2006年6月1日木曜日

FreeBSDのBoot Managerを消去

FreeBSDをインストールするとき、ここで↓



Fbsdboot4



勢いあまって、Boot Managerをインストールしてしまうと、ブート時に、こういう↓



Fbsdboot1



なんともしょぼい画面、いやとってもシンプルで質実剛健なOS選択画面が、出てきます。しかも、ピー!ってビープ音がなってうるさかったり。



VMwareの中でFreeBSDを動かすときは、わざわざ1つの仮想マシンに複数のOSをインストールする必要もないわけだし(複数のOSを使いたければ、仮想マシンをその分だけ作ればいい)、ブートOSを選択する必要はありません。ちなみに、VMwareじゃなくて、リアルなPCにFreeBSDをインストールをするときは、いつもMBMというブートセレクタをインストールしています。



というわけで、とりあえずVMwareな場合には、このFreeBSDのBoot Managerを消しちゃいます。そのためには、boot0cfgというコマンドを使えばよさそうです。



が・・・それじゃつまらないので、いやつまんなくてもいいんだけど、別解を・・・というか、単に、昨日、5.5-RELEASEをインストールしていて思いだしただけのことですが、インストーラを使って、Boot Managerを消去する方法を紹介。



まず、FreeBSDのインストール用CDからブートして、インストーラを起動します。



Fbsd5501



「Configure」を選び、次に「Fdisk」を選択。そして、起動ディスク(普通はad0)を選択します。



FDISK Partition Editorにて、FreeBSDのスライスを選択しておいてから、Sキー(Set Bootable)を押して、active sliceに指定します(Flagsの列に、Aと表示される)。



Fbsdboot2



そしてWキーをおして、現在のスライス情報を書き込むようにします(FreeBSDをインストールするときは、スライス情報が本当に書き込まれるのは、もっともっと後のほうで、最終確認をした後になる)。



確認メッセージが表示されるので、Yesを選択します。



Fbsdboot3





Boot Managerをインストールするか聞かれるので、「Standard」を選んで、[OK]を選択します。



Fbsdboot4







これで、普通のMBRがインストールされます。



Fbsdboot5



あとは、インストーラを終了させて、再起動させてみて、確認してオシマイ。





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