2009年10月10日土曜日

(FreeBSD) spin lock held too long という kernel panic

今、自宅のサーバーは、CPUがAtom 230で、FreeBSD 7.2-STABLEで動いてます。





動かし始めてしばらくの間、みょ~に調子が悪くて困ったんですが、メモリを1枚だけにしたら、安定して動くようになりました。



ただ、portupgradeであれこれたくさんビルドして、高い負荷をかけたときに、まれに、フリーズか、勝手リブートをするときがありました。



落ちたとき、どんなメッセージが出てるのか見ることができたケースもあって、そのときはspin lock held too longというkernel panicでした。



そのpanicを出しているのは、ソースコードでは、sys/kern/kern_mutex.c の中ですが、この手の不具合は、そこ以外のところに原因があるわけで、自分には、皆目検討もつかず。



とりあえず、だましだまし使っていたんですが、先日freebsd-stableのメーリングリストで、偶然、こんなメールを発見。

7.2-release/amd64: panic, spin lock held too long
というスレッドで、たとえばこのあたり
http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-stable/2009-September/051983.html



不具合を報告していた方は、FreeBSD 7.2-RELEASEを使っていて、Atom 330で、HyperThreadingを有効にしていて、powerdを動かしていると、spin lock help too longが出るとのこと。



CPUが、Atom 330か、Atom 230かの違いはありますが、それ以外はほぼ同じ条件です。



patchをあてたところ、安定して動作するようになったとのことで、最終的には、STABLEブランチで、patchがcommitされていました。ちなみに、私には、patchの中身を見ても、これだけじゃよくわかんなかったですが[E:coldsweats01]



http://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-stable/2009-September/052138.html



というわけで、私も、cvsup (csup)して、make buildkernel、make installkernlしました。



その後、あまり負荷をかけたりしていないので、直ったかどうかはよくわかんないですが、直っているといいな[E:happy01]







自宅サーバー用に、HDMIとGbEがついて低消費電力でファンレスなマザーボード、そんな感じのものでイイモノないかなぁ~





3 件のコメント:

  1. ぶらりFreeBSDユーザー2009年10月11日 8:16

    完成品でAcer Aspire Revo R3400(4Gbyte)
    ZotacのIONのN230のやつB-EかC-U
    メモリが1Gbyteでいいんだったら
    Epson Direct NP11-V
    熱くてもいいんだったらN330版もファンレスでどうぞ
    nforth系列なのでnicはだいじょうだと思うけれど
    速度がでるのかは未確認
    intelの新製品がぼちぼちでるので見極め時は11月

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  2. ありがとうございます。
    液晶ディスプレイ無しのネットブック、みたいなのも少し気になります。
    自宅内サーバーは、もっぱら、余り物パーツの寄せ集め、という位置づけだったので、メモリ、HDDが再利用しやすいものに、未練が残ります。
    あと、OS無し、で[E:confident]

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  3. アキバで実物を眺めてきました。なるほど、IONプラットフォームのもので、GbEとかHDMIがついているのが多いです。
    よくわかんないメーカー:メモリがSO-DIMMなので論外。
    ASUS: ファンがついてたので遠慮しておく。
    知らないメーカー: 値段が2万円以上で高すぎ。機能がごちゃごちゃ多すぎ。
    というわけで、今すぐ必要というわけでもないので待つことに。
    IONの次世代って・・・本当に出るのかな・・・みたいな・・・なんかね・・・大丈夫かな・・・とか
    3Dグラフィックス性能なんてものは要らないので、とにかく低消費電力狙いのチップセットが出てくるのを待つか。みたいな。

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