今日portupgradeしたら、emacsが、22.3から23.1になりました。とうとうportsもemacs23になっちゃったか~と思ったんですが、すぐに22.3に戻されてしまったようです。
cvswebで見ると、ここの、Revision 1.84のところ。
http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/editors/emacs/Makefile
ほかのportsとの依存関係で問題があった、とか理由がかかれてますね。
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まあ、せっかくなので、インストールされてしまったEmacs 23.1を、少し使ってみました。
普段の使い方で問題が起きないか、一通り試していて、wnn7eggのかな漢字変換ができなくなって焦ったんですが、ネット検索したら、すでにパッチがありまして、それをあてたら、動くようになりました。patchあてたとき、何箇所か、reverse patchか?とか出て、rejectされちゃったんですが・・・とりあえずrejectされたままでも動いてました。ぜんぜん調べてません。
Emacs 23になって、どのへんが変わったのかな~と探検。
まず、最初っから違う[E:happy01]
Emacs 22.3のスタートアップ・スクリーン。おっと、表示できる行数が減ってしまうので、ボタンは消してます。使わないし、不要だし。
Emacs 23.1のスタートアップ・スクリーン。上とは異なる環境設定なので、フォントや色の指定が違っちゃってると思うのですが、ロゴの部分の色使いが、微妙に変わってます。
ところで、いままで全然気がついてなかったんですが、ロゴのところをマウスでクリックすると、GNUのWebサイトが表示されるんですね・・・
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新バージョンでどこが変わったかを知るには、M-x help-for-helpして、つづいてnを押せば、「NEWS」が見られます。いや、すっかり忘れてましたが。
ファイルは、/usr/local/share/emacs/バージョン番号/etc/NEWS にあるものです。
そういえば、/usr/local/share/emacs/バージョン番号/etc/ には、ファイルがいろいろあって、コマンドリファレンスなど有益なものもあったりしますが、JOKESのような、もはやどうでもいいようなファイルまでもありますね。
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NEWSの中を見てて、bubblesという、「さめがめ」もどきゲームを発見。
2色じゃ簡単すぎるんですけど、きっと変えられるんでしょうね。C-u 数字かな?
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DocViewモードというのがあって、PDFファイルなどを開くと、Emacsのバッファ内で表示できるそうです。おおっこれは!?
どうも、裏でghostscriptでビットマップイメージに変換して、そのイメージを表示してるだけみたいでした。ドキュメント内をカーソルが移動して、テキストをコピー&ペーストできるとか、そういうわけでもなさそうで・・・
ただ1つ気がついたのは、検索ができます。pdftotextコマンドが必要で、ports/graphics/xpdf等でインストールできます。
ただし・・・
こんな感じで、検索結果が表示されるだけで、ぜんぜん使いやすくないです。
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昔昔、雑誌のSuper ASCIIだったかなぁ、X11 vs Emacsみたいな特集記事があって、「それは、どういう比較だよ?」と突っ込みたくなるところでしたが、まあそういう対決もできてしまうほど、昔から、Emacsは単なるテキストエディタの範疇を超えた、すてきな「環境」を与えてくれるツールでした。
Emacs使うならXなんていらないだろ? そんなことを思ってたころもありました。
今では、XクライアントじゃないEmacsなんて考えられない・・・そうなってしまいましたが。
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