2005年9月7日水曜日

ドラえもん プラス 第3巻

セブンイレブンにいったら、「ドラえもん プラス」の第3巻が売っていたので、本屋さんに行って買ってきました。;-)



前回の第2巻は通常版を買ったけど、今回は、なんとなく、オマケつきのほうを購入。オマケのフォトフレームキーホルダーは、ドラえもん、ジャイアン、スネ夫の3人が描かれています。



第3巻の全体的な感想として・・・ドラえもんには、こんな面白さもあったのか!?という新発見がありました。第3巻には、比較的新しい、1990年の作品などもいくつか収録されており、私はそのころはすでにドラえもんからすっかり引退していた時期だったので、そういう意味でも新発見でした。



前回にひきつづき、気に入ったものをいくつか紹介。



■ 「ドラえもんがいなくても だいじょうぶ!?」 小学五年生 小学六年生 1990年7月号同時掲載



2誌に同じ作品が掲載されることがあったんですね。90年といえば、もう末期のほうですよね。



ドラえもんのところへ未来デパートから送られてきた試供品を、のび太が持ち出して、たいへんなことになる、という話。この試供品というものが、とにかくヘンテコリンなものばかり。しずかちゃんのセリフ「へんな道具ばっかり!もういや!!」が、すべてを物語っています。



たとえば・・・のび太が、お腹がすいたので、試供品のなかにあった、パンをたべた。実は、それは、腹痛を治す薬「スグナオール」と、その効果をテストするための、食べるとお腹が痛くなるパンのセットだった・・・という具合。





■ 「みせかけモテモテバッジで大さわぎ」 小学六年生 1980年7月号



第3巻で、これが一番のお気に入りになりました。



しずかちゃんと出木杉くんが仲がよいのをみて、のび太は、やきもちをやく。くやしくてしかたがない、のび太。自分も他の女の子と仲がいいのを、しずかちゃんに見せつけて、仕返しをしてやろうと・・・



で、そんな道具ないの?とドラえもんへせがむ。「そんなもん、あるかーーー」と読者は突っ込みたくなるが、「ないこともないけど。」



あるんかい!?



それが、みせかけモテモテバッジ



ドラえもんいわく、

モテない男が気やすめに使う、みじめな道具だけど、それでも使う?

なんだ?!このセリフは!!!これは、本当にドラえもんなのか?心にガツンとショックを受けました。自分も欲しいと思ってみたり。。。



そのあとの話の展開も、ドラえもんらしくないというか、笑いのレベルが、他の作品よりも、やや高度なレベルにありますねぇ。







■ 「そのときどこにいた」 小学三年生 1989年7月号



のび太のパパは、会社の書類を持ち帰った途中、よっぱらって、その書類をどこかで無くしてしまう。



いやぁ~、最近、企業では、ノートパソコンやUSBメモリの紛失で、顧客の個人情報が漏洩する事故があったりで、大変です。「飲むなら、(ノートPCを)持つな」・・・これがキャッチフレーズになっていたりしますね。





■ 「一発逆転ばくだん」 小学四年生 1984年7月号



ドラえもんが、ネズミから逃げるために、のび太の頭の上ののぼっています。ドラの体重は、129.3kgもあるんですが・・・(方倉設定ですけど)



この話は、オチがいいですね。





■ 「アリガターヤ」 小学四年生 1971年8月号



初期のドラえもんの作品。ドタバタ系のお話で、絵柄も大胆だし、個人的に、最近気に入ってます。



アリガターヤをつけて話をすると、どんな言葉も、とってもありがたく聞こえるようになる、というもの。





■ 「ペッター」 小学二年生 1986年5月号



スネ夫がペットのネコを自慢しているのを見て、のび太も、ペットを飼いたくなる。そこでドラえもんが出した秘密道具「ペッター」は、「そうじ機を訓練してペットにする」もの。



なんで、掃除機なんだよー



とつっこみたくなる。



この話、全体的に、とてもシュールで、洗練されていて、都会的センスのおしゃれな作品になっています。



ふと思い出したのですが、掃除機がスーパーカーになる、というエピソードもありました(催眠メガフォンとかいうやつだったような)。







■ 「シャラガム」 小学六年生 1976年3月号



小学校から中学校へ進学する読者に向けての、応援歌ですね。



シャラガムというガムをかむと、「やろうと思ったことはなにがなんでもやりとげる力がつく」。



このガムの力を借りて、のび太は、ついにさいごまでやりとげるが、実は・・・



ちょっといい話ですね。





■ 「ゴキブリカバー」 小学五年生 1979年11月号



「ゴキブリシーバー」なる秘密道具から発せられた放射能をあびたゴキブリが、ゴキブリカバーの中に入って、いろんな仕事をしてくれる、とっても便利なメイドさん召使いになる。



いつものように、のび太は、調子に乗りすぎて、さいごは大変なことに・・・

「ああっ、はじける!!」



「カバーがやぶけたら、何十万匹のゴキブリがワ~ッと・・・・・・。」

おそろしい。



外見は、とってもキュート。だけど、中身はゴキブリさん。



やっぱり、おそろしい。











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1 件のコメント:

  1. はじめまして。TBさせていただきました。
    私もドラえもんプラス3巻(スペシャルパック)買いました。
    面白かったです。
    ドラえもんの誕生日9月3日発売ってのがおしゃれですね(^▽^)b

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