SHARPの16ビットパーソナルコンピュータ mz-5500シリーズ。
ビジネス向け機種ってことで、ぜんぜん興味は持ってませんでした。
宍戸錠がマウスを持って、ニヤリ・・・ このころ、マウスが新しいデバイスとして登場したんですかね。でも、マウスはオプションだったそうです。
もう1つ流行してたのが、マルチウインドウ。
同じSHARPで、パソコンテレビX1シリーズ。ホビー向けは、X1にまかせておけ、mzはビジネス向けにする、ってふうに住み分けをしようとしてたんですかね?
写真はX1C。何を隠そうあそこを隠そう、私はX1Cユーザーでした。初代X1が出た時、すごく欲しかったんですが、値段が高くて無理だと思ってたところにでたのが、値段が下がったX1Cと、あとフロッピーディスクつきのX1D。
すっかり忘れてましたが、X1Cには「アクティブタイプ」、X1Dは「プロフェッショナルタイプ」、初代X1は「マニアタイプ」という謎の名称がつけられていました。この名前は、X1CとX1Dが発売されたときに付けられたものだったと思います。
X1Dには、「3インチフロッピーディスク」という、ふつうの「3.5インチFD」とは違うやつが内蔵されていて、後に、「3インチフロッピーディスクなんてどこにも売ってないよ、困ったよ~」っていう悲惨なことになったとか。当時まだカセットテープが記憶メディアとしてよく利用されていましたが、X1Dにはカセットが内蔵されていなくて、互換性の問題で、カセット版のゲームソフトが使えなかったりで、X1Dは悲劇の機種でした。
東芝の8ビット機、PASOPIA7。この「パソピア7」は、このまえの83年8月号のI/Oでは新登場ということになってました。今のパソコンの2007年春モデルとかみたいに、年に何回もモデルチェンジすることはなく、同じ機種で1~2年はひっぱっていたような気がします。しかし、この前のPASOPIA7の広告では「SOUND&GRAPHICS」とホビー色を強くアピールしていたのに対して、今回の広告では、コンピュータの学習用とかビジネス用とか、路線を変更しています。ホビー分野ではもう負けた、とあきらめてたのでしょうか。「使い方360度」というコピーにも、迷路の中をさまよっている様が伺えます。
ところで、広告には「パソピアシリーズ」として、パソピア16、パソピア7、パソピア、パソピア5、パソピアミニ、パソピアIQの名前があがっています。けっこういろいろあったんですね~
パソピアミニってなんだっけ?と思ってネット検索してみたら・・・シャープのポケコンに見た目がそっくり。なお、パソピア8ってのは、ありそうでなかったんですね。
最近たいへんなことになっているサンヨーのパソコン。写真左が、MBC-55。広告によれば
16ビットCPUの8088を搭載し、メインメモリは128KBを実装(オプションで256KBまで増設可能)、さらに、本体内に5"フロッピーディスクドライブ(160KB)を1基内蔵したうえで、CP/M-86(MS-DOSも計画中)を標準搭載。この充実した内容で、何と178,000円というハイコストパフォーマンス。
ということで、たぶん、それは当時としてはそのとおりだったと思います。でも、安くて高性能だからといってよく売れるとは限らないのがパソコンの世界。ソフトとか、ちゃんと出てたんでしょうかね?
ちなみに右のほうは8ビットマシンで、標準価格が448,000~598,000円とかついてます。
バンダイのパソコンRX-78。1stガンダムの名前がつけられたものの、別にガンダムっぽいところはないです。MSXと同じ層を狙った製品のようです。
APPLE Macintoshが予価698,000円で予約受付中となっています。そうか1984年だから、Macintosh登場の年だったんですね。 それにしても高いなぁ・・・
「むずかしいBASICなどは別売です」と書いてあるのですが、奥深い表現だなぁ。
ところでこの広告のお店のADOってT-ZONEになった亜土ですかね?
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