2008年5月13日火曜日

(FreeBSD) ports/print/ghostscript-gplのGPL Ghostscript 8.62では、日本語の縦書きフォントがおかしい

今日も昨日に引き続き、article9.psに関連すること。





今現在、FreeBSDのportsでインストールできるghostscriptには、



  • ports/print/ghostscript-gnu


  • ports/print/ghostscript-gpl


の2つがあるみたいですが、私の場合、これまでは、ghostscript-gnuの方を使ってました。というか、そもそも、何も考えずに



  • ports/japanese/ghostscript-gnu-jpnfont/


をインストールすると、自動的に、ports/print/ghostscript-gnuがインストールされていた、というだけのことですが。



とくにghostscript-gnuの方で問題は無かったのですが、最近、portsの依存関係で、ghostscript-gplをインストールしなさい、といわれることがありました。



だいたい、gnuとgplってどう違うんだよ!、って言いたくなりますが(なんかの理由があるんでしょう、きっと・・・copyrightが違うし)、ghostscript-gnuは、バージョンが7.07、ghostscript-gpgが、バージョン8.62になるみたいです。



GNU Ghostscript 7.07 (2003-05-17)
Copyright (C) 2003 artofcode LLC, Benicia, CA.  All rights reserved.
This software comes with NO WARRANTY: see the file PUBLIC for details.



GPL Ghostscript 8.62 (2008-02-29)
Copyright (C) 2008 Artifex Software, Inc.  All rights reserved.
This software comes with NO WARRANTY: see the file PUBLIC for details.





さて、ports/print/ghostscript-gplなんですが、これをインストールして、日本語が表示できなくなってしまうと嫌だな~と思ってたんですが、どうやら、ports/japanese/ipa-ttfonts/ もインストールしておけば、日本語も表示できるようでした。



し か し ! article9.psを表示してみたところ



20080512



一見よさそうなんですが、カッコや、句読点の位置がおかしい。どうも、縦書きフォントの処理がよろしくないようです。横書きのフォントを、そのまま縦書きに使っているように見えます。



参考までに、昨日の、GNU Ghostscript 7.07 を使ったときの表示(ports/print/gvを使ってます)。



20080511


このような縦書きへ対応させるには、どうすればいいんでしょうかね?
1時間ほど、ktraceして、ghostscript 7.07と比較することで、なんとかならないか方法を探ってたのですが、結局よくわかりませんでした。



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