
sym1: Symbios NVRAM, ID 7, Fast-20, SE, parity checking
sym1: open drain IRQ line driver, using on-chip SRAM
sym1: using LOAD/STORE-based firmware.
sym1: [GIANT-LOCKED]
(略)
sa0 at sym0 bus 0 target 0 lun 0
sa0: <QUANTUM DLT7000 2560> Removable Sequential Access SCSI-2 device
sa0: 20.000MB/s transfers (10.000MHz, offset 15, 16bit)
Trying to mount root from ufs:/dev/ad0s2a
ch0 at sym0 bus 0 target 1 lun 0
ch0: <HP C6280-7000 2.07> Removable Changer SCSI-2 device
ch0: 3.300MB/s transfers
ch0: 8 slots, 1 drive, 1 picker, 0 portals
Sun Enterprize 450にささっていたそのSCSIカードは、「SYM22802」という型番がついていて、UltraWide、コントローラが2系統のっていて、外部コネクタがDifferential SCSIというもの。
このSCSIカードって、いまや、入手困難かと思いきや、ジャンク屋で、かなりお手ごろな値段で入手できるようです。オークションなんかでも、出品されているようです。
また、Sun StorEdge L280も、かなりお手ごろな値段で入手できるみたいです。おひとつ、どうですか?
でも、今から買うなら、やっぱりスペック的にかなり見劣りしますね。
ちなみに、この前買ったLTO Ultrium3なテープライブラリが、とってもイイです!ただ、Ultrium 3なテープがまだ高いので、Ultrium2なテープを使ってたりします(容量が倍違うけど、値段は倍以上違う)。
■ テープドライブとチェンジャー機能はFreeBSDで使えるの?
SCSI的にはデバイスが認識されましたが、デバイスドライバが対応しているか、それが問題です。で、その結果。まったく問題なし。使えました!
テープドライブのデバイスは、FreeBSDでsa0として認識され、チェンジャー部分は、ch0として認識されています。
# camcontrol devlist
<QUANTUM DLT7000 2560> at scbus0 target 0 lun 0 (sa0,pass0)
<HP C6280-7000 2.07> at scbus0 target 1 lun 0 (pass1,ch0)
chioというコマンドで、テープをとっかえひっかえできます。
ステータス表示。スロット全部にテープが入ってる
# chio status -s
picker 0: sense: <0x00/0x00>
slot 0: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x20>
slot 1: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x21>
slot 2: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x22>
slot 3: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x23>
slot 4: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x24>
slot 5: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x25>
slot 6: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x26>
slot 7: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x00>
drive 0: <ACCESS> sense: <0x00/0x00>
スロット0に入ってるテープを、ドライブにロードする
# chio move slot 0 drive 0
ステータス表示。スロット0が空いて、ドライブにテープがセットされている
# chio status -s
picker 0: sense: <0x00/0x00>
slot 0: <ACCESS> sense: <0x00/0x20>
slot 1: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x21>
slot 2: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x22>
slot 3: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x23>
slot 4: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x24>
slot 5: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x25>
slot 6: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x26>
slot 7: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x00>
drive 0: <ACCESS,FULL> sense: <0x00/0x00>
なにかとお世話になるmtコマンド。
# mt status
Mode Density Blocksize bpi Compression
Current: 0x1b:DLTapeIV(35GB) variable 85937 IDRC
---------available modes---------
0: 0x1b:DLTapeIV(35GB) variable 85937 IDRC
1: 0x1b:DLTapeIV(35GB) variable 85937 IDRC
2: 0x1b:DLTapeIV(35GB) variable 85937 IDRC
3: 0x1b:DLTapeIV(35GB) variable 85937 IDRC
---------------------------------
Current Driver State: at rest.
---------------------------------
File Number: 0 Record Number: 0 Residual Count 0
baculaでは、mtxというツールを使うよう推奨されていますが、その結果。baculaもmtxも、FreeBSDでは、portsで簡単にインストールできます。
# mtx -f /dev/pass0 inquiry
Product Type: Tape Drive
Vendor ID: 'QUANTUM '
Product ID: 'DLT7000 '
Revision: '2560'
Attached Changer: No
# mtx -f /dev/pass1 inquiry
Product Type: Medium Changer
Vendor ID: 'HP '
Product ID: 'C6280-7000 '
Revision: '2.07'
Attached Changer: No
mtxコマンドでは、passデバイスを使います。デバイスの対応関係は、上の実行結果にあるように、camcontrolコマンドで確認できます。
# mtx -f /dev/pass1 status
Storage Changer /dev/pass1:1 Drives, 8 Slots ( 0 Import/Export )
Data Transfer Element 0:Full (Storage Element 1 Loaded)
Storage Element 1:Empty
Storage Element 2:Full
Storage Element 3:Full
Storage Element 4:Full
Storage Element 5:Full
Storage Element 6:Full
Storage Element 7:Full
Storage Element 8:Full
tapeinfoというコマンドもあった。
# tapeinfo -f /dev/pass0
Product Type: Tape Drive
Vendor ID: 'QUANTUM '
Product ID: 'DLT7000 '
Revision: '2560'
Attached Changer: No
SerialNumber: 'ほげほげ~'
MinBlock:2
MaxBlock:16777214
Ready: yes
BufferedMode: yes
Medium Type: 0x85
Density Code: 0x1b
BlockSize: 0
DataCompEnabled: yes
DataCompCapable: yes
DataDeCompEnabled: yes
CompType: 0x10
DeCompType: 0x10
BOP: yes
Block Position: 0
■ Bacula、すげーイイ!
