「昭和の日」に4月29日の座を奪われたため、「みどりの日」が5月4日に移転してきたらしい。もともと5月4日は、名無しの祝日みたいなものだったけど。
というわけで、みどりにちなんだものということで、ふと頭に浮かんだのが、「緑電子」。昔、そういう名前のメーカーがありました。もうなくなっちゃったけど。
月刊ASCII 1991年7月号から
「横浜」という、変わった名前のSCSI外付けハードディスク。SCISIインターフェイスボード付き。
PC-9801シリーズ用で、容量が40MBと100MBの2種類(え~と、単位はメガバイトでして、ギガバイトではないのでよろしく)。値段はどちらも10万円以上です。
SCSI IFボードが、セカンドバス対応となってますが、セカンドバスってなんだっけ?と思ってしまいました。そのころ、いろいろ拡張ボードをパソコンにさすため、拡張スロットが足りなくなるので、それを解決するために、なんかアイオーデータが提唱した、拡張用の規格みたいです。
ところで、「横浜」の名前の由来は、きっと緑電子が横浜市緑区にあったからなんでしょう・・・
ASCII 1992年8月号から
このころの緑電子では、いろいろ変わった名前の製品が多かったみたいです。
左から、DEOLA、DAIGO、横浜、DOODA!
DEOLAは、500MBタイプが57万8000円と書いてあります。
DAIGOは、MDバスマスタ方式というのを採用していて高速なデータ転送ができることがウリのようです。もっとも、最大で5MB/秒らしいですけど。
ASCII 1993年9月号から
「Wの魅力、Mの誘惑。」というコピー。WはWindowsでMが緑電子。
Windows 3.0(もしかすると3.1)の登場で、もうハードディスクなしじゃやってけないよ、という状況になり、みんなどんどんHDDを買って、メーカーはウハウハ・・・そんな時代?バブル景気はもう終わってたと思うけど。
この左がわの緑色の丸いやつ、バイト先で使ってました。へんてこな形をしてたので、記憶に残ってました。MARINE(マリーネ)という名前だそうです。
40MB-SCSIの「横浜」まだ現役です。
返信削除ちなみに、近くのPCショップでは、1GBのUSBメモリが690円で売られていました。
SCSI-DISKの良いところは、仮想メモリ領域として設定できるところです。
USBメモリだと、WindowsXPでは、仮想メモリの設定をしても実際には
仮想メモリとして使うことができないんですよね。
まだ現役とは、すごいですね。
返信削除USBメモリについて、マイクロソフト的には
「Windows VistaでReadyBoostが便利ですよ」
(もうXPはやめてVistaにしたらどうですか)
というマーケティング戦略があるため、と思われます(笑)