2008年8月6日水曜日

噴水式ジュース

適当に録画してあったテレビ番組の中に、

懐かし良品
レッドファイル
~昭和が誇る絶滅危惧商品を追う~

というのがありました。
その番組で、「噴水式ジュース自動販売機」なるものが取り上げられており…



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ああ、漫画の「こち亀」で出てきたアレだな、とすぐにわかったのですが、私自身は、実際に、こういうものは見たことがありません。



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どうやら、40代以上の人限定?らしいです。



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しかし、似たようなものは、見た記憶があるのです。



幼稚園くらいのころで、1970年代半ばくらいだと思うのですが、国鉄の駅のホームのキオスクで。もしかすると、キオスクではなくて、お弁当を売ってたり、蕎麦とかを出していたところかもしれません。



直方体の形状をした透明の水槽のようなもので、上のと同じように、噴水のようにオレンジジュースが噴出していたかどうかは記憶は定かではないのですが、壁面を、ジュースがしたたりおちていくようなかんじのもの。





200808054自慢じゃないですが絵はヘタなので全然似てません。



オレンジジュースと、アイスコーヒーの2種類があったような気がしますが、やはり記憶はあいまい。



飲んだ記憶は、まったくありません(笑)。



いや、ただ、なんか懐かしいなぁ~と思って。



すでに缶ジュースの自動販売機も普通にあるころだったと思います。





はじめて炭酸のジュースを飲んだのは、間違えてボタンを押してしまった「スプライト」でした。



全体が白い色に、緑や赤などの2~3色の小さいマークが帯状についていたような、そんな記憶。ネット検索したけど、画像が見つからない…



「あんたそんなの飲めないでしょ」と母親に言われて、悔しくて、飲んだら、やっぱり辛くて、飲めなかった、そんな記憶。やはりこれも幼稚園くらい。



そういえば、うちの犬がまだ若いころ(?)、コーラを飲みたそうに眺めてたので、なめさせたら、ものすごいおどろいた表情をして、舌をペロペロしてたのを思い出しました。
あれ以来、炭酸飲料を差し向けると、顔を背けるようになりました。













「すがやみつるblog」で「仮面ライダー青春譜」というのが掲載されてます。
以前公開されていた文章を読んだときよりも、ずっとおもしろくリライトされてます。興味深いです。
そこで、富士駅の名前が出てきて、上のことを思い出したのですが、はじめてのスプライトは、国鉄富士駅での出来事。
昔の富士駅には、荷物をプラットホーム間で移動させる、エレベータというかリフトというかそんな機械があって、待合室からそれが稼動しているのを眺めるのが好きでした。



それにしても、すがや先生の記憶力のよさ、物持ちのよさ、信じられません。



3 件のコメント:

  1. こつまなんきん2011年4月19日 9:57

    貴殿がご覧になられたのは「タンク型」ではないでしょうか、上部に1槽、もしくは2槽のジュースタンクがあり、コインを入れるとカップ1杯分のジュースが出てくるやつ。あれは、噴水式の次に出てきた自販機だと記憶しています。「噴水式自販機」があったのは昭和40年代なので、40代以上の方はご存知でしょうね。「荷物をプラットホーム間で移動させる、エレベータというかリフトというかそんな機械」は「テルファー」と言う機械です。ホームと荷物扱い所との間を繋ぐ機械で、「横移動クレーン」のようなシロモノでした。大阪の天王寺駅にもあってわたしも見ていましたよ。

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  2. おぉ、テルファーというのですか。ありがとうございます。
    なるほど、昔はあちこちにの駅にあったのですね。
    そういえば、2月にNHKのBSでやってた番組で
    らいじんぐ産~追跡!にっぽん産業史~「自動販売機 百円玉で買えるぬくもり」
    というのがあって(4月からレギュラー放送化されたっぽい)、それにも噴水式ジュースが登場していました。どうも、上記とまったく同じもののような感じでした。

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  3. こつまなんきん2011年4月21日 8:01

    正式名称はテルファーなんですが、現場では「テルハ」と呼んでいました。これにも床面のある密閉式と、床面の無い開床式の2種類ありました。個人的には床面の無い開床式の方が面白いですね、空中を運搬台車の車輪だけ見せながらユラユラと移動していく様はいくら見ていても飽きませんでした。[E:happy02]

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