いま、暇を見つけては、Baculaの試験運用を少しずつしているのですが、これ、いいですね。バックアップ先は、テープドライブだけでなく、ハードディスクも選べます。バックアップサーバ(ジョブの管理などをするサーバ)と、ストレージサーバ(テープやディスクなどデータ保存領域を提供するサーバ)、バックアップ・クライアント(バックアップしたデータを持っているマシン)が、概念として分けられていて、クライアント数に応じて、ストレージサーバをどんどん増やせます。また、Windows版のクライアントや、Mac OS X版のクライアントもあるらしいです。
商用のバックアップソフトって、値段を1桁間違えてない?ってくらい高いのですよね。Baculaがまともに使えるんだったら、もう言うことなし。
いまわかっているところでは、使い勝手の面では、Baculaは、商用バックアップソフトにくらべると、まだ不十分かな、って感じがしました。インストール、セットアップなど、わりと高度な知識が必要されます。ま、このへんは、フリーなツールを使うか、有償ツールを使うかで、よくある話かと思いますが。
いずれノウハウがたまってきたころに、Baculaの紹介ができたらな、と思っています。
ほぼ最強のファイヤーウォール・・・それは、ネットワークから完全に切り離してしまうこと?
「パソコンで、メールが読めなくなった。助けて!」と呼び出されて、お手伝いに行ってきました。
その方は、かなりのパニック状態のようで、いろいろと一生懸命、説明してくれるのですが、
「○○○が◇◇◇して△△△したら□□□なので▽▽▽▽なんです!!」
はぁ・・・チンプンカンプンです。「ホンヤクコンニャク」の力を借りて、言葉を理解しようと努力しつつ、いろいろ可能性を考えながら、あとはパソコンに向かい、30分ほど格闘。ようやくわかってきたのは、どうやら、
Norton Internet Securityが、(ほぼ)すべての通信をブロックしている
という状況のようです。
面白いことに、Symantecのサイトに、LiveUpdateだけはできて、最新の定義ファイルなどはダウンロードできるのですが、それ以外のサイトとは、一切通信できない、ということになっていました。LAN上のルータの設定メニューさえ、表示されませんでした。
これって、最強のファイアーウォールじゃない?
何の役にも立たないけど。
どんなに優れた道具であっても、使い方を間違えてしまったら・・・ねぇ?
☆ ☆ ☆
話を聞いているうちにわかりましたが、おかしくなったきっかけは、Norton Internet Securityの最新版を「なんとかさんという~~~実はあまりパソコン詳しくないんだけど、知ったかぶりする~~~人がいて、その人がインストールした」ことでした。
さらにその前にしでかした失敗があって、それは、
実は、ウイルス定義ファイルの購読を延長すればよかっただけなのに、間違えて、9000円くらいの、ダウンロード販売されていた、てんこ盛り抱き合わせパックを買ってしまった
ことのようです。そしてその挙句、とどめを刺したのが、Internet Securityのインストールにしくじって、まともにファイアウォール機能が動かなくなったと。
ファイアウォールの設定を変更しようにも、「権限がありません」、としか表示されないんです。
あーなるほど、そーですよね、勝手に設定変更されちゃまずいですから。で、権限ってどうなってます?って聞いても、その方々は「???ぽか~ん???」
・・・こりゃ、もう手出しできませんね。
こうなったら、もう、アンインストールするしかない!って、思ったのですが、アンインストールできません。「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」でやろうとしても、一瞬何か表示されたかと思うとすぐに消えてしまい、もとの表示に戻る。なにか、特別な権限がないとアンインストールできないのでしょうか???セーフモードならできる?できませんでした。
・・・悩むこと5分。Internet Securityのインストーラを実行したら、「アンインストールしますか?」って聞いてきました。なぁ~んだ。
・・・でも、最後のほうで、「失敗しました!」っとか表示され、その後、Windowsを再起動するたびに、なんたらがロードできません、というダイアログボックスが表示され、非常にうざい状況になってしまいました。中途半端にアンインストールされたんですね。
なお、予想通り、Norton Internet Securityをアンインストールしたら、メールも読めるようになったし、ウェブサイトも表示されるようになりました。あとは、セキュリティ対策ソフトを、ちゃんとインストールしなおせばOK、と。
☆ ☆ ☆
コンピュータを安全に保つためのソフトが、逆に、コンピュータを使えなくしてしまう・・・これってねぇ、直感的に考えても、非常に問題だと思うのですが、なんとかならないものですかねぇ(どうしてそういう問題が起こるのか、「私は」同情はできるのですが)。
あともう1つ、問題だと思うこと。
これって、ユーザー側の勘違いだね、で済ませてしまっていいことでしょうか?
こういう状況を利用して、詐欺ができちゃいますよね・・・ だまされやすい人って、けっこう、たくさんいるんですね。
その人からは、
Nortonで「コンピュータは正常です」と表示されてたので、これでいいんでしょ?
