先日、
にあるように、どうやら、メモリがぶっ壊れた?っぽいかんじです。
よくあるメモリ関係のトラブルには、「相性問題」というのがあって、このマザーボードにこのメモリを挿すと動かないけど、別のマザーボードだと大丈夫なんてことがありますが、これまでずっと動いていたのが突然動かなくなったので、たぶんそれはなさそう・・・
とりあえず、これは故障なんだと、サッパリとあきらめるためにも(笑)、一応、チェックしてみましょうか、ということで、メモリのテストするツールとして定番のmemtest86を試してみました。
memtest86のホームページ
■ ダウンロード
ダウンロードできるmemtest86は、ソースコードのほかに、実行可能なバイナリ形式として、2種類、用意されていて、
- フロッピーディスクのイメージファイル + 書き込みツール
- CD用のISOイメージファイル
がありました。
今回は、フロッピーディスク用のほうを使いました。
フロッピー用ダウンロード
http://www.memtest86.com/memt32.zip
今時のパソコンには、フロッピーディスクドライブなんてついてませんから、CD用のイメージファイルをダウンロードして、適当なCD書き込みソフトでCDを焼いちゃってください。
ISOイメージファイルのダウンロード
http://www.memtest86.com/memtest86-3.2.iso.zip
~ でも、フロッピーディスクドライブは、あれば、1~2年に1度くらい重宝することがあります。アキバのジャンク屋さんでは、USB接続のフロッピーディスクドライブの中古(でもかなりきれい)が、1500円前後で売られているので、1つ持っているといいかもしれません ~
■ memtest86起動用フロッピーディスクの作成
あらかじめ、データが消去されてもかまわない、フォーマット済みのフロッピーディスクを1枚、用意しておきます。
memtest86起動用フロッピーディスクの作成は、Windows上でもできます。わかる人なら、FreeBSDやLinuxでもできるでしょう。たとえば、
cat memtest.bin > /dev/fd0
みたいな感じでできるはずです。。。
以下は、Windows上での手順です。
- ダウンロードしたzipファイルを展開します。
- 中にある、install.batというのを実行します。
- 「Enter target diskette drive:」と表示されるので、フロッピーディスクのドライブ名(普通はA)を入力します。
- 「Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-」と表示されるので、フォーマット済みのフロッピーディスクをドライブにセットし、Enterキーを押します。
- あっという間に、書き込みが終了します(イメージファイルのサイズは93KBしかないので)。
■ memtest86を実行する
作成したフロッピーディスクで、パソコンを起動します。
こんな感じの、シンプルな画面です。
エラーがあると赤く表示されるんですね。実は、はじめて見ました。
これを見ると、思いっきり、stuck-at-0 faultです。ありとあらゆるアドレスでエラーが出ているので、メモリセルの故障ではなく、メモリチップの出入り口に近いところでの故障でしょう。こんなわかりやすい壊れ方、ほんと、はじめて見ました。
ちなみに、エラーがない場合はこんな感じです。エラーがあってもなくても、延々とテストを繰り返していくみたいです。
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