2005年6月10日金曜日

立ってますが、
ビッグコミックオリジナルでしばらく前から連載がはじまった「東京チェックイン」という作品。なんか心があったかくなるいい作品だな、と思っていたので、先日、おなじ作者のコミックス、「岳」第1巻も買ってきた。

この「岳」、『楽しく泣ける』というアオリがついてて、泣けるマンガかぁ・・・うん、いいよねぇ、っていう気もして選んだわけですが・・・

   あ、第1話(第0歩)、以前、雑誌で読んだ記憶が、かすかにある

ストレートな表現で泣かすというだけではなくて、「まあそうなるんだよね(フフ思ったとおりだよ)」と思いながら読み進んでいき、すっかり気を抜いたところで、急に意表をつかれる1コマ → ジーンと感動 → 目頭が熱くなる、そんなかんじ。

いわば、「感動のひざカックン」をされて泣く、、、、、変な表現だな。

おなじビッグコミックオリジナルで、最近連載が終了した、「PS-羅生門-」も、それと似たかんじがあり、ああ、こういうのがすきなんだな>>自分、と発見。


「岳」の主人公は、山で救助ボランティアをしている。山で事故にあって、助かるひとあり、亡くなるひとあり。かなり悲惨な状況も描写されている。
この作品によって気がつかされたこと。
今の日常生活には、「死」ということに現実感がない。死について考えたくないから、無意識のうちに避けてしまっているのかも。それが、山という舞台で展開するドラマを見ることで、死に対する考え方が変わり、また、人生のあり方についても考え直される。自分の知らない、こういう生活があるんだな、と教えられると同時に、いつしか、そういう生活にあこがれのようなものが芽生えてきたりして・・・

確かに、いいですね、この作品。


P.S.

上記とはぜんぜん関係ないけど、

 うぉ!なんか、すげーうれしー





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