2008年12月15日月曜日

ねじまきや「うっかりサンタ☆パンチ」 千秋楽

ねじまきやさん、3日目。千秋楽です。



昨日の女子率の高さに対して、3日目の昼の回は、男子率が急上昇。ところが夜の回になると、またもや女子率が復活。最近の女性パワー、すごいのですかね。



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楽しかった3日間も終わってしまいました。次はいつになるかなぁ。



素敵な前説(←これ、重要)、2本の朗読劇と、そしてアフタートーク、それが今回の、

朗読ライブ!
うっかりサンタ☆パンチ

の内容でした。



谷口監督、今回も、最後の最後で、前説をやっちゃいました。いやがってそうなことを言いつつも、楽しそうに。いい人だなぁ。





1本目の朗読劇「44年後の証明」は、津久井さんはたしか「未来電話2008クリスマスバージョン」と呼んでいたような気がしますが、以前、ユキクラのライブで演じられた「未来電話」のロングバージョンなのだと思います。

2052年の世界に住む少女が、2008年の現代に生きる、ある男へ電話をかける。その男は、なんと少女の祖父であるという。男には、そんな話、とうてい信じられるものではない。しかし、ある決定的なことを告げられ、最後には心の底から信じることになる。もともと少女は、あるひとつのことを伝えたいがために電話をかけてきたのだが・・・

そんな感じのお話。コミカルなやりとりもあるけど、最後はとってもシリアスで、涙がうかんでくるような感動的でいい話。
最後のほう、電話がかかってきたときの津久井さんのセリフ、「琥珀ちゃん?!」というのは、ただの朗読ではない、「朗読ライブ」であるからこそ成立するシーンなんだぁ、と思いました。





2本目の「サンタが派遣でやってきた」は、作・演出が谷口悟朗。なんて豪華な!

倉田さん演じる、わがままだけど、妙に熱意がいっぱい、だけど空回りしまくりな、せくしぃサンタさん(笑)。貧乏ミュージシャンのところへやってきて、プレゼントを渡そうとしたら、そのプレゼントはもともとタンスの中にあった当たりの宝くじ(ただし2000円)。しかも、その宝くじはトナカイに食べられてしまい、もうまったく役立たずなサンタさん。次にサンタがやってきたところには、2匹の犬が。えぇ~?

という感じで進むお話。谷口監督のこれまでのアニメ作品とは違って、今回は大笑いできる話にしました、みたいなことを、以前ネットラジオで谷口監督がおっしゃってましたが、いやいや、谷口風な雰囲気が、しっかりとかもし出されていたと思いますけど。



上演する回によって、キャストが異なり、役者さんによって、同じ役でもちょっとずつ違った味わいになるのが、この「ねじまきや」。とくに、「サンタが派遣…」では、係長役が、日替わりゲストさんが演じているのですが、初日の檜山さん、二日目の大宙くん、三日目のゆかなさん、それぞれの個性に合わせてなのか、かなり違う役として、お話が作られていたようです。



貧乏ミュージシャンの奥さんは、松谷有梨さんと園崎未恵さんの二人がおられるのですが(笑)、違いましたねぇ、雰囲気が。ちょっと強気なところがありつつも、でも、肝心なところでのやさしさ、いい感じで出てました。歌ってるシーンでの、後ろで聞き入ってる姿なんかね。
一方、貧乏ミュージシャンの田中一成さん、強気になっているところと弱気になっているところ、そのダイナミックレンジの広さは圧巻でした。





サンタが、コンビニでプレゼントを買ってくるから500円貸して!というシーン。初日は「am/pm」でしたが、二日目は「ローソン」でした。三日目は、何になるんだろうか、周囲を調べておいたんですが・・・残念ながら、同じく、ローソンでした。



銀座小劇場の近所にて、サークルKサンクス、ナチュラルローソンを発見しておいたので、こりゃブログネタになってちょうどいい、はっはっは・・・と準備万端だったんですけど。



単に、セリフにしたときに言いやすいから、am/pmからローソンに変わった・・・のでしょうか。



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ちなみに、am/pmは、2件ありました。





今日、家を出るとき、そして劇場についたときには、雨が降っておりました。入場時、傘を預かってくれたりしまして、けっこう大変な思いをされていたんではないかと思います。ごくろうさまです。ありがとうございます。



昼の回が終わるころには雨は止み、そして夜の回が始まる直前には、青空も見えて来ていました。



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夜、帰宅途中には、東の空にきれいな月。



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夜の空を飛行機が飛んでいるなと思ってたら、その瞬間、流れ星が空を横切る。8時半ころ、たしか月の右側近くを、ほぼ水平に、1秒ほどの間、一等星よりもずっと明るい流れ星。



なにかの因縁を感じるような素敵な出来事と思ってしまいますが、偶然なのか、ちょうどそのころが、ふたご座流星群の極大の時だったそうです。





1年半ぶりくらいの、生くらちゃん。くらちゃんが見られたら、もうそれだけで、ご飯3杯食べられます。







津久井さんによれば、前回のねじまきやの後、ネット上で「倉田さんは変な人だ」という噂が広まってしまったそうですが、う~ん、私はそんなこと、書いて無いよな?!



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