2008年9月10日水曜日

99

9月9日です。
祝日ではないし、一般家庭では、何かのお祝いをしたりということもなさそうです。
99といえばツクモだ!と思ったんですが、すでに去年、そのネタで書いてました。…そうだったのか。





20080909



じゃあ、少々ひねって

99×99=9801

なので、今となっては過去のものとなってしまったNECのパソコン、PC-9801について…これも過去記事にありましたか。





ま、いいか。





200809092



この上の広告で、「8インチ標準フロッピィディスクユニット PC-9881K」が「320,000円」ってのは、昔のことを知らない人は、桁を間違えていると思うでしょうね。この8インチフロッピーディスクは、容量は、5インチ2HD、3.5インチ2HDと(だいたい)同じで、1.2MBほど。



3.5インチフロッピーディスクドライブは、21世紀の現代でもわずかに生き残っていて、少し前だと、

OEM版のWindowsを買うときに、一緒に買う
(FDDなんて別に欲しくもないけど)

という扱いだったりもしてました。OEM版の存在を知ってたら、パッケージ版のバカ高いWindowsは買う気にはなれません。
ところで、OEM版の場合、何かのハードウェアと一緒に購入するお約束になっていますが、購入したハードウェアは、実は、必ずしもパソコンに装着しておく必要はないそうです。
だからか、「今のパソコンでは絶対に使えない中古の古い64MBメモリ」(ジャンクで100円程度)と一緒に売っているのを見たことがあります。





パソコン雑誌「I/O」1984年8月号の広告から



200809091



このころは、PC-9801は、無印、E、Fの3機種しかなかったようですが、PC-8001から数えて、NECのパソコンすべて合計して100万台となったとのこと。



今の感覚だとあまり実感がないですが、あのころ、「何に使えるのかもよくわかんない、高価な機械」だったものが、100万台も売れてたってのは、実はかなりすごいのかもしれない。





200809093



PC-9801シリーズが日本中をうめつくす時代が到来するのは、まだもうちょっと後のこと。



そして、あんなにたくさんあったのが、あっというまに消え去ってしまうとは…



諸行無常





0 件のコメント:

コメントを投稿