いつか買おうと思っていつつ、すっかり忘れていた「玄箱」。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20051217/etc_kuroboxacl.html
「玄箱」のACアダプタ版2モデルが登場、クリスマス限定?
という記事を見つけて、アキバへ買ってきました。実はアキバへ行った本来の目的は、これを買うことでした。
知っている人は知っている有名な製品なので、説明するのもナニなきがするのですが、わかりやすく言えば、
- LANで接続する外付けのハードディスク
- だけど、ハードディスクは別売りだよ。自分で調達して、組み立ててね
- Linuxで動いてるよ。いろいろ、いじくれるよ
という製品です。Linuxといっても、CPUがPowerPCなので、PCで動いているLinuxのプログラムがそのまま使える、ってわけじゃないので少しだけ不便です。
よぉ~く見ると、箱に、シールが3枚重ねて貼られています。中に入っている説明書は、電源内蔵タイプのものが、そのまま入っています。コスト削減ですか。
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ところで、Family Network Stationというマイナーな製品がありました。モデルによって違うかもしれませんけど、私がさわったことがあるモデルは、x86アーキテクチャのdebian GNU Linuxで動いていました。そうなんです、CPUはx86アーキテクチャのMediaGXでして、そこらへんのx86なバイナリをそのまま実行できます。私は、こいつにFreeBSDをインストールして、ルータを作ったことがあります。
ハードウェア・アーキテクチャはそこらのパソコンとまったく同じで、デバイスとしては、有線LANが2つ、無線LANが1つ、3.5インチHDDを1台内蔵、メモリはオンボードのみで増設不可能、PCIスロットが1つ(テレビキャプチャカードがささってる)、USB、ボード上にシリアルポートっぽいピンがあるけど詳細不明・・・そんなハードウェアです。まさに、パソコン、そのまんま。
CPU自体はファンレスです。というかヒートシンクさえついていません。HDDの放熱のため、2つ、小さいファンがついています(ソフトウェアで回転を制御できるらしい)。電源は、ACアダプタです。
本体の大きさはB5サイズくらいあって、よくある外付けHDDよりは、かなり大きめですが、パソコンだと思えば、超小型。
PCIスロットにPCIなビデオカードをさし、USBキーボードをさし、電源を入れた直後に、DELキーかF2キーなど、ありがちなキーを押すと、BIOSメニューがでてきます。
当時、FreeBSDを動かしたときは、ブート中、コンソールデバイスが初期化されたと思われるタイミングで、画面表示がされなくなってしまいました。おそらく、CPUチップ内蔵のビデオデバイスが使われるように初期化されたけど、もともとそのための周辺回路はなく、PCIのビデオカードが無視されるようになったのではないかと思われます。
これって、ひょっとして、玄箱より魅力あるんじゃない?と個人的には思っています。
最近、Family Network Stationが、とあるジャンク屋で1万3千円で売られているのを知っています。80GBか120GBのHDDつきだと思います。もう少し安くなったら、買いたいんですけど・・・
pochiは無線きがするつもりだった?
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