とか言われてしまったのですが、それにも、ちょっと恐ろしくなってしまいました。そんなの、正しく機能していないソフトウェアが言うことなので、酔っ払いが自分は酔ってない!と主張するようなものでしょ?
こんなふうなトラブルを起こす人って、世の中には、とってもたくさんいそうな気がします。
こういう人たちでも、安全に、パソコンを使えるようになるのは、いつのことでしょうか。Vistaは期待できそうもないですねぇ。
う~ん、どうすりゃぁいいんでしょう。
子どものころ育った町と、大人になってから住んだ街とでは、距離感覚が少しずれています。大人になってからの街のほうが、ずっと広い範囲を近所だと感じます。子どものころに、すごく広い街だと感じていたのに、今、同じ場所へ行ってみると、あれ?こんなに近かったっけ?と思ってしまったりします。それでも、どこか頭の中では、まだ広い広い世界が記憶の中に残っています。
今日、犬の散歩にでたとき、昨日の話にでてきた彼岸花の場所へ、行ってみました。
なんか、昔よりも増えてます・・・
これでもか、というほど密集・・・
昔は、丘のような斜面の広々とした場所だったと記憶していたのですが、家が建てられた?のか、狭くなってしまったような気がします。
25年くらい前に見たあの場所が、まだあって、面影が残っていた、ということに、なんかうれしい感じになれました。
今日は秋分の日。祝日が土曜日に重なって、なんか損した気分。
小学生のころ、学校帰りに道草をくっていたら、彼岸花がたくさん咲いているところを見つけました。花火みたいでカッコイイ!とそのときは思いましたが、なんだか、世間では、彼岸花って忌み嫌われる存在らしいですね。
地面から、にょっきり生えてきて、葉っぱもなしに、いきなり 、花だけ咲かせる彼岸花。
やっぱり、花火みたい。
帰り道、ちょっと寄り道してアキバによって、あのDVD第3弾を買ってきました。
あのお店は、午後9時まで営業するようになっていたのですね。
あの街は、かつては、午後7時にもなれば、ほとんどの店が閉まってしまうものでした。8時には、さびしくてたまらなくなるような雰囲気がしてました。最近は、だんだん夜もやっている店が増えてきているのですね。というか、お店の内容というか、業種が違ってきている、というのが大きな要因の気もします。
あんまり遅くまでいる用事もないので、どうでもいいことなのですが。
さて、抽選か・・・
ときどきへんなときに、くじ運を発動させるからなぁ・・・
どうかな?
えっ?てゆーか・・・
いや、あのね、べつに、いーじゃん。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
すっかり忘れていたアニカンももらってきたので、一生懸命、探したのでありません。あれれ、掲載されているのは9月号で、もらってきたのは「10月号A」と書いてありますね・・・
ま、いいさ。あといくつ寝ると、10月1日?
■ 一応関連記事
昨日、
というわけで、我が家のチューナーでこれまでまったく使われていなかった機能、110度CS放送が映るようになったのですが、110度CSの、70以上の無駄にとてもたくさんあるチャンネルの中で、
なぜか、映るチャンネルと、映らないチャンネルがあります。
なぜ?! と思い、原因をさぐってみました。
ここで言う「映らない」とは、契約していないから映らない、のことではなくて、アンテナレベルが0になってしまうため映らない、ということです。
契約していないチャンネルの場合
受信できません。
アンテナの設定や調整を確認してください。(0000)
(E202)
アンテナレベルが0
チャンネルによっては映っているので、アンテナの向きが悪い、ということはないと思われます。
次に、根気よく、チャンネルごとに、アンテナレベルを調べ上げてみました。
なんだか、ぜんぜん規則性がないな~と思ったのですが、チャンネル番号と、トランスポンダの割り当てが、そもそもバラバラになっていることがわかりました。
○ ここで調べました
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kazu_f/digital-sat/trapon-nsat110.html
というわけで、チャンネル番号、アンテナレベル、トランスポンダ番号を調べ上げて・・・
トランスポンダ番号ごとに、アンテナレベルをプロットしてみると
16番以降のトランスポンダが、全滅している、ってことがわかります。
トランスポンダ番号が増えるにつれて、周波数も上がっていくので、どうやら、高い周波数の帯域が、減衰しているらしい、ということがいえます。
とりあえず、部屋の中でのアンテナの配線経路を見直してみますか・・・ 分配器とか、VU/BS・CS分離とか、いろいろ途中に挟まっているので・・・
P.S.
CS1とCS2って、何の区別なんだろう?と思ったのですが、わかりました。昔は、プラットワンという会社があって、CS1がプラットワン、CS2がスカパー、と分かれていたんだけど、プラットワンがつぶれてスカパーに吸収されてしまったので、今では全部、スカパーになっちゃった、ってことなんですね・・・
なるほど。
そのうち、BSQR489って何ですか?みたいなことになっちゃうんですね。
(リモコンによっては、BSデジタルラジオ用のボタンがついているらしい・・・)
もぉ~、日本のラジオ・テレビ放送の未来は、どうなるんだ!?
