2010年1月31日日曜日

藤子・F・不二雄大全集 第7回配本(2010年1月)

老後の楽しみ、藤子・F・不二雄全集が、今月もやってきました・・・あ~ん、読む時間がない。



今月は、ドラえもん、パーマン、オバケのQ太郎、の3冊。



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ドラえもん (5)



今回は、1965年度生まれ(1972年度入学)の子どもたちが読んだ作品が収録されています。



つい先日、すがやみつる先生のtwitterで、昔の漫画には、一コマずつ、番号が振られていて、読む順番がわかるようになっていた、っていう話が出てましたが、この「ドラえもん(5)」でも、最初の方では、番号が振られている作品が多いです。ざっと見渡してみて、「小学三年生」1974年5月号には、コマの番号がついてました。
自分の場合、たしか、ごく小さかったころに読んだものには、番号がついていた記憶があります。



さて、ところで、今回、衝撃的なことを知りました。「無人島の作り方」という話で、海底火山を噴火させるために使ったひみつ道具の名前が、「強力岩トカシ」。



あー!! てんとう虫コミックスで呼んだときは、たしか、「強力岩トカン」って書いてあった。あれって、誤植だったんだ・・・。意味がわかんなかったんだよな、トカンって何だ?って。ネット検索してみると、そう思ってた人が、けっこういたみたい。



第5巻の一番最後に収録されている作品は、「あの日あの時あのダルマ」。ああ、名作だ。じ~ん。涙ほろり。



巻末付録みたいなものとして、いろいろあるんですが、藤原栄子先生「うわさの姫子」とのコラボ作品(なんて言葉、当時は使ってなくて、リレーまんが)・・・これは衝撃的迷作、珍作、怪異作だよ、すごすぎ。







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パーマン (5)



「小学館ブック」1967年3月号、「小学館コミックス」1967年4月号~1968年5月号に掲載された作品が収録されています。



1本目の作品「ウラトルPを見たい」~たぶん「ウルトラQ」のもじりかと思いますが~これを読んで、ああそうかと思ったのが、この会話。

「やあ、みっちゃん。」



「うちへカラーテレビが届いたの。とってもきれいよ。」



「あとで「ウラトルP」を見にいらっしゃいよ。いろんな怪獣をカラーで見たら、きっとおもしろいわよ。」

最近の子どもたちは、こういう感じの体験って、できないんだろうな。
自分の場合だと、「○○くんの家は、ビデオ(VHS)を買ったんだって。見に行こう」というようなことがあったっけ。



昔のパソコンの画面は、黒い背景に白い文字、または、黒い背景に緑の文字で、そのうち8色のカラーになって、そして4096色とかどんどん増えていったけど、でも同時には256色までしか使えないよ、とか制限があったり・・・ どうでもいいか、そんなこと。



第5巻に収録されている「母恋いパーマン」は、大好きな話です。コロコロコミックで読んで、すっごく好きになりました。後半では、炭鉱が舞台になっているんですが、あ~なんか時代の違いを改めて思い知らされてしまいました。



巻末に、「それゆけ!!郵便番号」というのが掲載されています。これ、1967年当時、郵便番号が導入されたとき、郵便局のPR誌に掲載された作品だそうです。すっごく興味深いです。







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オバケのQ太郎 (4)



少年サンデー 1965年51号~1966年21号に掲載された作品が収録されています。



今回、ドロンパが登場しました。なんとなく、バーバパパを思い出しました。



オバQは、あとでじっくりと楽しむこととしますが、特別収録「ギャハハ三銃士」ってのもすごいかも。おそ松、オバQ、ブラック団の合作だそうで、ブラック団って何?あ、つのだじろう先生ですか。自分が知っている、つのだ作品とは、絵が全然違う!



噂ではよく聞く「オバQといっしょにケニヤへ行こう!」という懸賞の広告が、当時(週刊少年サンデー1966年5号)のままで収録されていました。これ、けっこう興味深いです。オバQキャンデーが10円、オバQガムが10円、オバQチョコレートが20円、オバQカラフルチョコレートが30円。物価が全然、違う!!



自分の場合、駄菓子屋では、ガムは安くて20円くらいだったかな。







今夜は、月がきれいだってみんなつぶやいてますね。



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