まだ使ってます・・・(笑)。1990年製らしいので、もう17年。
Apple Extended Keyboard II
はじめてバイトして自分のお金で買ったのが「Macintosh IIci」。マックにはマウスは付属していたけど、キーボードは別売りでした。Apple Extended Keyboard IIのほうが、周りでよく使われていたので、特に気にすることなくこっちを選びました。
その後、PowerMacintosh 7600/132を買ったのですが(今でも使えます)、壊れないし、そのまま使い続けています。でかいし、重いし、あんまり気に入ってなかったのですが、そんなに選択の余地もなかったわけで。
ASCII配列、JIS配列、とくにこだわりはないのですが、唯一、左手小指の位置にcontrolキーがないと困ります。ところが、このキーボード、その位置がcaps lockキーになっているのはまあいいとして、なんとメカニカル・スイッチ式に、オン/オフするものだったので(押すとへっこむ)、ソフトウェア的にキー配列を変更したところで、使い物にはなりません。・・・なので、改造しちゃいました。右のcontrolキーのスイッチと交換してあります。
左下のcontrol、option、Appleキーは、マウスと一緒にモディファイア・キーとしてよくつかわれるので、左のcontrolではなく右のcontrolに犠牲になってもらいました。
驚くことに、Made in U.S.A.です。
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Apple Desktop Bus Mouse
このマウスは、人生の中で出会った、もっとも使いやすいマウスだと思っています。
一時期、中古品なのにけっこうな値段で売られていたときがありましたが、今なら525円(税込)とかいうかんじのようです(笑)。
見かけは同じなのに、中のボールの玉が軽いマウスがあって、これが、ひどく使いづらいものでした。故障扱いで交換してもらえた、という噂を聞いたことがあります。
Made in Malaysiaでした。ボールの軽いマウスはMalaysia以外の国だったような。
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このキーボードもマウスも、ADB(Apple Desktop Bus)というインターフェイスを使っていて、iMacとかがでたころには、マウスやキーボードは、ADBではなくUSBを採用するようになってしまったので、ADBも過去のものとなってしまいました。
そういえば、ADBにつなぐゲームパッドを持ってました。ゲームパッドのボタンを押すと、まるでキーボードのように、ゲームパッドから文字が入力されていく、という仕組みになってました。
ADBのケーブルは、S映像ケーブルとまったく同じ4pinのミニDINという端子なので、長いADBケーブルが欲しいときは、長いS映像ケーブルを代用できまして、ADBケーブルよりは安上がりでした。
時代が変わると、逆に、ADBケーブルのジャンクが100円で売られていたので、Sビデオケーブルの代わりに使ってたりしました。でも、なぜかたまに使えないのがあって、テスタで違いを調べてみたら、外側のシールド線(?)が1本、接続されていませんでした。
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ADBは、ごく普通のシリアルインターフェイスです。ただ、1本だけ、power key(電源を入れるキー)の信号がでています。そのピンをクリップなどでGNDとショートさせると、マックの電源を入れることができます。
まあ、現代では何の役にもたたない知識です。パルス式電話の場合、フックボタンでダイアルできる、よりも役にたたない知識ですね。
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(2007/05/08)
連休中、ガラクタをあさっているときに、Apple Extended Keyboard IIの箱が発見されました。
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