2007年3月4日日曜日

Mozilla Thunderbirdのフィッシングメール検出機能 (謎)

メールソフトのMozilla Thunderbird。以前は、動作がもっさりとして、こんなの使えないよ、と思って、ずっとNetscape Communicator 4.x付属のMail機能を使っていました。



最近では、パソコンの処理速度が向上したので、Thunderbirdでもぜんぜん気にならなくなってしまったので、自宅でも、ちょくちょく使うようになってきました。



とはいえ、Thunderbirdには、いろいろいろいろいろいろいろいろいろと不満に思うことがたくさんあるわけですが、まあ、それは我慢したり、なんとか設定変更方法を探し出すなどして、使っています。



さて、最近のバージョンのThunderbirdからついてくるようになった、フィッシングメールを検出してくれるという機能。これって、本当に役に立ってるんでしょうか? 誤判定をときどきしてくれていますが、そもそもフィッシングメールって、ほとんど受け取ったことがないのですが・・・



自宅ではFreeBSDにいろいろなサーバをやらせていて、メールを受信するときは、まず最初に、SpamAssassinで迷惑メールかどうかの判定をしています。フィッシングメールがきたとしても、もしかすると、先に迷惑メールだと判定してフィルタされているために、目にすることがないのかもしれません。



でも、ときどきくるようになったんです。フィッシングメールが。



Thunderbirdも、うれしそうに、フィッシングメールだよ、って言ってます。



2007030310



ほほぅ~ Microsoftの名前をかたっていますね。いかにもありがちです。



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リンクは、http://www.microsoft.com/japan/ ~ と表示されていますが、実際には
「http://communications3.msn.com/Key=なんだか個人識別できそうな文字列」
というが本当のリンク先です。


・・・ え~と、これって、実は、本物のマイクロソフト?
本物だとすると、どうして、わざわざ、こんな詐欺っぽいメールを送ってくるのでしょうか。



このメールって、text/plainとtext/htmlのmultipartになっていて、plainのほうでは、http://communications3.msn.com/

というリンクが書かれているんですよね。どっちにしても、胡散臭げなことには変わりありませんが。



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前に見た、サンマイクロシステムズからのメールも似た感じのHTMLメールだったけど、あれはホントに偽メールっぽかったです。文章中に記述されているリンクが何種類もあるのに、全部リンク先が同じ1箇所だったし。



ところで、HTMLメールって、いらないと思う。



あと、Thunderbirdの迷惑メールとフィッシングメールを検出する機能。誤検出が多すぎると思います。正規のメールを、迷惑メール/フィッシングメールと誤判定することが多くて、あの判定結果をフィルタリングルールとして使うことはできません。
SpamAssassinの検出漏れを、第2次防衛ラインとしてThunderbirdが判定し、最終的には人間が目視確認、ってかんじで使っています。


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迷惑メールで思い出しましたが、blogのトラックバック・スパム。数ヶ月前から急増して、多いときで、1日で50個くらいのペースで貯まっていくので、トラックバックってもう終わってるな、っていう結論に至ってしまいました。





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