2005年7月16日土曜日

(QEMU)-redirのポート番号を変更する

これまで、QEMUの実行のときに、-redirオプションを使って、

START qemu.exe -L . -m 128 -hda freebsd.img
  -enable-audio -localtime
  -redir tcp:10022::22
  -redir tcp:10080::80

としていたので、



  • ゲストOSのSSH(ポート番号22)に接続するときは、ホストOSのポート10022番


  • ゲストOSのHTTP(ポート番号80)に接続するときは、ホストOSのポート10080番


にアクセスするという風にしていましたが、Windows上でWindowsのWebサーバを動かすとか、Windowsでsshデーモンを動かすなんてことは、いや~んなきがしたり、意味ないので、まずしないでしょう。だから、ポート番号を10000番ずらす必要はない気がしてきました。



というわけでポート番号を変えちゃいます。

START qemu.exe -L . -m 128 -hda freebsd.img
  -enable-audio -localtime
  -redir tcp:22::22
  -redir tcp:80::80

これで、



  • ゲストOSのSSH(ポート番号22)に接続するときは、ホストOSのポート22番


  • ゲストOSのHTTP(ポート番号80)に接続するときは、ホストOSのポート80番


となります。すでにWebサーバがWindowsで動いていたりするときは、80番にするのはだめですけどね。でも、やっぱり、このほうがすっきりしていていいですね。



おっと、もしかして、Administrator権限が必要になるのかな?いつもAdministratorsグループのアカウントを使ってるので気にしていませんでしたが。



■ SSHログイン



ポート番号はデフォルトのまま、ふつうにSSHログインできるようになります。ホストOSにSSHログインすると、実はゲストOSにログインしてしまう、ということになります。



teraterm sshの場合、こんな感じ。



ssh22-1



ssh22-2



LANで接続している別のパソコンから、QEMUが動いているWindowsパソコンへSSHログインすれば、ゲストOSのFreeBSD上で動いているApache2にアクセスできます。



■ PukiWikiの設定変更



ポート番号10080で動かしているとき、うまくいかなかったので、pukiwiki.ini.phpにて、URLを指定していましたが、これはコメントアウトしてしまいます。指定しなくても動くようになります。

// Specify PukiWiki URL (default: auto)
//$script = 'http://192.168.0.27:10080/wiki/';

■ Webサーバ(Apache)へのアクセス



URLの「:10080」がいらなくなって、すっきりします。



LANで接続している別のパソコンから、「http://QEMUを実行しているPCのアドレス/」にアクセスすれば、ゲストOSであるFreeBSD上で動いているApache2にアクセスできます。



http80



■ WebDAVの設定変更



Apache2にアクセスするためのポート番号を10080から80に変更するので、WebDAVにアクセスするためのURLも変わってしまいます。



(QEMU)ApacheとWebDAVでファイル共有で解説したのと同じように、ネットワークプレースを作成しなおします。



dav1



dav2



dav3



「マイネットワーク」の中にある、以前作った、ネットワークプレース「127.0.0.1上のdav」(http://127.0.0.1:10080/dav/)は、紛らわしいので削除しておきます。



ところで、この古いネットワークプレースを削除しようとしたら、Windowsが固まってしまいました。Ctrl+Alt+Deleteして、タスクマネージャで、エクスプローラを殺したら、復帰しましたが・・・なんだかなぁ~



0 件のコメント:

コメントを投稿