2006年12月20日水曜日

VMware Playerのhotkey(Ctrl + Alt)を変更する

最近再び、Windows上でVMware Playerを使ってFreeBSDを動かして、そこで仕事をするようになりました。そのとき、「ちょっと、これって、使いづらいな~」と感じたのが、VMware Playerのhotkey、「Ctrl + Alt」です。CtrlキーとAltキーを押すと、VMwareの仮想マシン上で動いているゲストOSから、ホストOSへ、マウスやキーボードのフォーカスなどがもどる、ってやつです。



使いづらいっていうのは、ゲストOSをフルスクリーン(全画面)モードで使っているとき、たとえば、FreeBSDでX Window Systemを使ってお仕事しているときですが、CtrlキーとAltキーを押しながら何かのキーを押すことが、私の場合、けっこうあるんです。



端末エミュレータであるxterm、ktermで、Xのリソース設定をすると、キーボードのキーを使って、ウインドウの内容をスクロールさせることができるんです。話が脱線するので、あんまり詳しく説明しませんが、Xのリソース定義ファイル(~/.Xresourcesとか、~/.Xdefaultsとか・・・どういう名前のファイルかは環境などによって変わるんですが)にて、



XTerm*VT100.Translations                        : #override\
        ~Shift Meta<Key>Up      : scroll-back(1,halfpage)\n\
        ~Shift Meta<Key>Down    : scroll-forw(1,halfpage)\n\
        Shift Meta<Key>Up       : scroll-back(1,line)\n\
        Shift Meta<Key>Down     : scroll-forw(1,line)\n\
        <Btn4Down>,<Btn4Up>     :scroll-back(1,line)\n\
        <Btn5Down>,<Btn5Up>     :scroll-forw(1,line)\n
KTerm*VT100.Translations                : #override\
        Shift <Key>space        : begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)\n\
        Meta <Key>space         : begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)\n\
        Shift Meta<Key>space    : begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)\n\
        ~Shift Meta<Key>Up      : scroll-back(1,halfpage)\n\
        ~Shift Meta<Key>Down    : scroll-forw(1,halfpage)\n\
        Shift Meta<Key>Up       : scroll-back(1,line)\n\
        Shift Meta<Key>Down     : scroll-forw(1,line)\n\
        ~Shift Alt<Key>Up       : scroll-back(1,halfpage)\n\
        ~Shift Alt<Key>Down     : scroll-forw(1,halfpage)\n\
        Shift Alt<Key>Up        : scroll-back(1,line)\n\
        Shift Alt<Key>Down      : scroll-forw(1,line)\n\
        Shift <Btn4Down>        : scroll-back(1,halfpage)\n\
        Shift <Btn5Down>        : scroll-forw(1,halfpage)\n\
        Shift Meta<Btn4Down>    : scroll-back(1,page)\n\
        Shift Meta<Btn5Down>    : scroll-forw(1,page)\n\
        <Btn4Down>,<Btn4Up>     : scroll-back(1,line)\n\
        <Btn5Down>,<Btn5Up>     : scroll-forw(1,line)\n



みたいな風に書いておくと(↑これで使えるかどうか確認してません。あしからず)、CtrlキーとAltキーなどを押しながら上下の矢印キーを押すことで、上下スクロールさせることができます。マウスはできるだけ使わない、ってのが私のポリシーなので。それと、スクロールバーを表示させなくてもスクロールさせることができるので、画面が狭いときとかにもいいですね(もっともマウスのホイールを使えばいいという話も・・・昔はホイールなんてなかったんだってば!)。



さらに脱線しますが、せっかくxterm、kterm用のXリソースを定義しても、ウィンドウマネージャに先にキーを横取りされることがあるので、必ずしも、指定したキー割り当てで、xterm・ktermの表示をスクロールさせられるとは限りません。



さてさて、というわけで、VMware PlayerでCtrl+Altがhotkeyになっていると、ktermの内容をバックスクロールさせようと思ったときに、微妙なタイミング次第で、全画面モードから復帰しちゃうことがあるんです。はい、はい、これが何回も起きると、ちょっとうんざりしてきます。



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



たしかVMware Workstationってhotkeyを変更できたような気がする!という確信があったので、Googleで検索してみたところ、見つけました。



hotkey assignment in preferences.ini
http://www.vmware.com/community/thread.jspa?messageID=351625



hotkeyの指定は、VMware Player自身に対する設定なので、vmxファイルに記述するのではなく、preferences.iniというVMware Player用の設定ファイルに記述します。



preferences.iniのありかは、WindowsのバージョンやOSのインストール先フォルダなどによって異なるかと思いますが、



C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\VMware\preferences.ini



とかにあります。



このファイルをテキストエディタで開いて、

pref.hotkey.shift = "true"
pref.hotkey.control = "true"
pref.hotkey.alt = "true"

と書き足すと、hotkeyが、Ctrl+Shift+Altになります。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



まったく関係ない話。



けっこう前に話題になったナショナルの「温水洗浄便座」。普段は、便座を暖めないでおき、人がトイレのドアを開けて入ってきたときにはじめて、即座にあわてて全速力で便座を暖めるようにすることで、電気の使用量を減らすってやつですが、



製品のスペック



http://ctlg.national.jp/product/spec.do?pg=06&hb=DL-GWN70



を見たら、消費電力が1300Wと書いてあるじゃないですか!



これって、常時1300Wも消費するわけじゃなくて、瞬間的に便座の温度を上昇させるので、その瞬間だけ、たぶん10秒程度くらいだと予想しますが、そのときだけ最大の消費電力になるみたいです。だから、1日とか1ヶ月とかトータルで考えると消費電力が減るってのは、本当です。ちなみに、普通の便座のヒーターの消費電力は50W前後らしいです。



・・・で、何が気になったっていうと、たかが便座に1300Wも消費されると、もしも一人暮らしの場合とかで、電気の契約によっては、電気のブレーカーが落ちちゃうんじゃないかと・・・



夜、トイレに入って、便座に座ったら、ブレーカーが落ちて真っ暗闇に・・・
パニックになっちゃいません?



もっとも、座る前にブレーカーが落ちるかもしれませんね。



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