先日も、地上デジタル放送に移行後に空くVHF帯域をつかって、デジタルラジオをやるはずだったのが、計画は白紙に戻された、とかいう話がでてきてますしね。
(2006-9-23) BSDチューナーのアンテナへつなぐところを、どこからとるかによって、よくなったり、非常に悪くなったりすることがわかった。いいケースでは、14番が40から54に向上したり、18番で0が12になったり。悪いケースでは、6番以降は映像が映らなくなったり。
それでも16番以降の映像はうつらないことには変わりは無い。ブースターで減衰させられているのかも?!
UHFの映像が最悪になったのは、あいかわらず・・・TVKがぁ~
(2006-9-25) めんどくさい話
BSデジタル放送は、従来からあるBS放送(衛星放送)と同じ衛星から電波をばら撒いているので、原則として、BSアンテナがもともとあるならば、新たにアンテナを用意することなく、BSデジタル放送対応のチューナーがあれば、BSデジタル放送も見られるようになる。
110度CSデジタル放送は、衛星の位置が、BSの衛星とほぼ同じなので、同じアンテナで、BS、110度CS、両方見られる・・・はずだったけど、110度CSは、使っている電波の周波数が違うので、使用している機器(パラボラアンテナ、ブースター、分配器など)によっては、110度CSが使っている周波数帯域がカットされてしまうため、見られなくなり、パラボラアンテナを交換する必要が生じたりする。メンドクセーナー
今回、あらたに110度CSがうちで見られるようになったんだけど、実は、パラボラアンテナは交換していなくて、ブースターだけ交換したんだそうです。
(2006-10-26) wowowが110度CSデジタル放送から撤退とのこと
私はあんまり詳しくないので、110度CSデジタルは、スカパー110だけだと思ってたのですが、wowowもいたんですね。でも、撤退するとのことで、これで晴れてスカパーだけになると・・・。
朝日新聞の記事によれば110度CSデジタルでwowowに加入しているのは、数千人ってことで、ひゃぁ~!?って感じがしました。110度CSデジタルって、いったい・・・110度じゃないCSデジタル放送のスカパーも、厳しいそうですが・・・ まあ、BSデジタル放送もね・・・
CATVもあるし、きっとインターネットもドンドン使われていくことになるだろうし、衛星を使った放送ってこれからどうなっちゃうんでしょうね。そういえば、イリジウム(以下略)
こういうニュースがでるたびに、JスカイBとか、ディレクTVとか、懐かしい名前がでてきます。数年前の美味しんぼとかゴルゴ13とかを読むと、メディア王が日本に乗り込んで来たぞ~みたいなネタがでてきますが(マードック氏のことだね)、今になってそういったマンガを読むと、プッ!っと吹きだしてしまうわけです。
(2006-12-11) アンテナ関係の工事(ブースターの調整か?!)が行われたらしく、110度CSデジタル放送が、(ほぼ)ちゃんと映るようになりました。詳細はこちら
先週
と言ってから、ようやく、今日、復活しました。原因はブースターだったらしいです。
そして、なんと、アンテナ(お皿)もついでに交換してくれたようで、110度CS放送も、映るようになりました。
ただ、何にも契約していないので、映るチャンネルはほとんどないですが・・・
これまで、BSデジタルと110度CSデジタルに対応したチューナーを使っていたのですが、アンテナが110度CSに対応していなかったため(BSとは使っている周波数帯域が違うので、従来のBSアンテナでは受信できない)、110度CSは、まったく無用の機能でした。
てゆーか、110度CSってのがネ・・・(以下略)
とりあえずラッキーと思ったのですが・・・今度は、TVKの映りが非常に悪くなってしまいました。
ブースターの調整が悪いんだと思います!
たぶん、利得の上げすぎ。
なんだかな~
■ その後の記事
今ごろ気がついた、ちょっと恥ずかしいかもしれない話。
Windowsで、何気なく、Windowsフォルダ(C:\WINDOWSなど)の中を見たら、explorerというファイルがあります。
拡張子は常に表示するようにしているので、explorer.exeのことではありません。それに、explorerとexplorer.exeの両方とも表示されていますから。
「ひょっとしてスパイウェアか!?」
と不安になり、調べてみました・・・で、安心しました。
これって、拡張子は、画面上には表示されていませんが、実は「.scf」という拡張子がついています。コマンドプロンプトでdirコマンドを実行すれば、拡張子scfが見えます。
C:\>dir c:\windows\explorer*
ドライブ C のボリューム ラベルは ローカル ディスク です
ボリューム シリアル番号は XXXX-XXXX です
c:\windows のディレクトリ
2003/05/29 11:49 996,352 explorer.exe
2002/08/31 21:00 80 explorer.scf
内容は、以下のようなテキストが書かれたファイルです。
[Shell]
Command=2
IconFile=explorer.exe,1[Taskbar]
Command=Explorer
「アクセサリ」にある「メモ帳」を起動して、[ファイル]メニューの[開く]を選び、「C:\WINDOWS\explorer.scf」などと指定すれば、ファイルを開くことができます。
拡張子を表示するように設定しているのに、表示されないなんて、気持ち悪いな~とか一瞬思ったのですが、そういえばショートカット(Unix方面でのシンボリックリンクに相当するもの)も、「.lnk」という拡張子がついていて、表示されないんだったな、と思い出して、ん~、どうでもいいや、Windowsなんて・・・と思うことにしました。
ちなみに、explorer.scfは、ショートカットの一種だそうです。scf = short cut fileの略なのかな?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
タイムスタンプやファイルサイズから、XP SP2にアップデートしていないことがバレバレ?
