西岸良平名作集
蜃気郎 Ⅰ
某書店で、なんとなく買ってきたこのマンガ。
おっこれは!っと、すぐ気に入ってしまいました。
「蜃気郎」は、時価総額何十億円もの宝石や絵画を盗む怪盗。でも、どこかいい人っぽい。読んだ後、あ~よかった、と安心できる話が多くて、読み終えたあとのいい気分になれました。
「湯川博士の大発明」では、街の発明家?の最後に素敵なウソ?!を。
「檻の中で……」では、前科20犯で72歳の囚人に素敵な一夜をプレゼント。
「きよしこの夜」は、親のいない子供たちが大勢いる、貧乏な教会のお話。
悪びれているけど、やっぱり根はいい人、そんなかんじのする「蜃気郎」。そんなのありがちな設定だし、ありえねーよなネタも。でも、この絵で描かれてしまうと、ゆるせちゃうんです。
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