2009年10月12日月曜日

0 ... 斜線入りのゼロ

昔々、30年近く前ですが、私がマイコン/パソコンに興味を持つようになって、いろんな本で勉強してたころ

~~~ 当時は、パソコンを手に入れるまでには、困難な道のりがあり、雑誌や本で勉強してから、電気屋さんの店頭においてあるパソコンで実際の動作を確認する、ということをやったものである(今では笑い話っぽいけど、ほぼ実話) ~~~

マイコン/パソコンの入門書の冒頭の方では、ごく初歩的な情報として、

マイコンでは、0(ゼロ)とO(オー)を区別するために、ゼロには斜線が引いてある。

なんてことが書かれていたものでした。



例 よりによって16進ダンプリストだったりするんだけど
200910112



パソコンの画面に表示されるとき、ゼロには斜線がついていたし、紙へプリントアウトされたときのゼロにも、斜線がついていることが多かったです。



書籍でもわざわざ斜線入りゼロを使っていることもあって、どういうわけか、Φ(ギリシャ文字のファイ)を使っているのを見たこともあります。ちなみに、なぜか持っている、「プログラミング言語C 〜 UNIX流プログラム書法と作法」(昭和56年7月20日 初版1刷発行)は、普通のゼロでした。



でも、そんなルール、いつの間にか無くなってましたね。



すっかり忘れていましたが、ふと気がつけば、FreeBSDのコンソール画面(X Window Systemではない、黒地に白い文字の画面)ならば、あの斜線入りのゼロを、今でも目にしていたのでした。



そして、X Window System上でも、「M+2VM+IPAG circle」というフォントを使うと、斜線入りのゼロになりますね。









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私は、この斜線入りのゼロを見ると、なんとなく懐かしい気分になるんですが、今時の人は、どう感じるんでしょうかね。





FreeBSDのportsにあるlang/bwbasic は、あの懐かしいBASICとだいたい同じみたいです。

The Bywater BASIC Interpreter (bwBASIC) implements a large
superset of the ANSI Standard for Minimal BASIC (X3.60-1978)
and a significant subset of the ANSI Standard for Full BASIC
(X3.113-1987) in C. It also offers shell programming facilities
as an extension of BASIC. bwBASIC seeks to be as portable
as possible.

ドキュメントをまったく読まずに、試してみましたところ、一発でちゃんと動くものですから、感動しました。








 

% cat test1.bas
10 A=1
20 B=1
30 C=A+B
40 PRINT C



% bwbasic
Bywater BASIC Interpreter/Shell, version 2.20 patch level 2
Copyright (c) 1993, Ted A. Campbell
Copyright (c) 1995-1997, Jon B. Volkoff



bwBASIC: load "test1.bas"
bwBASIC: list
     10: A=1
     20: B=1
     30: C=A+B
     40: PRINT C
       :
bwBASIC: run
2
bwBASIC:





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こうした方がいいかな。ちょっと、ノスタルジックな気分。





200910114







ところで、最近、すがやみつる先生は、Pythonを勉強中のようです。







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