だってSP2にすると、アレが動かなくなっちゃうんだもん・・・
さっき、ものすごい土砂降りになり、すごいな~と思って外を眺めていたら・・・
光ったと思ったと同時に、雷鳴。
そして、すぐに、あたりは静かになり・・・って、停電してんじゃん!?
停電は、1~2分ですぐに復旧しましたが、トイレや廊下の照明がつきっぱなしに(センサー式なので?!)。
とくに、コンピュータを使っているときに停電されると、ディスククラッシュしたり、非常にやっかいです。最悪の場合、落雷によるサージ電流により、電気製品や電話機などが故障したりする被害もありえます。ちなみに、そういったサージ対策を施した電源タップなどいろいろでてて、一応、1つだけ使ってはいますが(そんなに高くないけど、1つだけじゃ、焼け石に水かも)、幸いにも、まだ一度も役に立ったことはありません。
というわけで、電気製品が壊れたことは、人生で一度もないのですが、小さいころは、雷がなったら、テレビを消しなさい、コンセントからも抜いておきなさい、と大人からよく言われていました。なんでやらなくなっちゃったんだろう?
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停電で困ること、もう1つ思い出しました。テレビ番組などの録画予約をしているとき、停電すると、復旧しても、それ以降、録画がされなくなってしまう機器があることです。
昔のVHSのVTRなどでは、録画予約にモードにしておかないと録画されないんだけど、停電による復旧後は、録画予約モードから抜けてしまう、というものがありました。
8月の東京都内であった停電に関して、興味深い記事を以前読みました。
■山田祥平のRe:config.sys■
停電とコンピュータ
困りますね・・・
パソコンでテレビ番組録画をしている場合も、停電は厄介です。
パソコンでは、たいてい、BIOS設定で、停電からの復旧後にどうするか、設定できるようになっています。
休止状態のとき停電になったら、どうなんでしょうね?タイマーにより電源が入ることになってるはずですが・・・ 今度試してみよう。
さて、仮に電源が自動でオンになったとしても、ディスククラッシュなどにより、正常に復旧しない可能性もあります。そういうときは、ネットワーク経由でリモートから復旧作業を行うこともできない恐れがあります。なんか、うまい方法、ないでしょうかね?
そういう目的のために、リモートからコンピュータを操作、管理する製品があることは知っています。ただ、パソコンをもう1~2台くらい買えそうなくらいの値段で、どう見ても、個人で購入する機器ではないんですよね。
マザーボード上にある、電源スイッチ、リセットスイッチのピンに接続して、リモートから強制的に、電源オン・オフ、リセットができる、ただそれだけのシンプルな機器でも、あるといいかもしれないなと思っているのですが。
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今はもう雨がやんでいます。どうやら、あのとき、すごい雨雲、雷雲が通過してたのですね。
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今朝、散歩に行けなくて、つまらなそうな様子。
実家で使っている、ジャンク屋で買ったノートパソコンで作った、FreeBSDなサーバは、停電により止まってしまいました。買ったときからバッテリがすでに役立たずになっていたので、もともと外していました。そのため、止まるのは仕方がないのですが・・・
余ったノートパソコンでサーバを作ると、バッテリがUPS替わりになって、けっこういいかもしれません。が、しかし、UPSの代わりにリチウムイオンバッテリを使うのは、コスト的になんだか見合わない気もします。
・・・でも、ですね、ノートパソコンのバッテリって、原価を考えると、ちょっと高すぎだと思います。まるでインクジェット・プリンタのインクのようなカラクリがあるのではないかと・・・
過去記事
暑かった夏もそろそろ終わり。空には、秋らしい、うろこ雲。
朝6時台から、散歩へ・・・ ま、いいか
途中で、気になるポスターを発見。非常に気になります。興味深いです。ぴろき・・・
うろこ雲がでると、そのあと、雨が降ると教わった記憶がありますが、昼過ぎには、雨がポツポツ降ってきました。
今はやんでいますが、天気予報では明日は雨。散歩には行けないかな?
雨の中、犬にカッパを着せて散歩している人をたまに見かけます。
犬は雨に濡れても平気のようで、乾かしてあげる人間のほうがめんどくさいのです。ということで、うちでは、雨のときは散歩はお休みということにしています。なんで行かないの?と少々ぐずりますが。
アレのために、ちょっとしたヤボ用で、秋葉原のふだん行かない側へ行って来ました。
ぎりぎりセーフで間に合いました。ふぅ~。
昨日の夜中まで、これのために、一生懸命、作ってました。
出来上がりが楽しみです。
何が?!
いや、別に。
連休で、実家に行くので、おみやげに、mini SDカードを買ってきました。
今のところ、256MBだと、1300円前後、というのが最安値らしいです。
もっとも、512MBでも、1400~1500円くらい。
じゃあ128MBでは、というと、800円くらい?
