2005年7月2日土曜日

ドラえもん DON DONサマースペシャル!!(2005年7月1日放映)

倉田さんがでてたので、今週はドラえもんを見てみました。



今回は1時間に拡大した、スペシャル番組。



7月に入り、第2クール突入。というわけで、ここらで、てこ入れですか?



21世紀版ドラえもんひみつ大百科を100名様にプレゼント。



「キーワードを4つあつめてハガキに書いて送ってね」



・・・えーと、キーワードというからには、単語じゃないとキーワードにならないと思うんですがねぇ。正確にいえば、4文字をあつめて、なわけですが・・・





■ 一生に一度は百点を・・・



コンピューターペンシルが登場。



ペンシルといっても、鉛筆とはちがって、インクジェットプリンタみたいに、インクを噴出して、文字を印字する仕組みになっている、みたいな解説を、むかーし、読んだ記憶があります。方倉陽二の「ドラえもん百科」かな?あ~、もう一度、百科を読みたい。



おっ、復刊ドットコムで、出版社へ交渉が始まってるみたいですね。1年間、放置されているようですが。





■ のろいのカメラ



カメラ系の秘密道具ですね。原作者の藤本先生は、カメラが大好きなんでしょうね。カメラをネタにした作品は、ドラえもん以外でも、SF短編ものに、多数あります。



いったいだれが、なんのために、こんなあぶなっかしい秘密道具を開発して、ドラえもんは、どうやって手に入れたのか、すごく気になります。



今回のアニメ化では、ラストシーンに独自の演出が追加されていて、あれは、なかなかよかったですな。



こどもって、残酷ですね。





■ 天上うらの宇宙戦争



ふむ。スターウォーズにひっかけて、この時期にコレをもってきましたか。



最初の映画スターウォーズが日本で公開されたとき、大変な人気になったわけですが、きっと藤本先生も、あの映画が気に入り、そこからできた作品が、この天上うらの宇宙戦争というわけでしょうね。



漫画原作のR2-D2(とは、もちろんかかれていませんが)は、もろスターウォーズそのまんまだったと記憶していますが、今回のアニメでは、どちらかというと、ドラえもんをモーフィングしたような、びみょ~なデザインになってました。





さてスターウォーズがらみの藤子F不二雄作品としては、SF短編のなかに、「裏町裏通り名画館」というのがあります。こちらは、すご~~~く皮肉がきいた、おもしろい作品になっています。「ものごとを反対の立場からみたらどうなるだろう?」ということからお話をつくっていく手法がありますが、まさに、ストーリーづくりの教科書にもなりそうな作品です。



裏町裏通り名画館は、いくつかの本に収録されていますが、今は、どれが入手しやすいのでしょうかね。私は、たぶん中公文庫とPERFECTシリーズの2つを持っていると思います(実家におきっぱなしで、わかんなくなっちゃいました)。



  • 藤子・F・不二雄SF短篇集 (2) メフィスト惨歌 中公文庫 (中央公論社)


  • 藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (8)  (小学館)










ドラえもんは知ってるけど藤子FのSF短編なんてのは知らないよ、っていうおっきなお友達人は、ぜひSF短編を一度読んでみてください。子供向けではなく、やや大人向けに描かれた、珠玉の作品群が待ってますよ。SFといっても、いわゆるSFではなくて、「SF=すこし・ふしぎ」。この定義では、ドラえもんも「SF」です。読みきりの短編で読みやすいです。いくつか、アニメ化されたものもありますね。



1 件のコメント:

  1. 人気とかならない
    日本でドラえもんと立場を登場すればよかった?

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