2009年3月30日月曜日

「親友」 千秋楽

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10日間お疲れ様でした。



見るだけなのに、それに毎日行ってたわけではないのに、何か、自分も疲れました。自転車だから? 足に疲労が貯まってるような・・・ああ運動不足。



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昨日と今日のアフタートークで刷り込まれて、空き時間中に食べた、遅い昼食&早い夕食は、カツカレー ・・・ 当たった! (だからどうした)



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この舞台には、シリーズ「東京」第一弾、とついてるように、他にも、東京の姿が描かれていくのでしょうね。



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年末に見た「うっかりサンタ☆パンチ」が、わりと、おもしろおかしい(+ちょっとホロリ)系だったことに惑わされてしまったのかもしれません。「親友」は、チョコレートみたいに甘いほんわか楽しい話だと、根拠なく、思いこんでいました。
カカオ99%でした。
途中から、心が痛くて、辛くて、とにかく、せつなくて、せつなくて [E:sad]



高校卒業後に東京に出てきて5年になる美帆は、一人暮らし。マンションの隣の部屋に、麦が越してきた。イラストレータをしている麦も、一人暮らし。
美帆は、学校時代に転校が多かったことも影響してか、親友と言えるような友達ができなかった。麦と出会って、ようやく友達ができた・・・かと思われた。
麦に、高校時代からの女友達がいたり、恋人がいたことを知ると、美帆は、麦を自分だけのもの、自分の思い通りにできる存在にしようと、さまざまな策略を計るようになる。美帆は、本人だけの信念にとりつかれて突き進むが、周囲そして観客の目からすれば、どんどん壊れていってしまうのであった。



そんなお話でした。


美帆の職業は、パソコンのオペレーターで、本人曰く、機械は自分の思い通りに動かせるし、勝手なことはしない。
あー、それ、私と同じ[E:coldsweats01]
小学生の頃、パソコンへの興味が高まったきっかけが、テレビ画面に自分の好きな文字を表示できる、それってすごくない? というところからはじまって、そのうち、何これ、自分の思いのままに動かせるじゃん、はっはっは! みたいな感じでしょうか。
ただ、「勝手なこと」は、けっこうしますよね、パソコンって[E:coldsweats01]



いろんな「事件」があって、最後は、美帆が東京を離れることになるんですが・・・、わかるんですけど、うん、たしかにそれもありだと思うし、理解はできたんですが、なんか、もうちょっと、美帆に幸せになって欲しかった。
そう思いながら見てて、1つ、救われることがあることに気がつきました。
美帆が出て行ってカラッポになった部屋には、美帆が、麦のところから黙って持ち出した麦の絵もなかった。つまり、美帆は、麦の絵を持って、去っていったわけですよね。東京から出て行くけど、美帆は、麦のことを友達だとずっと思い続けていく、そんな強い気持ちが、このことから感じられます。
そう思うと、時間がたって、たとえば16年くらいたって立派なオトナになったころ[E:happy01]二人が再開する、なんていう光景も想像できます。
このことに気がついたら、今回の舞台のチラシの絵って、二人が仲良く花火を見にいったときのものに見えました。きっと、二人が再開したとき、麦が美帆へこの絵をプレゼントするんじゃないかな、なんて。



オマケ
個人的には、罠にはめられてもいいや、と思ってしまった[E:coldsweats01]





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