容量と値段は比例しない、ってのがこの世界の常識なんですね。
こっちは、アキバとは無関係ですが、帰り道、ふと思い出したので、昔まだ学生だったとき、よくお土産に買っていた「どら焼き」を買ってきました。お店の人が、別に人にかわっちゃってました。前は、おじいさんとおばあさんがやってたのに・・・ちょっと気になります・・・
9月3日からだいぶ遅れたけど、ドラえもん、誕生日おめでとう。生まれるのは、あと何年後?
ついでに思い出した。3丁目の夕日で知ったことですが、敬老の日は、昔は、「としよりの日」という名称だったそうだ。なんかすごい名前だったような?!
ぼくのヒーロー、海原雄山は、もうこの世にはいないのか・・・
なんなんだ!? この情けない姿は!これが雄山というのかっ!
ペシ ペシ だそうです。涙が出てきそうです。ちゅき ちゅき? 嗚呼、なんてことだ。
困ったときの心情を表すマンガの記号、汗が、あの雄山についてます。
(美味しんぼ 第86巻 「第4話 魯山人のご飯」より)
もはや、これまで築いてきたものを破壊することでしか、美味しんぼを描き続けることはできない、ということなのか。自己崩壊パロディをやってしまうとは・・・
作品としての寿命は、とうに過ぎた、ということなのか。
マンガとかは、某書店で缶ジュースよりも安くなっているときしか買わないので、発売日とはまったく関係なしに、へんな時期に、巻もとびとびで、読んでいます。2年以上前の作品のようなので、何をいまさら言ってるんだ、とつっこまれそうです。
それにしても、このシーンは、ショックだった。
遊園地などのヒーロー・ショーの休憩時間に、ヒーローが、その姿のまま、カツ丼をかっこんでいるのを目撃してしまった子供のような心境。
・・・わけわかんない比喩だな。
昨日はFirefoxの拡張機能の話だったので・・・
それに続けて、今日は、最近便利だと思った拡張機能を、もう1つ、紹介。
個人的に非常に便利だと思った、その拡張機能とは・・・
Google Browser Sync
http://www.google.com/tools/firefox/browsersync/
です。これは、複数のパソコンやUnixマシンなどでFirefoxを使っている場合に、
などの情報を、全てのFirefoxで共有できるようになります。これで何ができるようになるかというと・・・
たとえば、複数のパソコンを使っていると、ブックマーク(Internet Explorer用語でのお気に入り)は各パソコンごとに記録されるので、パソコンによって、ブックマークに登録されてたり、されてなかったり、とバラバラな状態になってしまいます。そういう状況を解決する手段はいくつかありますが、そのうちの1つの手段として、Google Browser SyncというFirefoxの拡張機能をすべてのパソコンにインストールしておけば、全部のパソコンで、同じブックマークを使えるようになります。
個人的に一番うれしいのは、コレ↓↓↓です。
昼間、学校や会社にいるときに使うパソコンにて、Firefoxでアクセスしたページの履歴情報を、夜、自宅に帰ってから別のパソコンで使うFirefoxへ持ってくることができます。
つまり、昼間、既読状態になったページが、夜、家へ帰ってから使うパソコンでも、ちゃんと既読状態になってるんです。
いや~、これって、うれしいです。忙しい日常、多くの情報をなんとかフィルターして、必要な情報だけよりわける、って作業が必要になるわけですが、既読情報が、自宅と自宅外で同期できるってのは、なんともうれしいことじゃないかと思います。
先日も、RSSをsedで書き換える話とか出しましたが、あれも、そもそもは、既読情報をうまく扱えるようにするための、ささやかな工夫でした。
既読にこだわるって、これって変な考えかな?どうせ、せいぜい数週間で、既読情報はクリアされていってしまいまうものですが・・・
■ Google Browser Syncの仕組みと、注意すべきこと
ブラウザの情報は、Googleのサーバーに保存されます。Google Browser SyncをインストールしたFirefoxを起動すると、Googleのサーバーからデータがダウンロードされ、Firefoxの設定情報が更新されます。
このため、Google Browser Syncを使うには、Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントの作成はこちらから。メールアドレスを登録するくらいで、すぐにアカウントを作成できます。
https://www.google.com/accounts/ManageAccount
サーバーとの間で情報をやりとりするため、初回のみ、けっこう時間がかかります(数分程度)。でも、それ以降は、ほとんど待つことなく、Googleとの間で頻繁にデータのやりとりが発生していても、それをぜんぜん意識することなく、Firefoxを使うことができます(たぶん、ネットワークの速度や混雑度にも影響されるとは思いますが・・・)。
● 信用できるパソコンにだけインストールしましょう
Google Browser Syncはたしかに便利なのですが、ブックマークとかアクセス履歴とかパスワードとか、あまり他人には知られたくない個人的な情報が、この拡張機能をインストールしたパソコンすべてに設定されてしまいます。そのため、他人が使う可能性のあるパソコンには、Google Browser Syncをインストールしないほうが安全です。
● ところでGoogleを信用してもいいのか?
