2007年6月28日木曜日

コロコロ伝説vol.2を読む

とにかく、一応、読んでみたのですが、う~ん、ちょっと不満。



1979~1980年というのは、まさに私のコロコロコミック時代と重なるときで、とっても期待してたのですが、ちょっと過剰に期待しすぎてたのか、いまひとつな感じ。いいもの見せてもらったよ、っていえるような感想は出てきませんでした。



■ 新オバケのQ太郎 (藤子・F・不二雄)



先月のvol.1のほうがおもしろかったなぁ。



「コップヌードル」はイイ。子供がダンプカーにひかれそうになったところを、Qちゃんに救ってもらい、そのお礼にと、コップヌードル(ようするにカップヌードル)をダンボール1箱もってきたお母さん・・・あなたの常識に脱帽。もしくはQちゃんの心を読みすぎてて怖いかも。



「ふとんゲーム」たったの6ページの作品。ちょっとひねりがたりないかな。



「兄としてがんばらなくっちゃ」は・・・最後、これでオチてるんでしょうか? 欄外のあおりどおり、ここは、ドロンパに注目するのが正しい読み方なんでしょうね。




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そろそろオバQのコミックス、文庫版でいいから、出してくれないものだろうか。


■ ドラえもん (藤子・F・不二雄)



「キングコングだぞ」、「パパもあまえんぼ」の2話を収録。どっちも、コミックスで読めますよね?
「パパ~」の最後の1コマが最高にいいですね。あえて、ドラえもんは後頭部だけってところが、非常にいいです。ドラえもんがあまり活躍しない話は、感動の名作が多い、っていう法則があるかと思いますが、それに通じるところがあります。アニメも大山さんがしゃべらないときは(以下省略)




■ パーマン (藤子・F・不二雄)



「はじめましてパー子です」で、パー子が初登場。パー子と呼ばれて、怒ってますね。そうだったのかぁ。



「水爆とお月さま」。そういう時代の作品ですか。2話とも、ずっと古い時代の作品で、時速91キロだったりします。



個人的に好きなパーマンは、炭鉱の落盤事故にあう話です。







■ ドラQパーマン (藤子・F・不二雄 & しのだひでお)



もう今の常識ではほとんど信じられないことですが、絵を描いてるのが、F先生じゃない・・・絵が似てればまだ許せるのですが、これはねぇ、ありえないレベルですよ。
ネームはF先生だと言ってるのですが、ほんとかなぁ?


このへん、ひどいなぁ。
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ドラえもんが、タケコプターなしで空を飛んでるよ・・・



こっちにも、みっとない作画ミス。



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左スミは、メガネをかけているので、たしかに、のび太のようですが・・・



そのほかのコマでは、その模様の服を着てるのは、オバQの正ちゃんじゃないですか!?





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■ ゲームセンターあらし (すがやみつる)



どうやら今回のvol.2の目玉は、「ゲームセンターあらし」ということにしたい雰囲気がしているのですが、復刻版も出てるし、あまり貴重さもないし、わざわざ今ごろになってコロコロコミックとして復刻させてもなぁ、ってかんじ。



ただし、今回収録された話は、なかなかドラマチックでいい作品です。コンピューターの誤動作で核ミサイルが発射された・・・2000年問題を思い出させるような展開ですが、あのころは、2000年問題なんて知られてなかったですよね。



なんとなく映画の「ウォーゲーム」も思い出したのですが、この作品とどっちが先なんでしょうか。あらしもトンデモ系ですが、「ウォーゲーム」もトンデモな作品でしたね。



なお、ゲームセンターあらしの新作書下ろしが、秋に発売されるコロコロ伝説に収録されるそうです。じゃ、買うか・・・


■ ミラ・クル・1 (藤子・F・不二雄)



コロコロコミック月刊化を記念して連載スタートした作品だそうで、いろいろと期待がされていたと思われますが・・・正直、あまりぱっとしない作品ですね。けっこう短い期間で終了してますし、単行本が1冊だけ。それもFFランドですか!今はもうほとんど読める可能性ないじゃん。



たくさんある藤子F作品から、少しずついろんな要素を抜き出してきて、シャッフルして、新作にしました、みたいな感じがしてしまいました。数学の用語を借りて表現すれば、線形従属ってかんじ・・・ 独立ベクトルがない。この作品固有のアイデアってのがねぇ、なんだろう。UFO?


