2008年6月6日金曜日

(FreeBSD) ataraid、gmirrorのRAIDのステータスを毎日チェック

FreeBSDで、ataraidを使ってミラーリングしている(RAID1)ボリュームがあるんですが、ふと気がつけば、ハードディスクドライブが1台、認識されてませんでした。どうやら、ずいぶん長いこと、ドライブ1台だけで動いていたみたいです・・・冷や汗。



おかしいな。だって、

/etc/periodic/daily/405.status-ata-raid

というスクリプトがあって、これで毎日dailyが起動したときに、ataraidのステータスチェックがされるんじゃないの?!と思ったんですが



/etc/defaults/periodic.conf を見てみると・・・



# 405.status-ata_raid
daily_status_ata_raid_enable="NO"                       # Check ATA raid status



と書かれていて、デフォルトではNOになっているわけでして、ataraidのステータスはチェックされてませんでした。



チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに



daily_status_ata_raid_enable="YES"



と書いておく必要があります。



どうして、危険な方の選択肢がデフォルトなのかと、ぶつぶつ文句をいいたくなる気分。





ataraidのほかに、たとえばgmirrorを使っている場合でも、

/etc/periodic/daily/406.status-gmirror

がありますが、これもデフォルトでは、チェックは無効にされています。



同じく、チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに



daily_status_gmirror_enable="YES"



と書いておく必要があります。



これで、rootあてに送られてくるdailyのメールの中に



Checking status of ATA raid partitions:
ar0: ATA RAID1 status: READY subdisks: 0 ad6 ONLINE 1 ad8 ONLINE



というようなものが出力されるようになります。



ataraid、gmirror以外にも/etc/periodic/dailyの下に、いろいろあります。
一度、/etc/default/periodic.confに目を通しておくとよいのではないでしょうか。



ところで、gvinum用のものは見当たらないのですが・・・





それ以外に、たとえば3ware社のATA RAIDカード用のユーティリティが



/usr/ports/sysutils/tw_cli/



にあります。このportsをインストールすると、dailyでステータスチェックするスクリプトがインストールされるのですが、これまた、デフォルトでは無効になっています。



同じく、チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに



daily_status_3ware_raid_enable="YES"



が必要です。





periodicの設定は、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに記述することになっているのですが、私はよく間違えて/etc/rc.confに書いてしまい、「あれ?動かない。どうして?」となることがあります。私だけでしょうか。



最近は、/etc/src.confなんていうファイルも増えていて、/etc/make.confと使い分けるようになっていたりします。/etc/*.conf、/usr/local/etc/*.conf、いろんな設定ファイルがあって、混乱したりしません?



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