2006年6月30日金曜日

(FreeBSD) lpr: Connection refused

今日、プリンタで印刷しようとして、lprコマンドやlpqコマンドを実行すると、今まで見たことのないエラーが出ることに気がつきました。



こんなエラーです。

% lpr -Pプリンタ ファイル.ps
lpr: Connection refused



% lpq -Pプリンタ
lpq: Unable to connect to server

環境変数LANGがja_JP.eucJPだったりすると

% lpq -Pプリンタ
lpq: サーバに接続できません



しばらく、あちこち調べまわって、意外なところに問題が見つかりました。

% which lpr
/usr/local/bin/lpr
% which lpq
/usr/local/bin/lpq

なんと、/usr/local/binですか。普通は、/usr/binのはずです。
こいつは何者だ!?と調べてみると・・・

% pkg_which /usr/local/bin/lpq
cups-base-1.2.0_2

はぁ・・・



どうやら、portupgradeで、cups-baseを最新版にアップデートしたところ、lpr、lpq、lprmという、/usr/binにある印刷関係のコマンドと同名のコマンドが、/usr/local/binにインストールされてしまった、ということでした。



旧バージョンのときは、これらのコマンドはインストールされていなかったのですが、今回から入るようになってしまったようです(まさかパッケージングのミスではないですよね?)。



とりあえず、環境変数PATHを/usr/binを先にして回避することにしました。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



しかし、これもいい機会だということで、CUPSのセットアップでもしようかと思い、ドキュメントを見ながら、試すことにしました。

「えーと、次に、cupsdを実行するのですか。」

・・・cupsdを動かしたら、



/etc/printcapを上書きされてしまいました。



泣く泣く、バックアップのほうから、/etc/printcapを復活させました。



これまでCUPSは使わずに、昔ながらのLPR、LPDでの印刷を行っていたのですが、そろそろ、CUPSを使うようにしたほうがいいんでしょうかね?



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