久々に、思い出の品物シリーズ(そんなシリーズあったのかい?)。
カシオのQV-10を貸してもらって、デジカメすごくいい!と感動し、そのあと、自分で初めて買った、デジタルカメラです。
DS-7 (富士フイルム)
CLIP-ITは、愛称なんだそうです。
「フジフイルム デジタルカメラ DS-7 ”クリップ・イット”」http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj100.html
平成8年7月12日発売だそうです。私が買ったときは5万円くらいでした。
11年の間に、デジカメも相当に進歩したものですね。
☆
けっこう大きいです。シャツの胸ポケットには、ぜんぜん入りません。
裏側。液晶ディスプレイがあるくらいで、今のデジカメと比べたら、すっきりしてますね。
QV-10の液晶表示がもっさりしてたのに対して、DS-7のはイイ感じでした。
ダイヤルがついてるのは今のデジカメに通じるところがあります。
ただし、今のデジカメのダイヤルは、主に撮影モードの切り替えだったりしますけど、DS-7には、撮影モードなんていう概念が無いですね。基本的に、撮影するか、見るか、だけ。
電池は、単3が4本。そういえば、QV-10って、電池すぐ切れましたね。DS-7も、まあ、そんな持ちませんでした。私はQV-10でたっぷり学習したので、最初からニッカド電池を使ってました。あのころ単3のニッカドの容量は1000mAhが最大でした。SANYOのカドニカ・・・あのときSANYOはバッテリでは一流メーカーだ、と知ったんだっけ。
記録メディアはスマートメディア(SmartMedia)。上のURLのページを見たら、SSFDCと書いてありました。え?
SSFDCって聞いた覚えがあるような感じがするけど、何だっけ?と調べてみると、Solid State Floppy Disc Cardの略だそうで、すぐにスマートメディアに名称が変わってました。
切手サイズのメモリーカード「SSFDC」を
「スマートメディア」に名称変更
'96/10/15 発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/961016/ssfdc.htm
今ではあまり見かけなくなったスマートメディア。DS-7は、これを採用したはじめての製品でした。QV-10は、メモリは本体内蔵のものしかなかったので、これって、画期的な進歩だと思っていました。
この写真は4MBですが、最初は、2MBの容量でした。仲間内で、
すげー、こんな小さいのにフロッピーディスク1枚分以上のデータが記録できるんだ。いいねぇ。
とか話していたのは、懐かしい思い出です。
ところで、ちょっと待ってください。上のスマートメディア、普通よく知られているのとは、規格が違うのです。
よく使われていたほうのはこちら。
切り欠き(斜めにかけている部分)の位置が、逆なんです。
DS-7で使われていたのは、電圧が5Vタイプのものでして、この規格の品は、あっという間に消え去り(笑)、3.3Vタイプのものになってしまいました。
スマートメディアは、「切手サイズ」と言われてましたが、かなり大型の記念切手程度の大きさでしたね。
まあ、宣伝文句というのはそういうものですよね。昔よく言われていたことですが、
- ポータブル・コンピュータは、いざ持ち運ぼうとすると、かなりしんどい
- ラップトップ・コンピュータは、ひざの上で使うのは、つらすぎる
- ノートブック・パソコンは、ノートよりもかなりでかいぞ
という感じで。
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スマートメディアを読み書きするためのPCカードアダプタ。
SSFDCって書いてありますね。
この隙間にスマートメディアをさします。
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