また、以上のような個人的な情報を、Googleに預けてしまって安心か?という疑問もあります。そういった疑問に対する回答として、Googleへ情報を送信するときは、情報を暗号化することができます。暗号化するときは、PINという情報をユーザーが設定して、そのPINに基づいて、暗号化されます。そのため、PINがわからなければ(もちろんGoogleアカウントのパスワードも漏れなければ)、たぶん、安全かな、という感じになっています。
ただ、暗号化するかしないか、ユーザーが設定することになっています。デフォルトでは、ブックマーク、アクセス履歴、開いているタブの状態、は、暗号化されないことになっています。クッキーとパスワードは、セキュリティ的に大変重要ですから、常に暗号化されることになっています。
また、どの情報をGoogleのサーバに保存するか、ユーザーが選べるようになっています。パスワードは保存したくない、というなら、パスワードを保存させないようにもできます。
■ Google Browser Syncをインストール
このページ
の「Install Now」のところをクリックして、インストールします。
ただ、そのままではインストールできない場合があります。何をするかわからない怪しげな拡張機能をやたらとインストールできないように、Firefoxには保護機能が設定されているためです。そのへんの保護を解除する方法は、以前、ここで触れてました。インストールできなかった場合は、参考にしてください。
拡張機能をインストール後は、いつものように、Firefoxを再起動します。
すると、Google Browser Syncの設定作業がはじまります。
まず最初に、上の方でかいたような、「他人が使うパソコンにはGoogle Browser Syncをインストールしないでね」みたいな警告が表示されます。
次に、Googleアカウントへのログイン画面が表示されます。アカウント登録時に入力した、メールアドレスとパスワードを入力します。
はじめてGoogle Browser Syncを使うときにだけ、こういう画面がでてきます。
タイプを選べといってますが、とりあえず無難そうな「Standard」を選びました。
その次は、PINを入力しろ、と言ってきます。
PINというのは、暗証番号みたいなもののことですが、データを暗号化するために使われるようです。まあパスワードみたいなものだと思い、何か決めて、2回、入力しましょう。
PINは、初回だけ登録しておけばよくて、あとは、ブラウザに記憶させておくことができます。PINを忘れてしまっても、あとで、Google Browser Syncの設定画面で、PINを見ることもできます(えぇ~!?ま、いいか)。
このあと、サーバーとの間で、ごにょごにょ、何かの作業がはじまります。だいたい数分程度は、またされます。
ようやく、登録作業が完了。
Firefoxのウィンドウが表示されると、なにやら、メニューバーの端っこに、へんてこりんな表示が増えています。これは、Google Browser Syncが表示しているものです。
この赤丸の部分をクリックして、「Settings」を選ぶと、Google Browser Syncの設定画面が表示されます。
Account Informationタブ
Googleのサーバに保存されているデータを消去したい場合は、「Google Account settings」をクリックし、Googleアカウントでログインしてから、Google Browser Syncのアカウントを削除します。
Showボタンをクリックすると、PINが表示されます。
Stop syncingボタンをクリックすると、データの同期をやり直せます。たとえば、複数のGoogleアカウントを使い分けているような場合、アカウントごとに、Google Browser Syncで保存する情報を変えることができます。別アカウントでのGoogle Browser Syncの内容に変更したい場合は、Stop syncingボタンをクリックします。Googleアカウントを入力するところから、やりなおせます。そのときは、以前登録したPINを入力するように言われます。
ここで、どのデータをGoogleのサーバに保存するかを選択したり、暗号化するかしないかを決めることができます。
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これ、個人的に、ほんと、便利~~~と思ってます。
(2006/9/15) 既読情報の同期って、100%完璧ってわけじゃないようですね・・・どういう条件かよくわからないけど、既読だったはずなのに既読になってないことがあります。
私がWebブラウザとして「Firefox」を使う理由というのは、パソコンのOSがFreeBSDなので、IEは使えないし、Firefox以外に選択の余地があまりない、ということなので、Windows上では、実は、あまり使っていなかったりします。割合としてはFirefoxが2割くらいかな・・・RSSリーダーとして使ったり、このブログを書くときに使うことが多いです。
さてそんな中で、最近、「Tab Mix Plus」という拡張機能をインストールしてみたら、微妙に?う~ん、ものすごく便利になったわけではないのですが、そこそこ、Firefoxが使いやすくなりました。
ちなみに、タブ機能を強化する拡張機能としては、これまでは、以下で紹介した、「Tabbrowser Preferences」というのをインストールしていました。
どうも、Tab Mix Plusだけでいいかもしれないようです。
■ Tab Mix Plusのインストール
[ツール]メニューの[拡張機能]を選択し、「新しい拡張機能を入手」をクリックします。
ページの右上にある「search」というテキストボックスに「Tab Mix Plus」と入力して、検索します。検索結果が、ずらずらと表示されますが(検索の精度が悪いんじゃない?)どこかに、「Tab Mix Plus」があります。
手っ取り早く言えば、たぶん、このページです。
「Install Now」をクリックします。
5秒間くらいのカウントダウンがあってから、「今すぐインストール」ボタンがクリックできるようになります。
クリックすると、拡張機能がダウンロードされ、インストールされます。
ただし、一度Firefoxを起動しなおさないと、新たにインストールした拡張機能は有効にならないので、一度、Firefoxを終了します。
■ Tab Mix Plusでできること
まずは、Firefoxで適当なウェブサイトにアクセスして、いくつかのリンクを、新しいタブで表示させてみてください(リンクを、マウスの真中ボタンでクリックするなど)。
● ページのデータをダウンロードしている様子が、プログレスバーで表示される
どれくらいデータをダウンロードしたかが、タブのところに、棒グラフで表示されるんです。ちょっと便利?
