11月3日は「まんがの日」らしいので、何か読まねばということで気合が少々高まったので、手元にある未読のマンガのなかで、おそらくもっとも読みづらいと思われる、コロコロ伝説vol.4を読んで見ました。
ラジコンボーイ (大林かおる)
わりとすんなり読めました。男の子は大人になってもラジコンが好き、と。
コミックスも、17巻まで出てて、6年も連載が続いてたようです。大人気作品だったんですね。私はぜんぜん知りませんでしたけど(笑)。
異様なテンションで突き進む荒唐無稽マンガ作品ですが、古い木彫りの竜を型に使ってラジコンのボディを作ったら、最強マシンができちゃったよ、というのはもう、どこからそんなことを思いつくのか、関心してしまいます。
特集記事や作品レビュー記事に、タミヤのRCカーグランプリとか、前ちゃんとか出てて、そのへんは私も知ってました。懐かしい。
ところで、主人公が耳につけてるヘッドフォンみたいなものは、何なんだろう?
(2007/11/17 追記) 前ちゃんは、今、楽天に勤務しているそうだ。えー!?
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0711/12/news005.html
ゼロヨンQ太 (池田淳一)
ミキという女の子キャラが登場。女の子が主要キャラとして必須、というパターンにのってのことでしょうか。
コミックスは全6巻、連載期間は2年半ほど。チョロQという特定の商品にのっかった作品である以上、チョロQ人気に左右されたんでしょうか。チョロQも、ラジコンには負けると。
ラジコンボーイ対ゼロヨンQ太 特攻大作戦
(大林かおる 池田淳一)
合作まんがという、お祭気分で、テンションあげまくり?
チョロQとラジコンが一緒にレースをしてしまう、という無理難題を、なんとか解決してるような、してないような、見なかったことにしてるというか、細かいことは気にするな、で押し通しきったかんじです。
ドラえもん (藤子・F・不二雄)
しあわせ保険機
先の作品に合わせたのか、ラジコンやプラモデルも登場してます。
それにしても、子供なのに、保険金詐欺を見事にやりとげたスネ夫は、やばいです。
バケルくん (藤子・F・不二雄)
これ、当時、何作か描かれた新作のうちの1つでした。新作があったとは知りませんでした。というか、バケルくんって、ドラえもんの「ぼく桃太郎のなんなのさ」のやつしか知りませんし。
F先生らしいシーンあり。
作品レビュー記事にて、月曜ドラマランドの畠田理恵に触れているのが、ちょっといいですね。
宙ポコ (藤子・F・不二雄)
名前は知ってたけど、読んだことのなかった作品。はじめて読んでみて思ったのが、宙ポコって、キャラが立ってないなぁ…、ということ。
作品レビュー記事を見ると、連載は3回で終了してて、コミックスの方は、FFランドの「ミラ・クル・1」に同時収録ってことで、うわぁ~なんか超レアモノってかんじです。
別冊コロコロコミックが月刊化されたことを記念して、連載スタートしたのがこの「宙ポコ」だそうです。かなり力の入ったプロモーションがあったようなんですが…
う~ん
ゲームセンターあらし対マイコン電児ラン
(すがやみつる)
こういう作品は好きです。
ランが作ったゲームにあらしが挑戦するのですが、それはあまりメインではなくて、裏にもっと悪いやつがいて、二人が強力してやっつける、という感じのストーリー。
何年か前ですが、この作品のほかに、これまた懐かしい「こんにちはマイコン」とが一緒になって、復刻版が出てました。
ところで、悪役が、マイコンゲームコンテストを開いて、応募してきたゲームソフトを安く買い上げて、自分はそれを売ってぼろもうけ、ってことをやったんですけど、似たようなアイデアで、エニックスが、ゲーム・ホビープログラムコンテストというのをやってますね。
オレがあらしだ!! (すがやみつる)
今回のためのスペシャル描きおろしマンガ。その後のすがやみつる先生について触れられています。
F1関係でパソコン通信を駆使していたのは、パソコン方面の雑誌や書籍でたびたび目にしてました。
ぐわんばる殿下 (田中道明)
なんか、こういうマンガあったな、という記憶がある程度。
ところで、トビラページで、タイトルの「殿下」の文字がベタ黒でつぶれちゃってるんですけど。
あほ拳ジャッキー (ぜんきよし)
読むの、つらかったです。時事ネタとかあったり。
それでも、コミックは7巻も出てるんですね。
3D甲子園プラコン大作
(まんが・たかや健二/
テクニカルアドバイザー・十川俊一郎)
ディオラマ(ジオラマ)を作って勝負する、とのこと。
マニアックな感じで、おもしろかったです。
それと、タミヤの神棚のキットが、懐かしかったです。
男トラゴロウ (のむらしんぼ)
これも、今読むのは、つらかった。
ドラゴン拳 (小林たつよし)
「本格少林拳まんが」とのこと。
ターゲットの年齢層がちょっと高めかな?という感じ。
ひまで署オマワリくん (はちのやすひこ)
ギャグマンガ系は、どれもつらいですねぇ。
とりいかずよしファミリー劇場 かあちゃん
(とりいかずよし)
まじめなまんがですねぇ。
これなら、今でも読めます。
おじゃまチョロスケ (ひきの真二)
エッチマンガ。
作者の別作品で、「バッチリキメ太」、「ときめき愛スクール」というこれまたエッチマンガも。
ところが、その後、青年誌で、「引野真二」名で、原作つきのマンガを描いてたんですね。「SORA」、「ビッグウイング」とか、あれ、この前ちょっとだけ読んだ「華中華」もそうだったんですね。へぇ。
プラモ天才エスパー太郎 (斎藤栄一)
エスパー太郎という、垢抜けない名前がイカしてます(笑)。
超能力でプラモデルに入り込んで動かしちゃうみたいです。
別のマンガで、実在するチョロQやラジコンを扱っていて、なんとかこじつけで説明をくつけてリアルっぽさを出そうとしているのに対して、こちらはもう、プラモデル、動くわきゃーない、ってことで開き直ったのか、超能力ということで、すべての問題点をクリアしてしまっています。
でも逆に、超能力がありなら、何でもありで、ストーリーが作りづらいのか、苦しい制限事項を加えたり、そんな苦労もしてるみたいですね。
ローラーポリス太陽刑事(デカ)
(作・古沢 一誠/画・ほしの竜一)
小学生がローラースケートをはいて刑事をやってるよ、てな作品。
3回で連載が終了しているのですが、主人公の最大の敵は、小学生に危険な仕事をさせるのはけしからん、という「世論」だった、っていうところが、個人的に、妙にうけました。うろいろなことがあったんだろうな、と思ったり。
ところで、「ケータイ刑事 銭形なんとか」って続いてますが、あれは人気あるんでしょうかね?ほとんど見たことないですけど。シベ超のやつくらいかな。
余談ですが、あのシリーズの元祖って、激☆店の通販刑事じゃないか?!って思うのですが。
☆
巻末に、83~84年 大傑作まんが大全という作品紹介コーナーがあるのですが、連載が3回で終わってるものがけっこうありますね。中には2回だったりするものも。
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