■ コミック超伝説 コロコロ熱筆突撃隊 (たかや健二)



「プラコン大作」という作品を描いていた人だそうですが、すみません、そのときはもうコロコロを卒業していて、知りませんでした。



今回のための、スペシャル書き下ろしだそうで、これはこれでなかなか面白いです。
1983年ころの「まんが道」「トキワ荘」的な匂いがぷんぷんしてて興味深いです。



■ あさりちゃん (室山まゆみ)



すごいですねぇ、単行本が今では83巻だそうで。



現在の絵が!!!ぜんぜん違う(笑)。


■ 金メダルマン (勝木一嘉)



結局、付録のコミックスのほうの第1話「金メダル先生」と、本誌に収録された「金メダルまんが家」の2本が、懐かしくてよかったなという感じ。



「金メダルまんが家」では、子供のころ読んでいた懐かしのオバQが、たまたま買ったコロコロコミックに掲載されているのを発見して感激する、というシーンが印象に残っています。



ええ、オトナになってもドラえもんを読んでいるとは、30年前にはまったく想像もしてませんでしたよ。



ところで、やっぱり「金メダルマン」はコミックスになったときにつけられたタイトルで、雑誌掲載当時は、毎回タイトルが職業にあわせて変化してたそうです。



■ アカンベー (方倉陽二)



昔、このマンガ、おもしろいとおもってたんだけどなぁ・・・


■ ザ・ゴリラ (坂丘のぼる)



一時期、この作品と、「ドーベルマン刑事」を混同してました。



似てるといえば似てるけど、やっぱりあんまり似てない。






■ おじゃまユーレイくん (よしかわ進)



エッチ・マンガ。



以上。



懐かしいです。実は好きな作品でした。



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■ ケンカばんばん (のむらしんぼ)



かすかに記憶に残ってるのですが・・・



どうせなら、同じ作者の「とどろけ!一番」のほうを読みたかったです。復刻版が出てたような気がするので、読もうと思えば読める可能性がまだ高いのにたいして、「ケンカばんばん」は単行本化されていないそうなので、この作品選択は、結局は正解・・・なのか?!



「とどろけ!一番」、買っておけばよかった・・・



■ 名たんていカゲマン (山根あおおに)



またしても・・・
昔、このマンガ、おもしろいとおもってたんだけどなぁ・・・
なんですが。



ぱっとみて思うのが、絵が白い。白いなぁ。背景の描きこみ、ほとんどないし。
スクリーントーンも使ってない。と思ってコロコロ伝説を見直してみると、スクリーントーンを使ってない作品、ちらほらありますね。


■ 飛んでけ!エアロ (田仲哲雄)



この作品、知りませんでした。



この漫画家さんは、元パイロットだそうで、かなり異色ですね。


■ 怪奇!口裂け女 (細井雄一)



懐かしいです。でも、今回読んでみて、
昔はもっと怖いと思ったんだけどなぁ・・・と。またしても。



やはり、記憶というのは勝手にどんどん美化されていってしまうものですね。



懐かしい過去の記憶は、掘り起こしたりせずに、そのまま封印したままにしたほうが、いいのかな。




今回、なんで載ってないんだよ~と思った作品。

とどろけ!一番



これから動物園



釣りバカ大将

・・・それと、藤子A先生の作品。怪物くんとか。



A作品は、徹底的に無視ですか?!と思ったら、vol.7に「ビリ犬なんでも商会」が収録されるらしいです。微妙だ・・・


■ 過去記事










2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    私もこのころのコロコロは、毎回熱心に買っていたので、とても懐かしかったのですが、でも時代の変遷でちょっと現在では通用しないというか、ほとんど死に絶えたタイプの漫画が多いのも確かですね。vol.1の『ゴリポン君』とか宮のぶなおの漫画なども、いまは同じようなタイプの作品を見かけないですよね。むしろ、資料的な価値が高いと考えるべきかもしれません。
    ブロガーの方が懐かしがっていらっしゃる『金メダルマン』ですが、今回ほぼ30年弱ぶりくらいに読んでみて、こんなゲイっぽい漫画だったのかと驚きました。かなりホモセクシャルなギャグが連発されていますよね。子ども向けの作品としては、相当な物だと思います。作者がゲイかどうかは無論存じ上げませんが、けっこう狙っていますよね。
    もっとも作者の勝木氏も、その後一線を退いているのは、やはりゲイ路線がうまく行かなかったのも一因でしょうか。
    それではまた。

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  2. コメントありがとうございます。
    金メダルマン=ゲイ・マンガ説。
    言われてはじめて気がつきました。
    たしかに・・・
    筋肉ムキムキな、主人公。
    中性的魅力をウリにしていた沢田研二をキャラにしたと思われる、沢田。
    ワイルドで野生的な魅力(?)の、暴走族の人たち。
    好みのタイプもいろいろそろえられているようです。
    「これは児童マンガであり、そもそも幼少期のころは、男女の性差について明確な違いを確立しておらず・・・」みたいなステレオタイプな評論で結論づけるためには、矛盾が多すぎますね。

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