● まだ見ていないページのタブは、赤いイタリック体の文字で表示される
ニュースサイト系に多いですが、トップページが各記事の要約のみのインデックスになっているWebサイトがよくあります。そういうところでは、私は、興味のあるリンクを立て続けに「真ん中クリック」して、新しいタブへ読み込ませて、一度にいくつものリンクを開いておいてから、あとでじっくりと読む、ということをしています。
まだ一度も見ていないページってどれかな~?と思ったとき、タブを見れば、一目で区別できますね。
● タブごとに、閉じるボタン(×)がある
タブを閉じるボタンは、今、前面に表示しているタブを閉じるのですが、Tab Mix Plusをインストールすると、各タブごとに、閉じるボタンがつきます。
以外と便利? いや、私は、タブを選択するつもりが、間違えて、閉じるボタンをクリックしてしまうことがあって、実は、この閉じるボタンを表示しないようにしてしまいました(設定は後述)。
でも、実は・・・
● 閉じてしまったタブを、もう一度、開きなおすことができる
これ、便利な機能ですね~。
マウスポインタを、どこでもいいのでタブの上にもっていって、右クリックしてショートカットメニューを開きます。「最近閉じたタブ」という項目の中に、ちゃんと、さっき閉じたタブで表示していたページのタイトルが表示されるんです。そこから選べば、閉じてしまったページを、もう一度開きなおすことができるんです。
● Firefoxが異常終了してしまった後、それまで開いていたタブを復元できる
FreeBSD上でFirefoxを使っていてたまに起きるのですが、Firefoxが急に異常終了してしまう・・・いくつものタブを開いて作業していたときなどに、異常終了してしまおうものなら、
ここはどこ?私はだれ?
私は、今まで、何の仕事をしていたの?
と呆然となってしまいます。えーと、さっき、調べ物をしていたのはどのページだったんでしょうか・・・みたいなことです。
Tab Mix Plusをインストールしてあると、異常終了後にFirefoxを再起動すると、復元するかい?って聞いてくれて、最後に開いていたページを、復元できます。
○ なにやら他にも機能がいろいろ
これまでに気がついたのは、以上で紹介した機能ですが、Tab Mix Plusで設定できる項目を見てると、ほかにもまだいろいろあるようですね。
それでは、一応、設定できる項目を見ておきましょうか。
■ Tab Mix Plusの設定
[ツール]メニューの中に、[Tab Mix Plusのオプション]というのが増えています。これを選ぶと、[Tab Mix Plusのオプション]ウインドウが表示されます。
もしくは、[ツール]メニューで[オプション]を選び、「タブブラウジング」をクリックすると、[Tab Mix Plusのオプション]というボタンが表示されます
・・・なんですが、たまにこのボタンが表示されないこともあります。もともと「Tabbrowser
Preference」という拡張機能もインストールしてあったので、それとぶつかっているのかもしれません。「一般」など、別のアイコンをクリックして
おいてから「オプション」ウインドウを一度閉じて、もう一度やりなおすと、[Tab Mix
Plusのオプション]というボタンが現れるようです。[ツール]メニューで一発で選択できるから、ま、いいか。
○ 「Tab Mix Plusのオプション」ウインドウ
上のほうには、「リンク」、「イベント」、「表示」、「マウス」、「メニュー」、「セッション」というアイコンが並んでいます。アイコンをクリックすると、それぞれの設定項目が表示されますが、さらに、その項目がタブで切り替え表示されるようになっていることもあります。
正直、設定項目がやたら多すぎで、初心者向けではない気もしますが、かゆいところに手がとどく、なかなかの気配りようという見方もできますね。
● タブごとに閉じるボタンをつけるのをやめる
「表示」の「タブ」の「アイテム表示」のところで、「全てのタブに表示」となっていることろを、「現在のタブに表示」に変更すると、今現在、最前面に表示しているタブにだけ、閉じるボタンが表示されるようになります。
または、いっそのこと「「タブを閉じる」ボタンを」のチェックボックスをオフにする(チェックマークなしの状態にする)と、どのタブにも、閉じるボタンは表示されなくなります。それでも、タブを右クリックしてショートカットメニューを開いてから、閉じることはできます。
なお、「表示」の「タブバー」の「アイテム表示」のところにある「「タブを閉じる」ボタンを表示」をオフにする(チェックマークなしにする)と、タブが並んでいるところの右端にあった、閉じるボタンがなくなります。
● 閉じたタブを復元できる個数
「イベント」の「タブ機能」タブの中にある、「キャッシュするタブの数」を変更すると、最近閉じたタブを覚えていてくれる個数が変わります。
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なんだかTab Mix Plusは機能が多すぎで、私は、上で紹介した機能しか使っていないのですが、それだけでも、そこそこ便利、いや、かなりFirefoxが便利になった気がしますよ。
■ Firefoxの関連記事