2006年4月7日金曜日

クッキングパパを読んで、昔の自分を思い出す

週刊モーニングで連載中の「クッキングパパ」。先週、今週の2回に分けて、長男まことが、沖縄の大学に合格し、一人暮らしをはじめる、というお話でした。



先週の前編では、まこと、母の虹子の二人で、沖縄へ到着。母は泊りがけで息子の面倒を見る。これからまことが住むことになる寮の大掃除をしたり、生活用品を買いに入ったり、そして、やはり料理マンガらしく、沖縄の特徴的な食材をつかって料理をしたり・・・あ、料理するのは、まことのほうね(笑)



今日発売の号の後編では、ようやく掃除が終わり、夜は、沖縄料理の有名店で、母子二人のささやかな晩餐。明けて、まことは、入学式へ・・・



その間に、料理が苦手な母は心をこめて、昨晩の店で教わった料理「ドゥルワカシー」をつくり、まことに会わないまま、一人、帰っていく。涙をこらえていた母も、家につくと号泣・・・そんな母を、家族は暖かく包み込む。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆



私も、人生の運の10年分くらいを注ぎ込んで、奇跡的に東京にある大学に合格できまして、10うん年前のちょうど今ごろ、まったく同じような経験をしました。



あらかじめ荷物は送ってあったので、入学式の日の朝、私と母とで、新幹線にのって上京。東急線の乗り換えを間違えて、逆方向の電車にのってしまって、次の駅で降りようとしたら、車両がホームからはみ出ていてドア開かず、その次の駅で降りようとしたら、反対側のホームへ行くには、一度改札を出なくてはならなくて、困ったり。ああ、東京の電車ってこんなに複雑なんだ、と学びました。



入学式やらオリエンテーションやらあって、戻ってくると、部屋の引越しの片付けはすっかり終わっていました。しばらく、二人で時間をすごし、母は、一人、帰っていきました。



あの晩に一人で食べたおかず、今でも覚えています。一人ぼっちのはじめての夜、テレビをつけたまま寝ました。



そういえば、今すんでいるところへ引っ越してきたときにも、母は、わざわざ出てきてくれて、手伝ってくれました。



世話をやきたいの!とかいってましたが、とにかく、ありがたいものですね。たまにぁ、親孝行しなくちゃ。



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